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    選手ブログ [吉田 真希子]

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    2020.07.17

    なかなか梅雨が明けません。
    明けない夜はなく、明けない梅雨もないとは思うのですが、早くスカッと晴れた青空がみたいですね。

    この度の九州を中心とした豪雨被害に遭われた皆様へ心からお悔やみ申し上げます。
    青木もブログに書いていましたが、私も震災以降、水害の怖さを痛感しています。
    こんな時だからこそ、みんなで助け合って、協力して乗り越えていきたいです。

    先日、私事ではありますが、誕生日を迎えました。
    3年ぶりくらいに福島で迎えた誕生日はチームのみんなにもお祝いしてもらって、良い一日を過ごすことができました。

    自分より年を重ねた方たちと接していると「年の功」の重みを感じます。
    やはり生きている時間が長い分、様々な経験を積んでいて、それに基づいた見識はなるほどと思うことが多いです。

    年を重ねるということは階段を一つ登ることに似ているように思います。
    一つずつ年齢という階段を上がって行くことが、視座を高め、その結果、視野が広がるのだろうと思います。
    今自分の年齢で見えている景色と、10年〜20年私より階段を登っている方たちが見えているものとは違うと思います。
    少なくとも私と20歳くらい年齢の違う川本監督とは同じものを見ていても、全然違う見え方しているんだろうなぁと思うと、その景色に興味が湧いてきます。

    当然、自分も20代の頃に見えていた世の中の景色と今見えている景色とでは、少し複雑さや奥行きが出ているように思います。
    20年前の自分の良いところもあるけれど、あー、見えてなかったんだな、と情けなくなったり、心苦しくなるところもあります。
    逆に若気の至りでしたことも、今となっては羨ましく思えたりもします。

    でもそういう過去の事柄に関する新たな気づきや過去の価値を変える見方ができるのも、年を重ねる良さの一つなのだろうと思います。

    そんなことを考えながら、自分は20年後にどんな景色が見えていて、どんな気づきができる人間になれるんだろうと年を重ねることが楽しみでもあります。

    でも大人になると学生のように学年という括りがなくなるので、明確な1年の重みがどんどん減っていくように感じます。子どもの1学年上がるのと同じくらいの劇的な違いを私たち大人も自覚的に生み出していかないといけないですね!

    地球上に生まれた以上、一日は24時間で一年は365日です。
    来年の誕生日までの365日を無駄なく過ごして、大きな一段にしていきたいです。

    そうそう!次回のブログから4月入行の新人さんも登場します。
    正直、どんなことを書いてくれるのか私も楽しみです。
    お楽しみに!

    【本日の青空】
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    あづま総合運動公園のサブトラックです。
    久々に晴れた日に緑と青空がとてもきれいだったので写真撮っちゃいました。
    北欧のような心地よさを感じる公園です。

    2020.06.12

    6月も半ば、福島も梅雨に入りました。
    雨の日の寒さと晴れた日の灼熱ぶりのギャップに福島の梅雨を感じています。

    「新しい生活様式」にも慣れ、マスク着用やこまめな手洗い・うがい、アルコール除菌、三密を避ける行動などが当たり前のようにできるようになってきました。

    少し雑多に暮らしていたほうが免疫力が高まっていいんだ、なんて思いながら生きてきたので、最初は実践するのが少々面倒でストレスでした。

    しかし、今や出かける時はマスク・ハンカチ・アルコールスプレーの3点セットは必携、こんなに衛生的に暮らす自分は想像つきませんでした。
    最近はドラマの再放送なども多く見かけますが、「人と人との距離がちょっと近いなー」とか、かつては当たり前だった「三密」の光景につい違和感も感じてしまいます。

    習慣っていうのはこうも人を変えるのですね。
    逆にいうと、習慣の強みも感じます。
    何でも習慣化するくらい繰り返して、当たり前になってしまえば、ノーストレスでできるようになってしまうんですね。

    練習も何でもそうですが、労力を使うことを不定期にやると疲れます。
    毎日続けていれば、だんだん慣れてきて、気合いを入れなくても、スッとできるようになります。

