2022.11.14
皆様こんにちは!
2022年も残すところ約1ヶ月半となりました。
まだまだ暖かい日も多く、本格的な冬とは言えませんが、少しずつあの寒い冬が近づいてきていると思うと、少しゾッとしてしまいます...。
とはいえ来シーズンに向けての大切な半年間となります。
防寒対策等をしっかりして寒さに負けず、しっかり頑張っていきたいと思います。
また気温も下がり、暖房器具等を使用することが増えてきます。
私の地元ではこの時期になると
「火の用心、マッチ一本火事の元」と拍子木を鳴らしながら町内を回り、注意喚起をしています。
皆様も火の元には十分注意して、寒い冬を乗り越えていきましょう!
さて、皆さんのブログにもあったように2022年シーズンが無事終了致しました。
私のシーズンは決して上手く行ったとは言えないシーズンでした。
調子は良いのに跳べない、記録が出せない非常に歯痒い試合が続きました。
競技人生でこういう状態に陥ったことがなかったので、まるで長いトンネルの中をずっと走っているような感覚でした。
原点に戻って走りを磨いたり、跳び方を大きく変えたりと色々なアプローチをしながら少しずつ良い方向に進んできていると思います。
まだ抜け出し切れたとはいえませんが、ここから始まる約半年間の冬季練習を乗り越えて、自信を持って、胸を張って来シーズンを迎えられるようにしたいと思います。
今シーズンは悪かったことだけではなく、良かったなと思うことがいくつかあります。
一つは、最後まで怪我なく練習を継続出来たことです。
継続は力なりと言いますが、それが今シーズンできたことは良かったことかなと思います。
これからの冬季練習もしっかりと体のメンテナンスをしながら練習を積んでいき、その練習をしっかり記録と結果に結びつけるられるようにしていきたいと思います。
二つ目は、8月に行われた東北総合体育大会にて4×400mリレーをしっかりと走り切れたことです。
7月から跳躍練習を中心に走り込みをあまりしていませんでしたが、400mをしっかりと走り切れたことは自信に繋がりました。
ラップタイムも自己ベストに近いタイムが出て、"自分らしく"ということの大切さを実感したレースとなりました。
この時期は冬季練習に向けて、一度心身共にリフレッシュする期間です。
今シーズンの反省、来シーズンの目標、目標のためにどんな力が必要で、その為にはどんな練習が必要なのかも考えながら過ごしています。
ハードな冬季練習ももうすぐそこまできています。
時間ばかりに置いて行かれないように、しっかりと考えて、意識して毎日を過ごしていきたいと思います。
今シーズンは温かいご声援本当にありがとうございました。
来シーズンはこのブログで皆様に良い報告ができるように、より一層頑張って参りますので、今後ともご声援の程、宜しくお願い致します。
2022.10.14
皆様こんにちは。
前回のブログから1ヶ月が経ち、10月も中旬にさしかかっています。
外を歩いていると、どこからかふわっと香ってくる、金木犀の甘い香りに、秋になったんだなぁと実感させられます。
また、福島の春と秋は短いというのをよく耳にしますが、本当にその通りだなと感じています。
先日雨が降っていて気温がいつもより低かったということもあるのですが、練習中に白い息が出ました。
10月の初めにジェットヒーターを出すほど気温が低くなったりと、秋の到来と同時に冬ももうすぐそこまで来ているのだなと思います。
秋が短いとはいえ、旬の食材や果物を食べたりして、もう少し秋を満喫してから冬を迎えられたらなと思います。
さて、最近の練習はというと、自分の持ち味である助走スピードを殺さず、しっかりといかせるように跳び方を大きく変えているところです。
初めての試みなので、中々一気に上手くなるということはありませんが、日に日に動きに慣れてきて、少しずつ形になってきているなと思います。
その中で、新しく動きや感覚を作っていく際には、感覚とはまた違った自分なりの表現が大切だなと感じています。
例えば踏切後の右腕の上げ方は、高いところにいる人とハイタッチをする様に上げるというイメージでやっています。
