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    2021.05.03

    【大会結果】シレジア2021世界リレー

    5月1日(土)~5月2日(日)、シレジア(ポーランド)にて開催された世界リレーに松本が出場しました。

    大会当日は、冷たい雨が降り、気温11℃と寒い中でのレースとなりました。今大会最初のレースが女子4×400mRからのスタートでした。
    予選は3組行われ、2着+記録上位2チームが決勝に進めます。また、決勝に進めば東京オリンピック出場権が与えられることになっています。当行から出場した松本は2走を務めました。

    1走の小林選手(J.VIC)から3番手でバトンを受け取った松本は、前半から攻めのある走りでインレーンにはいっていき、冷静な走りで前の走者を追っていきます。最後の直線に入り、もう一段階ギアを上げ粘りのある力強い走りで後者を引き離し、前の走者に少しつめる形で3走の川田選手(東大阪大学)にバトンを繋ぎました。その後も順位は変わらず4走の新宅選手(アットホーム)までバトンは繋がり、最後は順位は一つ下がってしまいましたが、前の走者に最後まで喰らいつく走りで3分35秒26の4着でゴールとなりました。

    そして女子4×400mRが終わった2時間20分後に、男女混合4×400mRの2走としても松本は出場しました。1走から池田選手(あすなろ会)、松本、小林選手(J.VIC)、鈴木選手(東洋大学)のオーダーで臨んだ日本チーム。松本はスピードの速い男子選手からバトンを受け取るという難しいバトンパスでしたが、落ち着いてリードをし2番手でバトンを受け取りました。接戦の中での位置取り争いでしたが、前半から積極的な攻めの走りで2番手の位置をキープし、前の走者を追っていきます。ラストのところで抜かれてしまい、3番手でバトンを渡す形となってしまいましたが、今大会2レース目でも全く疲れを見せない走りで最後の最後まで粘り強い走りで次の走者に繋ぎました。その後、3走、4走とバトンは繋がり健闘しましたが、最後は3分18秒76の5着でゴール。決勝進出とはなりませんでしたが、この記録は日本記録を100分の1秒更新し、日本記録が誕生しました!さらに、この種目については上位12カ国に与えられることになっていた2022年ユージーン世界選手権の出場権を獲得致しました。

    温かいご声援ありがとうございました!

    【松本奈菜子 コメント】
     両種目共東京オリンピックの出場権を獲得することができず悔しい結果となりました。女子マイルに関しては、記録も狙っていただけあって残念です。この結果と向き合い、自分の走りや動きを見直してやっていこうと思います。応援ありがとうございました。

    【関連HP】
    シレジア2021世界リレー/公式HP
    シレジア2021世界リレーレポート&コメント/日本陸上競技連盟
     

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