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    選手ブログ [青木 りん]

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    2020.01.27

    皆さんこんにちは!
    昨日空を見上げたら、飛行機雲が一直線に伸びていました。飛行機雲がなかなか消えずに空に残るのは、上空の大気の水蒸気が多いことを示していて、天気が下り坂になるサインだそうです。今週は久しぶりに雪が積もるかもしれません!対策をしっかりしたいと思います。


    先日、福島大学トラッククラブの餅つきがありました。
    私たちが練習している傍ら、トラッククラブのお父さんお母さんたちがせっせと準備してくださり、練習がひと段落してから私たちもつきたてのお餅をいただきました。あんこ餅、きなこ餅、磯辺餅、お雑煮など、どれも練習で疲れた身体に沁み渡る美味しさでした。周りを見渡すと子どもたちから大学生、大人まで、お餅を伸びーっとさせながら笑顔が溢れています。しかも見上げればとびきりの青空ですので、数倍美味しく感じました。大変美味しくいただきました!ごちそうさまでした。


    幼い頃、そういった「大人が準備して子どもは楽しむ」といった行事が、クラブチームや地区の集まりでよくありました。子どもはその日をわくわく楽しみにしていたし、当日はそれはもう最初から最後まで声が枯れるのではくらいにわーきゃー笑っていましたが、こうして子どもといえない年齢になって初めて気づくことがありました。
    それは、無邪気に笑う姿は見る人も元気にさせるのだということです。
    言うなれば、子どもは全力で楽しむことが仕事といったところでしょうか。元気な笑い声や笑顔は、周りを明るい気持ちにしてくれます。餅つきだけでなく、花見や芋煮会など、トラッククラブは季節の行事を大切に楽しんでいる印象があります。私たちは食事をいただくだけでなく、子どもたちから元気なエネルギーをもらっているのだなと今回改めて感じました。


    トラッククラブの皆さんからいただいた元気パワーで、明日からの練習も寒さに負けず頑張っていきたいです!

    皆さんこんにちは!
    私たちは現在、佐賀県伊万里市にて冬季合宿の真っ最中です。福島に比べると、日中は暖かく、良い気候で練習が積めています。きらめく汗は、街のイルミネーションにも負けていません!笑


    さて本日の練習で、思わず笑ってしまったことがありました。
    メニューがコーチから発表され、さあ今からアップを始めようとしたその時、
    「ひ〜とりじゃな〜い、ひ〜とりじゃな〜い、ひ〜とりじゃな〜〜いから〜、未来へかける〜〜♩」
    と、ゆずの『かける』が流れてきました。(高校生の練習のBGMだったみたいです)
    思わずその場にいた小野さんと松本さんと、顔を見合わせて笑ってしまいました。
    そうだね、一人じゃないね。と、
    練習で走るのは一人ですが、決して独りではなく、みんなで乗り越えられるね。と、今の気持ちにぴったりすぎて、そして背中を押してもらえるような、ばっちりの選曲に、頑張ろう!という気持ちがむくむくと湧いてきました。一人じゃないと思うと、どんな練習でも頑張れる気がしたのです。

    ホテルに戻って、『かける』の歌詞を調べて聴いてみたのですが、きちんと知るとなおグッとくる歌詞が多く、何度も繰り返し聴いてしまいました。
    おそらく選手として頑張っているもしくは頑張っていた人なら誰でも心当たりがあるフレーズや、共感する部分が多々あると思います。この機会に、皆さんにもぜひ聴いてみていただきたいです。

    合宿も折り返しに入り、終われば一気に年末年始です。
    今年一年も、多くの方々に支えられ、走り続けてこれました。
    たくさんの感謝の気持ちを、2020年は結果でお返しできるよう頑張ります!


    皆さんこんにちは!
    冬季練習がスタートして、一週間が経ちました。最近のYahoo!の検索履歴が、「筋肉痛 治し方」「疲労回復を早める方法」「福島市 雪予想」などになっています。
    効果的な方法をご存知の方いらしましたら、ぜひ教えてください!

    少し時間が空きましたが、10月27日の日本選手権リレーをもって、今シーズンは終了しました。先に結果を申し上げますと、マイルリレーは1走の私がバトンを落として、組6着という結果に終わりました。謝ることと、泣くことしかできなかったシーズンラストレースでした。少し経った今だからこそ、あの時をきちんと振り返れます。


    中学の時からリレーのメンバーとして何度もレースを走ってきましたが、バトンを落としたのは初めてでした。
    残り30m、武石さんが見える、後ろから足音が聞こえる、前と少しでも差を詰めなきゃ、渡すだけ、もうあとは渡すだけ、武石さんに、。
    の後は、よく覚えていません。武石さんがこっちを見ていて、でも自分の手にも武石さんの手にもバトンはなくて、周りの音は聞こえず、頭が真っ白でした。
    「りん!バトン! りんがとって!」と、武石さんに言われてようやく、バトンを落としたことに気がつきました。後ろに転がるバトンを、よくわからない体勢でとって、武石さんに渡したとき、もう先頭は最初のコーナーを抜けていくところでした。レーンの外側に出て、ただ呆然と、これは夢なのではないかと立ち尽くしていました。武石さんが走り終えて、青木さんが走り終えて、松本さんを応援しているのに、お二人のもとに行くことができませんでした。松本さんが1人抜かしてゴールしてくださって、失格ではなく一応タイムが残って、しかし当たり前ですが決勝には進めず、あの日はレース後もずっと、泣くことしかできませんでした。
     

    「こんなことがあって、もう二度とないよう頑張ろうと思いました」という美談?のつもりでここに書いたわけではありません。
    そのときは「この経験は忘れない」と思うことでも、忘れるのが人間だと思います。今回は自分への戒めの気持ちで書きました。色々思い出しながら文字に起こすと、今でも胸のあたりがぎゅうとなります。思い出したくもないレースですが、思い出していかなければならないレースです。
    それから、あの日は武石さん青木さん松本さんに、謝ることしかできませんでしたが、失格にならないようにバトンの受け渡しを指示してくださった武石さん、レース後ベソベソ泣く私にやさしく喝を入れてくださった青木さん、最後まで諦めずに走ってくださった松本さんに、本当は感謝の気持ちを伝えたかったです。


    シーズンが終わって、正直今シーズンは特に悔しいこと、投げ出したくなることがたくさんあって、おそらく21年間生きていて最も、目を瞑ってもなかなか寝付けなかった一年だったと思います。自身を変えるか、身を置く環境を変えるか、ぐるぐるぐるぐる堂々巡りしてばかりで、頭の中は雑念でいっぱいでした。
    ただ、実業団としてやっている以上、結果はずっと求められます。結果も残せていない私がここでどれだけ語っても、説得力はあまりないのだろうなと思います。「ぐだぐだ言ってないでとっとと練習しろ」という声が聞こえてきそうですが、仰る通りです。


    ここまで長々と書いて締める言葉も見つかっていないのですが、今私が思っているのは、明日の練習も頑張ろうということです。結局は練習しないと強くもなれないし結果も残せないので、今わかっていることは冬季練習を一生懸命やるべきだということなのです。
    なんだか上手くまとめられないブログになってしまいましたが、筋肉痛治して、疲労回復早めて、(雪はまだ降らずに済みそうだし、)明日の練習もがんばるぞー。おー!

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