選手ブログ

更新履歴

    バックナンバー

    選手ブログ [青木 りん]

    一覧

    2022.06.03


    皆さん、こんにちは!
    初夏を彷彿させるような爽やかな風が、競技場にも舞い込んできています。青々と生い茂る植物を見ると、心も晴れやかな気持ちになりますね。

    6月に入り、いよいよ日本選手権まで残り1週間を切りました。今年は3年ぶりに出場権を得て、大会に出場することができます。気持ちの高まりを感じつつも、やるべきことを消化しながら練習に取り組んでいる現状です。
    私はもともと、本番の方が力を発揮できるタイプだと自身では思っています。本番ならではのアドレナリンや、速い人たちと走るレース感覚で、自分の持っている力の120%を出せると思いながら、本番のレースに臨んでいました。本番でいつも以上の力を出せるはず、と思うこと自体は悪くないことだと思うのですが、最近はそれに甘えてしまっていたようにも感じます。

    練習で70%の出来でしかできなくても、本番で120%になるから大丈夫、だっていつも本番の方が走れるのだから、と、70%の出来に安堵さえしていました。
    決して一生懸命走っていないというわけではなく、走っているけれどなんとなく感覚が良くない、本番の速く走れていた感じに比べると何かが足りないといった、ずっとパズルのピースがハマらないような走りが続いていました。

    それでも、ひとつひとつコーチに手伝っていただきながら紐解いて、練習から100%の出来になるよう今努力しています。1日でも感覚は変わるもので、水曜日にはもやもやしていた動きが、木曜日には良い動きに変わってくれると、しっかり身についた練習ができたと思えます。70%の出来の練習は、身についたというよりもただやったという事実だけの練習でした。それで本番120%で走れると、本気で信じていたものですから、今思い返せば恥ずかしいくらいです。「本番力」をあげるために、「練習力」をあげて、日本選手権という最高の舞台に臨んでいきたいです。


    川本先生が最後に録音されたボイシーには、「(今日は)これから出雲陸上に松本と青木が出ます。頑張ってくれると嬉しいなあ。選手たちの頑張りが一番ですよ。」という言葉が残されています。最期まで選手を思い続けてくださった川本先生のもとへ、私たちの頑張りが届くよう、しっかり走ってきます!上から見ていてくださると信じています。

    今年は大阪・長居での日本選手権開催となります。
    有観客で行われる他に、ライブ配信やテレビ中継もありますので、現地や画面の前で応援いただけるとありがたいです!応援よろしくお願いいたします!

    2022.05.09


    皆さん、こんにちは!
    ゴールデンウィークも終わり、暖かな太陽とともにいつもの日常が帰ってきました。私たち陸上部のこの時期は、連戦となるので遠征が続き、移動距離だけみるとかなりゴールデンウィークをエンジョイしていたようにみえます。遠路はるばる応援に来ていただいた皆様、ありがとうございました!

    シーズンインしてから毎週のように各地でレースを走りましたが、この土日は久しぶりに両日大学で練習となりました。新潟、出雲、木南、静岡国際と大会が続く中で、徐々に走る感覚も良くなってきています。
    練習はもちろんとても大切なのですが、大会でしか感じることのできないこともあります。それは緊張感であったり、高揚感であったり、8人で走るなかでの競り合いであったりと、大会でしか得られないこと、大会でしかわからないことです。これらは間が空くと忘れやすく、久しぶりに大会に出ると、また「あぁ、大会ってこんな感じだったな」というシーズン初戦のような気持ちになってしまいます。連戦は大変ですが、こうした大会で得たものをすぐにまた別の大会で実感でき、自分の中に落とし込んでいけるのはありがたく、前回のレースの反省をすぐにレースで挑戦することもできます。大会が続くことを心身の疲労に繋がると捉えるのではなく、心身の更新に繋げられると捉えることができたのは、この年にしてようやく気づいたことでした。


    また、昨日はセイコーゴールデングランプリが国立競技場で行われていました。
    家にテレビがないのでYouTubeでフィールド競技を視聴していましたが、トラック競技とはまた違う独特の雰囲気があり、普段自分がやらない種目だからこそ楽しんで見ることができました。こうした自分が出場しない大会でも、今はライブ中継などがあるため、大会や選手をより近くで感じることができ、自身のモチベーションを維持することにも繋がります。規模は違えど、私は私が戦う場でしっかり結果を残していきたいと強く感じました。


    週末には東日本実業団が山形で行われます。
    4月にたくさんレースを走ったおかげで、まだ大会の感覚や調子の良い感じがしっかり心身に残っています。今のタイムでは日本選手権では通用しないので、東日本実業団でタイムを狙い、自信を持って臨めるようにしたいです!
    また、チームのみんなで戦える大会でもあるので、チームの雰囲気も盛り上げていきたいと思います!
    応援よろしくお願いします!

    2022.04.15


    皆さん、こんにちは!
    春真っ盛り!かと思えば、初夏のような日差しを感じたり、はたまた日によって15℃近くまで気温差が出たりと、なんだか天候に振り回される日々が続いています。天候によって練習に必要なものも変わってくるので、天気予報をしっかりチェックして、どんな天候にも対応できるようにしていきたいです。


    先週の土曜日、新潟で行われた2022HOKURIKUスタートアップ競技会にてシーズンインしました。4月上旬の新潟とは思えないくらいの暖かさに加え、競技場のタータンも新しく張り替えられたばかりだそうで、前日練習からとても走りやすいと思いながらレースに臨みました。
    結果は56″58と目標としていたタイムには届きませんでしたが、久しぶりの試合を楽しむという目的は果たせたと感じます。前日の練習や食事、当日のアップから招集、レースに至るまで、そしてレースを終えて振り返りまで、ひとつひとつが「あぁ、これが大会だった」と思い出し、気持ちが上がるのがわかりました。練習ももちろん集中して行いますが、それとはまた違った集中力、緊張感を味わえるのは、大会ならではだなと改めて思いました。ここからどんどんタイムを上げていき、しっかり上のステージで戦えるようにしていきたいです。

    今シーズンは、昨シーズンは出場できなかった、木南記念や静岡国際、日本選手権に出場することができます。それは、オレゴン世界選手権出場への道にも繋がっています。正直なところ、私の今の実力で世界選手権に出場することは現実的ではありません。それでも、国内でのレベルの高い大会に出場して、トップレベルの選手たちと走ることで、自分の可能性は見出せると思っています。そう考えると、今からとても楽しみでわくわくするのです!

    浮き立つ気持ちもありますが、浮ついて油断するのではなく、やってきたことやできるようになったことに自信を持って、シーズンを駆け抜けていきたいです。
    東邦銀行6年目となる今シーズンも、応援よろしくお願いいたします!

    • 大会日程・結果
    • 活動レポート
    • 選手ブログ