皆さん、こんにちは!
セミの鳴き声が減り、トンボがグラウンドを飛び交うようになると、夏の終わりと秋の訪れを感じますね。それでもまだまだ汗をかきながら練習に励んでいます!
9月になったとはいえ、脱水や熱中症には気をつけていきたいです。
先週末、とうほう・みんなのスタジアムにてミニ国体が行われました。
7月に行われた福島県選手権では、思うような走りができず、あと少しのところで表彰台を逃しました。繰り上げにより出場権を獲得し臨んだ大会でした。
夏の練習、合宿はこの大会でシーズンベストを出すために励んできました。徐々に自分の身体が変わっていること、走りや動きが改善されていることがわかったとき、自分の気持ちがどんどん上向きになっていることを実感しました。今まで義務のようなものであった減量や練習が、ゲームのような感覚になるのです。
毎日自分がレベルアップして、できることが増えていくことってこんなに楽しいことだったのだなあと改めて感じます。夏前はレベル12だったのが、今はレベル44くらいになったと...思います!少し前のブログで、泥沼でもがく感覚と書きましたが、ようやく抜け出し方を見つけたというところでしょうか。気をぬくとすぐバランスを崩して泥沼にハマるので、今は必死に自分に良い感覚を染みつかせているところです。
ミニ国体は400mでシーズンベストを出すことができました。レベルアップした自分で臨むレースは楽しかったですが、それでもまだ不安が見え隠れするあたり、100%の自信を持って走れてはいないのだと痛感しました。レベルMAXになるのはいつになるのかわかりませんが、自分の中に潜む怠惰に負けずに、コツコツとレベル上げをしていきたいと思います。
また、ラストの直線で私の足を動かしてくれたのは、たくさんの応援の声でした。スタート前、レース中、レース終わり、頼もしく熱いお言葉をかけていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!
あっという間に9月です。
今年はまるで玉手箱を開けてしまったかのようなハイペースで日々進んでいます。。
昨日「富士北麓ワールドトライアル2019」が山梨県で開催されました。
ドーハ世界選手権の出場権を獲得すべく、女子マイルチームも全力を尽くしてきました。
結果は3分31秒66と今季ベストタイムを出したものの、世界の16位に食い込むことはできませんでした。
このレースを実施するにあたって、そしてこのプロジェクトを進めるにあたって、たくさんの方々のサポートをいただいていたので、結果でご恩を返すことができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今年の1月に東京五輪へ向けた女子リレープロジェクトがスタートし、幾度の遠征、合宿を経て、一つひとつ階段を登るように力をつけてきた選手たち。
3分27秒台の記録を持つオーストラリアチームと果敢に勝負するレースを応援しながら、選手たちの確実な成長と思いが伝わってきました。
振り返れば嬉しいことや悲しいこと、楽しいことや苦しいこと、いろんなことがあって、その度にみんなで力を合わせて乗り越えてきました。
その時間、空間、経験の共有がチームの絆を深め、バトンを繋ぐ力を高めてくれたように思います。
今の選手達だけではなくて、女子短距離を支えてきて下さった方々や歴史を作ってきた皆さんの思いもしっかり共有して、来年の五輪に繋いでいきたいです。
ここからはそれぞれのチームに戻り、個々の力を高める期間となります。
志を持って、目指す目標と現状の差を知り、具体的に変わっていくことの積み重ねでしか、目標に到達することはないと思います。
私自身ももっともっと力をつけて、選手たちの夢をアシストできるように精進していきます。
今月は全日本実業団も控えています。
実業団に所属する私たちにとって、シーズン後半の大切な試合です。
1点1点を大切に、チーム一丸となって戦っていきます!
【本日の日本一】
今年はなかなかお目にかかれなかった富士山。
合宿中も大会中もほぼお姿をお見かけしなかったのですが、帰り際のバスからようやく見ることができました。
やっぱり富士山はいいですねー。毎日見ていたいです。