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    田代 優仁

    2020.09.04

    皆さまこんにちは!
    2020年も早いもので9月に入りましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

    最近では、夕方の買い物へと行く時に自転車を漕いでいると、ひんやり涼しい風を肌に感じると共に、コオロギや鈴虫など、秋の虫たちの鳴き声が聞こえてくるようになりました。相変わらず暑い日は続きますが、季節は少しずつ秋へと移り変わっていくんだな…と身体をもって感じます。

    とはいえど、日中は30℃を超える日がまだまだ続きそうです。引き続きの暑さや熱中症への対策、そして寒暖差への対策もそろそろ必要になりそうですね。季節の変わり目に体調を崩すことが無いよう、気を付けていきたいところです。


    前回、初めて書いたブログから1か月半が経ちました。
    その間に、東京選手権や八戸での夏季強化合宿、福島県選手権といった大会や活動があり、入行以来最も忙しく、とても充実した期間を過ごしました。
    思えば、自分が入行してから約3ヶ月もの間、コロナウイルスの影響により大会がキャンセルされたり、活動が制限を受けたりしました。

    こうした異常な状況を経験した今、ユニフォームを着て大会に出場できること、スパイクを履いてハードな練習ができること…当たり前の競技生活を過ごせることが、とても幸せなことなのだと感じています。
    この先どのように状況が変わるかは分かりませんが、この期間で感じた様々な思いは、今後も胸に刻み続けていきたいです。
     

    さて、今回は先々月に行われた東京選手権に参加し、そこで感じた事について語ろうと思います。
    私にとって約半年ぶりのビッグゲームとなった東京選手権では、いい結果を残すことができせませんでした。試合当日は気合十分で挑みましたが、緊張と高揚感を上手にコントロールできず、レース前からすっかり落ち着きを失ってしまいました。

    後日、冷静に当日のことを振り返ってみると、自分の感情をコントロールするための行動ができていなかったことに気づきました。私は普段から冷静な人間ではなく、感情のコントロールも得意な方ではありません。

    それでも、セルフトークをする、練習ノートを見返す、呼吸を整える…など、冷静さを欠いた状況でも行動できたことはあったはずでした。

    自分を見失いそうになった時に、自分なりの対策法を持ち、それを実践して落ち着くことができるか…一見当然のこととは思われますが、これをできるか否かによって、結果や競技パフォーマンスに差が出てくることに改めて気づかされました。

    もう一度自分なりの対策法を確立し、プレッシャーを感じる場面でも、上手に自分を落ち着かせられるようになりたいものです。

    この9月は全日本実業団や日本選手権といった大きな大会が開かれるなど、陸上シーズンも真っ盛りとなります!その中でも決して自分を見失なわず、今できることを集中して励んでいきたいです。
     

    吉田 真希子

    2020.08.31

    暑い。
    本当に暑い。
    夏ってこんなに暑かったのかな。
    ○○℃って体温超えてるじゃないか。

    と内心つぶやいている今日この頃です。
    皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

    前回のブログ(7月17日)の冒頭は「なかなか梅雨が明けません」でした。
    梅雨が明けてからというもの、身の危険を感じるほどの灼熱地獄が続いています。
    季節って1ヶ月も経つと全然変わるものですね。
    ようやく今日は久々の雨でほっと息継ぎした気分です。

    さて、陸上界も徐々に様々な競技会が開催されるようになってきました。
    先日は新国立競技場で初めての陸上大会「セイコーゴールデングランプリ」が行われ、選手たちとともにようやく新国立競技場の地に足を踏み入れることができました。

    国立といえば私にとって陸上の聖地。
    高校1年生で初めて走った時はドキドキしたものです。
    以来、インカレや日本選手権で勝ったり負けたりと思い出深いレースを数多く駆け抜けてきました。

    新しくなった国立競技場はその思い出のシーンを回想することができないくらい様変わりしていましたが、逆にまるで新しい世界に飛び込んだような新鮮な感動がありました。

    来年、この競技場でどんなパフォーマンスが繰り広げられるんだろう、そして、どんな感動を味わうことができるんだろうと、沸々とエネルギーが湧いてきました。
    モヤモヤした日々が続いていましたが、ようやくスタートを切れた気がします。

    そんなパワーを授けてくれる国立競技場はやはり「聖地」なのでしょう。

    コロナ禍の今は、大会を実施するにあたっても、スタッフ・選手・審判ともに1週間前から健康観察とその報告、当日も検温と消毒を徹底して行い、大会が終わっても2週間の健康観察を行うなど、様々な感染予防策を講じる必要があります。
    大会を運営する側の皆さんのご苦労たるや相当なものだと思います。

    大会が開催されることが当たり前ではなくなっている今、選手たちの「この瞬間」に懸ける気持ちとこの場を提供していただいている感謝の思いが試合を見ていて伝わってきます。
    出場した東邦銀行の選手たちの心にも何らかの火が灯ったのではないでしょうか。
    やっぱり国立はいろんなことを教えてくれますね。

    様々な価値観が交錯する今、いろんな正解があるのだろうと思います。
    でもその答え合わせは、ずいぶん先になるのではないでしょうか。
    お互いを尊重し合いつつ、思いやりと温かさのある正解を導き出していきたいですね。

    先の見えない今だからこそ、限られた機会、時間、空間を大切にして、2020年を作っていこうと思います。

    【本日の聖地】
    20831.jpg

    来年、感動をこの場所で。
     

    青木 沙弥佳

    2020.08.28

    毎日毎日うだるような暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
    連日、日中は35℃前後で、夕方になって30℃くらいになると「涼しいな」と思うようにさえなりました。
    慣れってすごいですね…
    ただ慢心はすることなく、常に熱中症のリスクには気を付けながら練習していかなければなりません。
    この夏を無事に乗り切れるよう、もうひと頑張りです。

    さて、今日はテレビを見ていたら、首相が辞任される意向、とのニュースが。
    8年もの間国のトップとしてあり続けるのはさぞかし大変なことだっただろうなぁと思います。
    惰性で続けられるようなお仕事ではありませんから…
    長く続けることって本当に大変だなぁと、しみじみ思います。

    陸上競技も、長く続けるという事はそれだけ経験を重ねるということで…
    成功体験も、失敗体験も積み重ねる中で、どの選択が正しいか見極める能力も試されます。
    困難に突き当たったときに、選択肢が多くて助かることもありますが、選択肢が多すぎて選べないことだってあります。
    けれど一つ言えるのは、何かを選択しなければそこで立ち止まったままで、何かを選択すれば、それがたとえ失敗だったとしても、何かが変わるということです。
    最近は辺に先読みしすぎて失敗を恐れてしまっているな、と思う場面も多々あるので…
    なんにせよ、まずは一歩踏み出してみなければ、ですよね。

    そもそもが今年、このコロナ禍の中で競技をしていくということが、この20年ほどの陸上人生の中で初めてな訳で、そして誰にとっても初めての経験でしょうから、未知でしかありません。
    だからこそ迷って立ち止まるよりは、進んで違う景色を見て行きたいなぁと思います。

    この先いよいよ秋のシーズンに突入し、全日本実業団や日本選手権を迎えることとなります。
    今シーズン、この状況下ではありますが、やれることはやり尽くして、後悔のないようにしたいと思います!

     

     

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