同じ局面の話では無いのかもしれませんが、男子走幅跳の世界記録保持者のマイクパウエル選手は、世界記録を出した時はバスケットボールのフリースローラインからダンクシュートをする要領で跳んだと話しています。
人それぞれ表現は違いますが、行きつく動きは同じだと思います。
先日「イメージは具現化する」という言葉をある先生から教えて頂きました。
練習の時は跳躍に入る前に、自分のやりたい動きを頭の中でしっかりイメージできるかで動きが変わって来ます。
最近は練習中だけでなく、気がつけば頭の中で走幅跳をしてしまっています。
技術種目なだけあってこう言ったイメージトレーニングも大切だなと実感しています。
また、最近はYouTube等で国内外の色々な跳躍選手の動画を簡単に見ることが出来ます。
学ぶという言葉は真似る→真似ぶ→学ぶという成り立ちでできたという説もあります。
自分の中で何をどんな表現していけば、自分の走幅跳に落とし込めるのかを色々真似て、学んでいこうと思います。
まだ元々の跳び方の癖が抜けなかったり、思うように体が動かせないことが多々あり、悪戦苦闘の毎日ですが、着実に前には進んできていると思います。
来シーズンに向けて少しでも形に出来るよう、日々の練習はもちろん、イメージトレーニング等を大切にしながら新しい跳び方をマスターできればなと思います。
2022.09.12
皆様こんにちは!
9月も中旬に入り、暑さはまだ続いていますが、陽が落ちてからは過ごしやすい気温になってきました。
一昨日は天気にも恵まれ中秋の名月を綺麗に見ることができました。
広沢さんのブログにも書いてありましたが、お店に並ぶ果物も桃から梨やシャインマスカットに移り変わってきていて、季節の移り変わりを少しずつ感じています。
またこれからの季節は果物だけでなくサツマイモや栗など色々な食材が旬を迎えます。
夏男の私からすると、夏が終わってしまうのが少し寂しい感じもしますが、旬の美味しい食材をたくさん食べて紛らわせようと思います、、。(笑)
さて、少し時間が経ってしまいましたが、先月青森県・青森市にて東北総合体育大会に出場させていただきました。
走幅跳は自分の持ち味を体現できず悔しい結果となりました。
少し考えすぎてこじんまりとまとめてしまい、持ち味の助走のスピードを出しきれなかったことが、記録に繋がらなかった原因かな思います。
また踏切版への感覚のずれも目立つので、スピードがある中でそのずれを修正していきたいと思います。
その後は、急遽福島県選抜の4×400mリレーの2走に起用され、久しぶりの公式戦でのリレーを走らせて頂きました。
400mの練習はもちろん、試合前の1ヶ月間はほとんど走り込みもしていなかったので、正直少しの不安はありましたが、自分以外の3人が頼もしい選手だったので大船に乗ったつもりでレースに臨みました。
結果は3分13秒33で優勝することができました。
個人のラップタイムも自己ベストに近いタイムを出すことが出来ました。
後半はやはり走り込み不足で少し失速してしまいましたが、自分の中でもいい走りが出来たと思います。
レース前に何を意識したかというと、バトンをしっかり繋ぐ!ということくらいで、細かい走りの事はあまり意識していませんでした。
招集前に監督から言われた事は「楽しむ」ということでした。
自分以外のメンバーが頼もしい3人だったため、気負いすることなくリラックスして試合に臨めたということもあると思いますが、考えすぎずに自分らしさをしっかりと出せたことが、良い走りに繋がったのかと思います。
練習すればするほど色々な意識や感覚が湧いてきます。日頃の練習からついついもっといい走りを跳躍を、、と考えすぎてしまうことがあります。
考える、意識するという事はいい事だと思いますが、考えすぎるということもあまり良くないことなんだなと今回の試合を経て感じました。
走幅跳では色々な感覚、知識がある分、考えてしまう節があります。
自分の持ち味、武器をしっかり理解して、体現出来るようにしていきたいと思います。
また、そのためにも日頃の練習で強いところはさらに強く、弱いところは強くしていき、記録につなげられるようにしていきたいと思います!