    高校時代の私は普段きつい練習をせずに、たまにきつい練習をやるから、辛くなったり、疲れたりしていたのだと思います。
    毎日きつい練習をしていれば、それが普通になり、よりきつい練習ができるようになります。

    大学に入ってからは、練習するのは当たり前、当たり前になると、より良い練習をするには、と発想が切り替わっていきました。
    こうして自分の当たり前の水準が習慣化によって上がっていったのだと思います。

    好きなことは放っておいても勝手にやりますが、苦手なことはなかなか手が出ません。
    苦手だからやらない、やらないからイチイチストレス感じる、ストレス感じるから苦手・・・悪循環ですね。笑

    でもその苦手分野もストレス期間を突破して、習慣化してしまえば、なんてことなくできるようになるのだと思います。

    習慣化したいこと・・・・具体的な行動も考え方も、思えばいっぱいあります。
    基本的に三日坊主の私ですが、今回の件で習慣化の強さを改めて実感したので、一つずつ良い習慣を増やしていこうと思います。

    【本日のアマビエ様】
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    先日、アマビエ様クッキーをいただきました。
    かわいい。

    2020.05.08

    光に映えた新緑がキラキラと眩しい季節になりました。
    風薫る、とはよく言ったものだと思うくらい、吹き抜ける風の中に若葉の爽やかな香りを感じます。(昔から鼻がよく利きます)

    さて、青木のブログにもありましたが、
    例年、私もこの時期は春季サーキットで国内を転戦していました。
    初めて春季サーキットに出場したのは大学2年生、かれこれ20年以上、毎年そのスケジュールで生活していました。

    久々に福島で過ごす新緑の季節。
    吾妻山の雪うさぎがどんどんうさぎらしい形になっていく様子や、山が新緑で萌え萌えになっていく様子をゆっくり見ることができました。

    福島の風景は春夏秋冬どれをとっても素敵なのですが、この新緑の季節も甲乙つけがたい魅力があることを実感しました。

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    ところで、Newsでもお知らせしましたが、
    先日、智美さんと一緒に「なわとび仙人へチャレンジ!」と称して、縄跳びの動画配信をしました。休校が続く子どもたちの運動不足解消に向け、福島市とのコラボレーションで実現した企画です。名人達人仙人の3つのレベルに分けて、少しずつ難易度をアップさせました。

    視力低下により、T13からT12へとクラスが変更となった智美さん。
    クラス変更と同時に、これまで日本記録保持者として世界の舞台で活躍してきた100mから走幅跳に転向するという決断をしました。
    詳しくはNewsでも紹介しましたが、30歳を目前にして、新たな種目にチャレンジするということは、決心も含めて、そう簡単なことではなかったと思います。
    ですが、智美さんは初めての動きや運動に対しても、前向きにチャレンジ精神を発揮して取り組んでいました。
    縄跳びもそうですが、様々な動作が一つずつできるようになっていく姿は、何歳になっても、どんな状況でも、人は可能性に向かって成長できるんだと教えてくれました。
    私はいつもその成長していく智美さんに感動しています。

    そして走幅跳の指導をお願いしている福島大学トラッククラブの菊田コーチのコーチングからもたくさん勉強させていただいています。「できる」に至るまでの段階に応じた指導や選手の習熟を待つことの大切さを教えていただいています。

    できないことをできるようにすることが努力だとするならば、まさに智美さんの「努力の結晶」が今回の「なわとび仙人へチャレンジ!」に込められています。
    実際にやってみるとわかりますが、かなり難しいです。
    縄跳びをしたことのなかった智美さんがこの技ができるようになるなんて・・・。
    やっぱり感動でしかありません。
    動画を見て、私の「ともちゃん、すごい!」の感動をぜひ共有していただきたいです。

    緊急事態宣言の延長が発表され、変わらず苦しい状況ですが、
    物理的な距離は取っていても、心の距離は離さずに!
    みんなで助け合って乗り越えていきたいです。

    【おまけ】
    先に申し添えておきますが・・・青木画伯よりも先に描いていました。
    くちばし、足3本、条件は満たしているのに・・・この差は一体。笑
    疫病退散!アマビエ様、なんとかお願いします!
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