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    選手ブログ [青木 りん]

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    皆さん、こんにちは!
    まずは先日の福島沖による地震で被害に遭われた地域の皆様へお見舞い申し上げます。私たちはちょうどその日より強化合宿が始まっており、福島を離れているときの一報でした。ニュースを見る限りでは、私たちが普段通っている道や利用している電車、建物などにも被害が及んでおり、ただただ皆さまの無事を祈るばかりでした。引き続き余震や二次災害への注意し、一日も早く穏やかな日常が戻ることを願っております。
    福島での地震と聞き、心配の連絡をくれた地元の友人たちには、改めてありがたさを感じます。優しい友人に恵まれたことに感謝します。


    冬季最後の強化合宿は、石垣島に来ております。最高気温が25℃前後、最低気温でも20℃前後はあるため、シーズンを思い出す気候の中練習ができています。おそらく春先のレースはこのようなコンディションのレースも多いと思うので、福島に帰るまでにしっかりとレースを想定した練習を積んでいきたいと思います。
    3月も下旬に差しかかり、4月の初戦、大会日程も決定してきています。今年の冬季の始めに、「自分にズルくなりたくない」という題のブログを書きましたが、あれからもう4ヶ月ほど経ったということに驚くほど、今年の冬季はあっという間でした。4ヶ月前、そのように宣言したからこそ、練習がキツくて投げ出しそうなときも、いや、頑張るんだ!と強い気持ちを持って練習を乗り越えることができました。そして何より、チームの皆んなで励まし合いながら取り組めたことで、身体も絆も強くなったように感じます。(チームが全体的にムキッとしたようにも感じます...笑)
    本格的なウエイトで、これまでの人生の中で一番筋肉がついた状態になっているので、このせっかく身につけた筋肉を走りに活かし、パワーアップした走りをお見せしたいです!

    世界室内陸上などを見ると、代表選手はしっかり体を仕上げてきています。私も徐々に気持ちを高めて、来たる本番に向けた体づくり、心づくりをしていきます!

    2022.02.25


    皆さん、こんにちは!
    11月から始まった冬季練習も、気づけば残りあとわずかとなっています。私たちは強化合宿、強化期間を終え、充実した状態で3月を迎えられそうです。毎日頭をフル回転させながら、練習の意図を理解し、自分に落とし込んでいく過程は、疲労もしますがとても楽しいです。シーズンに向けて、最後の追い込みを頑張っていきます!

    この「楽しい」と思える気持ちの背景には、練習が継続してできている身体が必要だと感じます。昨年の冬季は、始まりに怪我をしてしまい、いきなりチームから遅れをとる形になってしまいました。みんなと同じ練習ができない焦りや疎外感は、冬季練習のモチベーションをマイナスにしていたことは確かです。その中でもしっかりとした復帰メニューを考えてくださったコーチや、私が暗くならないように声をかけてくださった先輩方のおかげで、昨年は遅れをとりながらも最後にはチームに合流し、急いで仕上げることはできましたが、やはり最初から練習ができていたら...という後悔がありました。


