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    青木 りん

    2018.12.21

    皆さんこんにちは!
    福島も本格的な寒さになってきました。
    はらはらと舞う雪を見ていると、なんだか穏やかな気持ちになりますね。ホワイトクリスマスも素敵です!

    19日より強化期間に入り、福島、佐賀、沖縄と、それぞれの地で練習に励んでいます。
    昨年初めて佐賀県を訪れたとき、九州は暖かいはず、と防寒対策を怠り、現地で寒い思いをしたことを覚えています。今年は万全の準備をして、怪我なく合宿を終えたいと思います!

    また、11月末に日本陸上競技連盟より、女子リレーに関する新プロジェクトが発表されました。詳細は公式を見ていただきたいのですが、代表を公募制で選出するという、私たちにとって、世界選手権、オリンピック出場への大きなチャンスとなります。

    2016年リオデジャネイロ五輪では、「出場権を獲得した場合の」日本代表選手として、初めてシニアを含めた代表入りをしました。4×400mR世界ランキング16位までがオリンピックに出場することができ、日本は19位で惜しくも出場権を逃しました。
    世界ランキングを上げるために、日本代表として様々な大会で走りました。千葉さんや青木さんが出された日本記録を更新しなければ、ランキングを上げることは厳しく、監督やチームで話し合ったり、走順を変えたり、必死に記録を狙いました。

    当時の私は高校生で、「日本のトップ選手がこれだけ揃っているなら」と、オリンピック出場を甘くみていました。出場権を逃し、項垂れる先輩方の横で、ようやくオリンピックが現実になりました。今までずっと夢でしかなかったオリンピックに、あと少しで届いたかもしれないのに、当時はみすみすとチャンスを逃してしまいました。


    今回、このようなプロジェクトが発足し、再びオリンピックを狙うチャンスを得ることができました。
    オリンピックは、アスリートの夢ですが、その夢を現実にできるアスリートはほんの一握りだと思います。
    夢を夢のままで終わらせないためにも、このチャンスを全力で掴みにいきたいと思います!

    吉田 真希子

    2018.12.17

    いよいよ今年もあと半月。
    そして平成最後の12月がまもなく終わろうとしています。

    昭和の次は何になるんだろう、と自分なりに予想した元号を一切かすりもせず登場した「平成」
    そんな年に生まれた赤ちゃんももう30歳になっているんですね。

    時代が変わる。
    30年も当たり前のように続いてきたことがある日を境にガラッと変わっていくなんて、人生でもなかなか経験できることではありません。
    これからはまた新たな年号とともに新しい時代を生きていくんだなと思うと、寂しさもありますが、楽しみもあります。

    さて、そんな新たな「元年」に向けた冬季練習も徐々に本格化してきています。
    ようやく雪が降ったばかりで春の気配などは微塵も感じられない気候ですが、来年4月のシーズンインから逆算すればもう20%の冬季練習は終わってしまったことになります。
    残すところあと約15週、週に5日の練習とすると、シーズンインまで残り75回の練習しかありません。

    練習とは「自分を変えていくこと」だと思います。
    自分の筋肉、心肺機能、技術、メンタル、ありとあらゆることを目標に向かって変えていくのが練習だと考えると、あと75回の練習でいったい何をどれだけ変えることができるだろうと思います。

    研究論文などを読むと、だいたい実験は6週から8週のスパンで行われていることが多いです。
    つまり人の身体が変わっていくのはこのくらい時間がかかるんだろうと思います。
    すると今から15週で試せるテーマは2つくらい・・・。

    というようなことを選手の頃はいつも考えながら、冬景色にだまされて(?)春はまだ先と悠長に考えたい気持ちと、時間は確実に過ぎていくという焦燥感を抱えて、冬季練習を過ごしていたような気がします。

    選手たちもたどり着きたい目標へ向かって、変えていく課題を具体的にして、1日1日を丁寧に確実に味わいながら過ごしていってほしいなと思います。

    新たな時代の幕開けとともに私たちも好スタートが切れるようにしっかり準備を重ねていきたいと思います!

    そして今年最後のブログとなりました。
    今年一年も温かい応援をありがとうございました。
    皆さまにとって来年も良い年になりますように☆

    【本日の日本列島】

    IMG_1845.jpg
    先日、会議で東京へ行ったときのこと。
    出発した時の福島(左)は雪景色、50km南の郡山(中央)は雪なし、300km南の東京(右)はまだ秋の空の色でした。
    新幹線移動のわずか1時間半の中での景色の変化に「日本は縦に長いんだ」ということを実感しました。笑

    青木 沙弥佳

    2018.12.14

    日に日に寒さが深まっていますが、福島も先日ついに積雪しました。
    タイヤ交換が10日だったのでギリギリセーフといったところでしょうか…
    聞いたらチーム内では10日に交換した人が多かったようで、流石みんな陸上選手、タイミングを合わせるのが上手なようです。

    さて、ぐっと冷え込んだ先週末、私たちは福島ではなく富山に居ました。
    毎年恒例の、富山市の強化選手を対象とした陸上教室のためです。

    今年は初日雨模様で生憎のお天気かな?と思いましたが、選手たちはお天気なんてなんのその。
    私たちが教えたことに対しても「ハイ!」と気持ちよい返事を返してくれて、一つ一つの動きも精一杯体を使って頑張ってくれました。

    私は大学4年の頃から継続してこの陸上教室に伺っているのですが、最初の頃より、「ポンピュンラン」の極意がすごく普及しているなぁと思います。
    ひとつの技術を教えるときに、「このドリル、やったことある人?」と聞くと、以前は半分くらい手が挙がったのですが、今はほとんどの選手が手を挙げてくれます。
    中学生、高校生の選手は毎年入れ替わりますから、これはひとえに富山の先生方の努力の賜物なのかなぁと思います。
    実際懇親会などでお話しすると、非常に情熱を持って指導に当たられていることが伝わってきて、尊敬の念を感じます。

    富山も、陸上のレベルが年々上がってきています。
    ずっと関わりを持っている身としても嬉しいですし、自分も負けていられない!と気持ちの引き締まる思いです。
    また、教えることは自分の持っているスキルの再確認にもなります。
    言葉にして伝えることで、自分の中でもポイントを整理できるというメリットがあります。
    今回の経験を、今後の練習にしっかり生かして行きたいと思います!


     

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