選手ブログ

更新履歴

    バックナンバー

    選手ブログ [青木 りん]

    一覧

    2021.09.06

    皆さんこんにちは!

    もう9月になったと同時に、昨日でパラリンピックも閉幕し、2021年の夏が終わったことを実感します。オリンピックと同じくらい、熱く、感動する夏を国民に魅せてくれたパラリンピックの選手の皆さんに、感謝と尊敬の念を抱きます。
    そして、ご存知の方も多いかと思いますが、佐々木真菜さんがT13女子400mで見事7位入賞!おめでとうございます!!100mのPBから、バースデーラン、さらにSBとなるタイムで7位入賞と、見応えたっぷりの5日間でした。真菜さんのパラのレースをリアルタイムで観戦したことは今までなく、「試合モード」の真菜さんを目にたっぷり焼き付けることができました。スタート前の笑顔から、ゴール後の走り切った表情まで、清々しく、とってもかっこよかったです!インタビューで、胸を張って「楽しかったです!」と話す真菜さんを、こちらが勝手に誇らしく、そしてうらやましく感じたりもしました。早くお会いしていろんな話が聞きたいですね。真菜さん、本当にお疲れ様でした!


    秋に向けて現在、コロナ禍で大会が中止になったり、今後開催が危ぶまれている大会もあり、例年に比べ秋のレースが少ない状況です。特に日本選手権リレーの中止については、昨年出場できなかった分もあり残念な気持ちも大きいですが、連盟や運営もそうした選手の気持ちを汲み取ったうえでの安全確保を優先した判断だと思うので、残念な気持ちの行き先は自分のお腹の中に溜めておくしかありません。
    今後、どのようにまた状況が変化していくかは分かりませんが、私たち選手がすべきことは大会に向けて準備をしていく他ないと思っています。お腹の中に溜まった気持ちをパワーに変えて、少ないチャンスでもしっかり練習の成果を発揮していきたいです。

    オリンピック、パラリンピックは終わりましたが、3年後のパリオリンピックに向けての期間はもう始まっています。与えられたチャンスを一つずつ掴み取って、真菜さんのように堂々と「楽しかったです!」とあの舞台で言いたいです。2021年の夏は終わりましたが、2024年の夏まで、まだまだこれからも応援よろしくお願い致します!

    2021.08.02

    皆さんこんにちは!
    8月に入り、東京オリンピックもますます盛り上がりを見せていますね!無観客は寂しいですが、連日アスリートの活躍が話題を占めていて、オリンピックというもののパワーを感じています。その一方で、新型コロナウィルスの感染者も過去最高を更新し続けています。良い意味でも悪い意味でも、ニュースや速報から目が離せない日が続きそうです。

    普段は陸上競技を見る機会が圧倒的に多いですが、こうしてオリンピックで様々な競技を見ることができるのは、スポーツ好きな私にとっては嬉しい毎日です。勝敗に一喜一憂する楽しみもありますが、試合が始まる前、スタート直前の選手の表情を見ることも楽しいです。そして驚くのが、笑顔の選手がとても多いことです。
    そこに立った者にしかわからない緊張や興奮もあるでしょうが、それ以上に楽しみたい、意気が上がる気持ちなのだろうなと、そこに立ったことがない者からみてうらやましく感じます。
    どんな景色が見えていて、どんな思いで立っているかは、人それぞれだと思います。それでも誰もが、その競技が好きで、一番になりたくて、その場に立っているのだと、真剣な眼差しから感じられます。
    笑顔の裏には、血の滲むような努力が隠れていて、そういった過程を全部含めて、堂々とその場に立つ選手は、誰が見てもとってもかっこいいです。そしてそれは、陸上競技だけでなく、スポーツ全てに共通することです。だからこそ、こうして応援したくなる気持ちが、自然と湧いてくるのだと思います。
    オリンピックはそうした、スポーツ、アスリートの魅力を最大限に引き出してくれる場所だと思います。いちアスリートの立場からオリンピックを観戦して、スポーツの魅力を改めて感じるとともに、こんなアスリートになりたいと何度も思わせてくれる選手がたくさんいらっしゃいました。