    今年の冬季はここまで、大きな怪我や離脱することなく練習ができています。私は、「大雑把と面倒くさがりを鍋で煮詰めたら完成しました」と言っても過言でないような人間なので、今まで練習前後のコンディショニングはなんとなく毎日同じことをしたり、なあなあに済ませてしまうことがありました。毎日違う練習をしているので、疲労する部位や体調は異なるはずなのにも関わらず、「練習」をすることでいっぱいいっぱいになってしまうのです。
    昨年の冬季のこともあり、身体のことを気遣うようになった自身の多少の意識の変化はあります。しかし根本のところはなかなか変えられないもので、「家に帰って寝る方が優先」と、練習で糖を使って空っぽになった頭は思いがちです。もちろん睡眠も大切なのですが、身体がバキバキの状態で寝ても、疲れはあまりとれません。また、怪我のリスクも高まります。
    そんな私の身体だけでなく、根本の考え方も変えようとしてくださるのが、東邦銀行のトレーナーさんです。練習前後、練習中でも、「気になるところはないですか?」と声をかけてくださり、一度でも気になる箇所を伝えれば定期的に「その後の調子はどうですか?」と聞いてくださいます。良い意味で、放っておいてはくれません。
    トレーナーさんに身体の様子を言語化して伝えることで、自分でも気づかなかったことに気づけたり、身体の仕組みを知ることができたり、そして何より疲労や違和感をその日のうちに小さくできるようになりました。少し違和感があっても以前なら、楽観的に考えて練習を続け、結果無理をして怪我に繋がるサイクルになっていましたが、少しの違和感でも伝え、その後も気にかけてくださるおかげで、私自身も自分の身体に対して繊細になることができました。私の鍋に頑固にこびりついた大雑把さと面倒くさがりさを、少しずつ一緒に取る手助けをしてくださいます。今年の冬季は、トレーナーさんとも一緒に頑張った冬季になっていると感じます。


    トレーナーさんという存在を、上手く「活用」していくことと、練習を「楽しく」継続していくことは密接な関係にあることに改めて気づいたとき、今までの私の陸上生活はトレーナーさん任せになりすぎていたことがあったと反省もしました。活用というよりは丸投げに近かったかもしれないです。
    できることが増える喜びをこれからも感じ、楽しく陸上を続けていくためにも、トレーナーさんと二人三脚で身体のことを大切にしていこうと思います。

    2022.01.28


    皆さん、こんにちは!
    年が明けて、気持ち新たにとなっているところ、相次ぐ新型コロナウィルス感染拡大のニュースに不安が募ります。いつ誰が罹るか分からない状況です。引き続き対策を徹底していきたいです。


    年末年始の束の間の休日も終わり、朝電車に揺られながら会社に向かう日々が再開しました。社会人や学生が多く乗る朝の時間帯は、少し周りを見渡すと、この電車に乗る時間を上手く活用している人が多いなと感じます。
    おそらくテスト期間であろう学生さんは、赤シートを片手に勉強していたり、シートに腰を下ろした人は、文庫本や新聞を鞄から取り出して読んでいたり、かと思えば、窓にもたれながら夢うつつの人もいたりと、各々が工夫しながらこの限られた時間を過ごしているのがわかります。
    かくいう私はもっぱらスマホをチェックする時間に充てているのですが、パッと返信したり、ニュースや天気をチェックしたりと、時間が無限にあるとついつい後回しにしてしまうようなことがこの隙間時間だからこそできます。
    最近は時間が足りなくて、1日がせめて27時間くらいあったらと考えることがあるのですが、こうした隙間時間は、1日の中でも意外と見つけられるのかなと思います。また、そうした隙間時間でも終えられる小タスクを終わらせておくだけで、気持ちも幾分楽になります。限られている時間だからこそ、集中もしやすく、面倒だと感じる前に終えられる気がします。
    以前まで、私はどうしても面倒なことを後回しにして、やりたいことに時間を使うよりも、やらなければいけないことに追われる時間の使い方になってしまっていました。そうではなく、やりたいことをするために、やらなければならないこともしっかりやった方が、後ろめたい気持ちがなくできることに気がつきました。全員に平等に与えられた24時間という時間の中で、隙間時間を有効に活用して、めいっぱい陸上に打ち込める冬にしていきたいです。

    電車が駅に着けば、皆、本やスマホを閉じて朝の町に繰り出して行きます。限られた時間だけ集中していたからこそ、あのピンっとした空気が出せるのかなと、私も温かい車内を後にしながら思います。電車に同乗した皆さんに、勝手に、皆んなで一日頑張りましょう!という気持ちを抱きながら、私も毎日を頑張っていきます。


    2022年は寅年で、実は年女です!
    虎のようにたくましく力強い人になっていきたいです。本年もよろしくお願い致します。

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