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    選手ブログ [青木 りん]

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    2021.12.27


    皆さん、こんにちは!
    1週間、雪が降り積り始めた福島から避難するように、暖かい沖縄の地で練習を積んできました。冬季が始まってから1ヶ月半ほどやってきたことを、暖かく動きやすい場所で練習し、どれだけ身についたかを確認する1週間を過ごしました。知らず知らずのうちにかなり体力がついたように感じます!良い感覚で冬季を過ごせているので、このまま怪我なく乗り越えていきたいです。

    また、合宿の後半戦に差し掛かる日は、クリスマスでした!思えばここ何年かはずっとクリスマスは合宿の最中で、食事のメニューが華やかな仕様になっているのを見て、「ああそういえば」と思い出すような日になっています。今回の合宿でも、毎年お世話になっている沖縄のホテルの皆さんが、素敵な食事、デザート、そしてメッセージを用意してくださり、心温まる夜となりました。私がこのチームに加入するずっと前から付き合いが続いていると聞き、これもまたひとつの絆やご縁なのだなぁと感じます。沖縄は気候だけでなく、人柄も温厚な人が多く、こうした温かさに触れるたびに、結果を出して喜んでほしいと思う気持ちが強くなります。今回の合宿も、そのような気持ちを持って帰路につきました。


    さらに話は変わりますが、昨日はフィギュア男子の全日本選手権でしたね!ライブで演技を観ていましたが、素人目で観ても、優勝された羽生結弦選手の演技は圧巻でした。フィギュアスケートのような、美しさと強さを兼ね備える競技は、得点の仕組みや技術などはよくわからないのですが、それでも羽生選手の演技は、格が違いすぎると感じました。陸上競技は、速さを競い、勝敗が誰でもはっきりとわかる競技ですが、演技を魅せる競技は、知識がないと観ていてもよくわからないものとも思っていました。しかし全くそんなことはなく、羽生選手の演技に胸が奮い、しっかり心に伝わるものがありました。観客にこれだけ大きなものを与えるその姿は、アスリートとして見習うべき姿だと感じました。冬季オリンピックでまたその姿を見られることを楽しみにしています。

    今年も残りわずかです。
    昨年の年末年始は卒業論文に追われていましたが(笑)、今年はもう少し穏やかに過ごせそうです。クリスマス、大晦日、年明けと心浮立つイベントが続く中でも、シーズンへの見通しを持って、地に足をついて過ごしていきたいです。
    今年も多くの方に支えられ、振り返れば楽しかったことばかり思い出す一年になりました。来年も、感謝の気持ちを忘れずに精進して参ります。
    1年間ありがとうございました!来年もよろしくお願い致します。


    皆さんこんにちは!
    県内ではもう雪が降ったと聞き、東北の寒さを改めて感じています。これから福島に来て5年目の冬を迎えますが、毎年寒さに驚き、慣れることがなかなかありません。妙にそわそわした気持ちになるのは、世間のクリスマスムードにあてられているのか、はたまた冬季練習のメニューにドキドキしているのか...はわかりませんが、なんとなく楽しい気持ちを持って、冬を迎えていきたいです。


    さて、冬季練習が始まって何日か経ちましたが、やはりシーズンに比べると練習量が増えます。走る距離も増えれば、本数も増え、練習時間も長くなる日が増えます。冬季練習を一度でも経験したことがある人なら共感してもらえるかもしれませんが、足が止まる、呼吸が整わない、もう動けないといった、ネガティブな感情が出やすくなってしまいます。私の場合そんなとき、さらに脳内に、ズルを唆す悪魔がいるのです。「ゴールの手前から力を緩めてもそんなに変わらないよ」「一回くらい回数ごまかせるよ」「誰も見てないしやらなくていいよ」といった、かなり攻撃的でずる賢い悪魔が潜んでいるのです。正直、今までの冬季練習を振り返ってみると、その悪魔の囁きに耳を傾け、手を抜いてしまうことがあったと感じます。自分の弱さを自覚するとともに、後々後悔の念に苛まれるのです。そうした後悔の積み重なりが、シーズンが始まってスタートラインに立った時、顕著に表れてしまうのかと思います。「ここまで努力してきたから大丈夫」という強い気持ちで立ちたいのに、「ここまで努力してきた?」という疑念を投げかけてくる悪魔が再登場するのです。

    今年の冬は、絶対に、自分にズルくなりたくありません。悪魔が何度出てきても、耳を傾けず、打ち勝っていきたいです。そうして、シーズンが始まってからスタートラインに立った時、「ここまで努力したから大丈夫!」と今までの悪魔を見返したいです。

    応援の声は、シーズン中だけでなく、冬季練習中もとってもありがたく、力になります。わがままは承知しておりますが、冬季期間もずっと応援の声をいただけると嬉しいです!よろしくお願いします!

    2021.10.11


    皆さんこんにちは!
    身に纏うものや街中の風景など、すっかり秋の装いになってきました。今年も残り3ヶ月と考えると、時の流れの速さを改めて感じます。今シーズンも残り1ヶ月です!

    まず初めに、皆さんのブログにもありますように、全日本実業団対抗陸上競技選手権への応援、本当にありがとうございました。この大会開催を決定しただけでなく、有観客大会、ライブ配信など、このような状況下で難しい中、少しでも多くの人に大会を観ていただけるよう尽くしてくださった日本実業団陸上競技連合の方々に感謝しています。ありがとうございました。
    個人の400mと800mは、目標としていた順位、タイムに届かず悔しい思いもありますが、個人での入賞は実は初めてで、とても思い出深い大会になりました。少ないながらも点数がとれた喜びと、もっと大きな点数をチームに持って帰りたかったという悔しさを忘れずに、来年また挑みにいきたいと思います!


    また、大会後、多くの方から連絡をいただき、見放さないでいてくれる人の存在を改めて感じました。このような大きな大会でなくても、私の走るレースを気にかけて、応援してくださる方々が私の周りにはたくさんいてくださいます。
    以前何かのインタビューで、「陸上をしていて一番嬉しい瞬間は何ですか?」と問われたことがあります。当時は、「表彰台に登るときが一番好きです」と答えた記憶がありますが、今改めて答えを考えると、少し違う気がします。
    表彰台に登るときはもちろん好きですが、それを見て喜んでくれる人がいることが嬉しいと感じるようになりました。私だけが喜ぶのではなく、私のことを気にかけて、応援して、支えてくださる方々が喜んでくれることが、今頑張る理由のひとつになっています。
    そしてそれに縛られているわけでは決してありません。応援がプレッシャーになるのではと懸念される方もいらっしゃいますが、そんなことはなく、頑張ろうと何度でも思わせてくれる源になります。その応援に見合う選手になりたいと思わせてくれます。

    与えてもらうばかりではなく、自分も与え続けられる存在になれるよう、努力していこうと思います。
    今シーズンも残り少ないですが、最後までしっかり走り切りたいです!
    最後まで応援よろしくお願いします!

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