    東京オリンピックは今日で折り返しですが、東京オリンピックに出られなかった自分にとっては、次のパリオリンピックへの挑戦がすでに始まっています。3年後、どんな気持ちで、どこに立っているのかはわかりませんが、今抱いた熱い気持ちを忘れずに、日の丸を目指していきたいです。


    私たち東邦銀行陸上競技部も、明日から夏季強化期間に入ります。オリンピックを見て、たくさん心の刺激が入ったので、次は体に刺激を入れていきます!後半シーズンに向けて、皆んなで頑張ります!


    皆さん、こんにちは!

    さっそくですが昨日まで、大阪で日本選手権が行われていました。東邦銀行チームからは3名、福島大学から1名が出場し、2名が入賞という結果でした。日本最高峰の大会に出場するだけでなく、そこでしっかり結果を残すということは決して簡単なことではありません。改めて一緒に練習できることのありがたみを感じました。詳細はぜひ大会結果をご覧ください。

    一方私は出場することができず、昨年同様小さな画面の前でしか日本選手権を感じることはできませんでした。実際の選手たちの熱量や緊張感は、現地でしかわからないものもあります。その空気を肌で感じることは叶わず、出場できないと決定したときから、ずっと目と心が熱かったです。

    それこそ陸上選手にとっての6月は、日本選手権という大きな大会があり、前半シーズンの一番大切な時期だと思うのですが、6月の頭にデンカチャレンジが終わり、次の7月の県選手権まで大会はないとなったとき、「6月のモチベーション」をどうすればいいのかわからなくなりました。反省でもよく、「切り替えて頑張ります」という言葉は用いますが、なかなかすぐに「切り替えて頑張る」ということは難しいのです。心は頑張るつもりでも、体にキレのある動きがでないと、心の頑張りも嘘のように感じてしまいます。

    心も体もぼんやりした6月中旬に、母校が出る南関東総体、それから福島大学が出る東北インカレが行われました。ネットというのは本当に便利なもので、現地には行けなくても結果は速報にすぐ載り、ライブ中継も見ることができました。高校生はもう自分とは被っていない代ですが、やはり母校というだけで特別な思いがあります。また、普段から一緒に練習をしている福島大学の学生さんの応援にも熱が入ります。
    結果は全力を出し切った良い結果もあれば、見ているこっちまで悔しくなるような結果ももちろんありました。
    その中でも、やはりPB(パーソナルベスト・自己新記録)という文字は見ているこちらまで嬉しくなります。「おめでとう!」という言葉を何度でもかけたくなります。ベストパフォーマンスをできるという強さは、勝ち負けとはまた違った強さだと思います。自身の嬉しい結果というものを久しく感じられていないせいで、悔しい結果に感情移入しやすくなってしまっていましたが、誰かの喜んでいる姿を見ると、おめでとうという気持ちと同じくらい、私もそうなりたいと思います。南関東総体と、東北インカレでの後輩たちの頑張りは、私を強くそう思わせてくれました。そしてそう考えると、日本選手権を目指して頑張っていた気持ちと似ているようで少し違う、長期的なモチベーションの維持になることに気がつきました。


    人の頑張りは人を突き動かす理由になったりしますが、他人ではなく、思い入れのある人たちであるほど、自分を突き動かしてくれる理由になります。6月はそうした、自分以外の人の頑張りが、私が頑張る勇気をくれた大切な1ヶ月になったと感じます。
    いつか私の頑張りが、誰かのモチベーションになるよう、自分自身をしっかり追い込んでいきたいです!

    おそらく、7月の県選手権では、日本選手権に出場された先輩や後輩たちと走ることになると思います。勝手に感謝の気持ちを抱きつつ、挑戦者の気持ちで臨んでいきたいです!

    • 大会日程・結果
    • 活動レポート
    • 選手ブログ