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    選手ブログ [渡辺 真弓]

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    福島は連日35℃くらいの厳しい残暑が続いていますね。

    みなさん、夏バテせず、元気にお過ごしでしょうか?

     

    私は先日まで、涼しい北海道で合宿をさせていただいていました。

    福島に戻ってきて、あまりの暑さに驚いています。

    夜も寝ているだけで汗だくだくですよね。

     

    北海道では練習に適した気候の中、

    充実した内容の合宿を送ることができました。

    何が充実していたかというと、

    自分が理想とする走りをするための身体の使い方がはっきりとしたことです。

     

    世界陸上の開催期間ということもあり、

    世界の良い走りを毎日見ながら練習に向かうことができたというのも、

    良かった点かもしれないです。

     

    今年は、調子が悪くなりかけても、

    何が良くなかったのかを考えた時に、

    最終的に必ず同じイメージのところに帰ってきている感じでした。

    逆に、本当に戻るところが同じな分、

    それだけ、走り方に関しては、

    自分なりに「これだ」という考えがはっきりまとまってきているのだと思います。

    その都度、同じ考えがバージョンアップしていっている感じがします。

     

    ず〜っと、「これだ」というものを探し続けて失敗を繰り返しながら、

    気づいたら30歳になってました(笑)。

    一応、その時々で、それが一番良いと思っているのですが、

    進むたびに、その時の自分は浅はかだったなと思うこともあるし、

    逆に若かりし頃の自分に、意外と良いところ見てたんだなと思うこともあります。

    なので、ようやく自分の中で「これ!」という、

    若い頃の自分も今の自分もしっくりくるものが、この北海道の合宿で見つかって、

    とても嬉しいのと、とても面白いです。

    とにかく速く走りたい、世界陸上を見ていても思うことはそればかりです。

    あんな風に、速く走ってみたい。

    純粋に思います。

     

    ということで、あとは本当に反復のみ!

    スポーツの基本は身体を使うことですから、反復していくしか手段はありません!

    基本的には、大切だと思うことのスケールアップです!

     

    後半シーズンへ向けて、充実した日々を過ごしていきたいと思います☆

     

    おまけ★

    練習で疲れた私達を癒してくれた、北海道の素晴らしい景色です☆

    DSC_0008_1.jpg

    シーズン前半が終了です。

    アジア選手権の行われたインドから帰国して3日後の福島県選手権だったので、

    なかなかの怒涛の日々でしたが、無事走り切れました。

    しばらくは連戦の疲れをとりながら、

    また秋のシーズンへ向けてもう一度トレーニングをやり直したいと思います。

     

    今年は調子の波が比較的安定していて、

    アジア選手権も調子自体は良かったので、その分とても悔しさの残る大会でした。

    ただ、どんな環境・状況でも、どこで走ろうと変わらないパフォーマンスを発揮する。

    アスリートとしてはそれが全てです。

    あとは自分のベースを上げていくのみ。

    すごくそれを痛感しましたし、やはり強い選手というか、実力のある選手はそういった選手です。

    それが実力です。

     

    残念ながら、人は同じではいられません。

    自分では変わっていないつもりでも、同じことをしているつもりでも、

    全く同じでいることは人である以上不可能だと思います。

    それでも良い意味で変わらずにいられる人はいます、

    それは変わらずにいられる大切なポイントをその人は知っていて、

    そのポイントを常々大切に表現しているのだと思います。

     

    でも、難しいな~と思うのは、

    より良くするということは、必ず変化が必要なことです。

    変わらずにいても、次のステージへ行けない。

    その変えるところ、変わらず大切にすることのバランスがとても重要ですよね。

    でも、バランスこそ、はっきりと見えるものではなかったり、

    さじ加減が重要になるから難しいんですよね~。

    30歳なんだから、いい加減わかりましょうよって感じですが(笑)。

     

    何だか抽象的でマニアックな話になっていますが。。

    でもやっぱり思うのは、ついつい人は新しいものを求めてしましますが、

    当たり前のことほど、当たり前に追求し、そのスケールを上げていくことが大切なんだなと、

    痛感するここ1カ月の心境です。

    いつもここに立ち戻っている感じです。

    きっと技術的にも、考え方としても、自分にとってとても大切なことなのでしょう。

     

    当たり前のことが一番大切!

    その当たり前のことをスケールアップさせて、また後半シーズンを迎えられるよう、

    この夏を大切に過ごしていきたいと思います!

    2013.05.26

    アメリカでのシーズンインを皮切りに、

    気づけば6試合が終わっています。

    時には1週間で3試合という時もあり、

    今ようやく落ちついて練習に取り組んでいる感じです。

    しかし、ここ最近の福島は、時に夏のように暑く、

    その暑さに少々驚いています。

    時々熱中症になるんじゃないかと心配になるほどです…。

     

    アメリカ遠征から怒涛の日々だったのですが、

    やはり試合でしかわからないことも多く、

    良い悪いを含め、貴重な情報を自分の中に貯めることができた感じです。

     

    アメリカ遠征、織田記念での反省を静岡では上手く活かすことができたし、

    東京では静岡で得たものを上手く100mにつなげられなかったり、

    東日本では200mで自分の走りが崩れ始めていることに気づき、

    100mで改善方向を見つけることができたりと、

    良いも悪いも大忙しです。

     

    でも共通していることとしては、

    良い悪いを繰り返しながら、走りの技術的なポイントが精査されてきて、

    自分なりの「走り方」のイメージがより鮮明になっていくのがとても面白いです。

    そういう意味では、今までの陸上競技人生の中で一番、

    自分を速くしていく面白さを感じながら陸上競技に取り組めていると思います。

    それは今年の冬からずっとそうだったのかもしれません。

     

    次の試合はいよいよ日本選手権です。

    そろそろ自分のイメージ通りの納得のいく走りをしたいので、

    そうなるように、残りの練習を集中してがんばってきます☆

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