6月7日(金)〜9日(日)味の素スタジアムにて行われている、第97回日本陸上競技選手権大会の大会結果をお伝えいたします。
(6月9日更新分)
《DAY3 青木、400mHでも3位入賞!渡辺も200mで2位のダブル表彰台》
大会最終日。本日は渡辺&青木の2選手が勝負へ挑みました。
まず行われた、女子400mH決勝。7レーンに青木が登場です。
昨日の400mで3位に入賞した青木。400mのスピードを活かしたレースに期待したいところ。
スタートから昨日同様、積極的な走りでバックストレートを駆け抜けます。しかし、第3コーナーでややスピードが落ち、ラスト直線では3番手に。最後の最後まで前の選手の背中を追い、徐々に詰め寄るものの惜しくも届かず。57秒28の3位でのゴール!400mに続き、400mHでも表彰台へ上がることができました。
|
|
日本選手権、チーム最終種目となった女子200m決勝。
昨日の予選がなくなり、本日の決勝一本となりました。渡辺は4レーンからのスタートです。
今シーズン、自己ベストをマークしている渡辺の走りに期待が膨らみます。
前半はやや抑え気味で入った渡辺ですが、直線に入り2位に。3位以下が詰め寄る中、渡辺も粘りの走りを見せます。そのまま2位をキープしてフィニッシュ!24秒02(+0.5)で100mに続き2位入賞!200mにおいては日本選手権で初めて表彰台へ上がることができました。
|
|
今大会2種目に挑戦した渡辺と青木の両選手。
3日間、最後の最後まで全力で駆け抜けました。
そして、2種目とも表彰台という結果を残すことができました。
世界選手権の標準記録には届きませんでしたが、チーム全員が全力で戦うことができた3日間でした。
トラックに駆けつけ声援を送ってくださった方々、テレビの前で応援してくださった方々、みなさん本当にありがとうございました!
《DAY2 青木が400m3位、渡辺が100m2位の表彰台に!》
大会2日目。いよいよ決勝種目が始まります。
本日、最初に行われたのは男子200m予選。
1組目に田嶋が登場しました。
今シーズン、自己記録を更新し好調の田嶋。しかし、男子200mはすでに7名の選手が世界選手権の標準記録を突破しているという状況。予選からハイレベルな戦いが予想されます。
田嶋は、スタートから勢いよく飛び出したものの、いつものコーナリングを見せることができず、後半粘りましたが組6着の20秒98(+0.3)に終わりました。全体の9番目の記録で、惜しくも決勝へ進むことはできませんでした。
今大会、チーム最初の決勝種目は女子400m。
3レーンに千葉、6レーンに青木が登場しました。
前半から積極的な走りをしたのは青木。攻めのレースをします。千葉は落ち着いて前半を走り、第三コーナーから徐々に順位を上げてきます。ラスト直線に入った時には、2名の選手を千葉・青木が追う展開に。両選手とも最後まで力強く駆け抜けます。
前の選手に追いつくことはできなかったものの、両選手とも最後まで粘りの走りを見せ、青木が53秒56の3位に、続いて千葉が53秒76の4位でフィニッシュ!5着までが53秒台というハイレベルなレースの中、青木は2大会ぶりの表彰台へ、千葉も出産後初の53秒台での走りをみせました。
|
(表彰台では沙弥佳スマイル) |
そして、本日最終種目は女子100m決勝、渡辺の登場です。
今シーズン、100mでは安定した走りの渡辺。決勝では記録も順位も狙います。
緊張感が高まる中、号砲が鳴りスタート。
キレのあるダッシュで先頭と肩を並べます。中盤、先頭の選手を追う形になりましたが、後半は3着以下の選手から一歩リード。11秒62(±0.0)の2位でフィニッシュ!3大会ぶりの表彰台に立ちました!
(表彰台では笑顔がこぼれました) |
|
明日はいよいよ最終日。
400mH決勝には、400mで3位と健闘した青木が出場します。
また、本日予定していた女子200mの予選はなくなり、明日の決勝一本となりました。
200m決勝には渡辺が登場します。
両選手とも、世界選手権標準記録の突破と上位を目指し、スタートラインに立ちます。
最後の最後まで、応援よろしくお願いいたします!!
《DAY1 渡辺・千葉・青木が決勝へ進出》
いよいよ始まった日本選手権。
チーム最初の種目は、女子400mH。
2組3着+2で行われた予選1組に吉田・青木の両選手が登場しました。
青木は前半から落ち着いたレース展開で最後もきちんとまとめ、57秒89の組1着でフィニッシュ。決勝へと駒を進めます。
吉田は、前半いつも通り自分のレースを展開し後半へ。最終ハードルを越えて最後の粘りを見せますが、ゴール直前でかわされ、59秒23の組6着でゴール。全体10番目の記録で、残念ながら決勝へ進むことはできませんでした。
続いては、女子400mに千葉・青木が出場。
1組に千葉が登場。スタートから好調さが伺える走りを見せますが、後半うまくまとめられず組4着(54秒28)でフィニッシュ。組3着までと記録の良い上位2名が決勝へ進める予選で、プラスの1番目に入り、決勝へ進みます。
2組には、2時間前に400mHを走った青木がスタートにつきます。序盤から冷静にレースを展開、後半に備えます。ラストの直線に入った時に混戦となる中、青木は最後までしっかりと走り切り組2着(54秒69)でゴール。着順で決勝へと駒を進めました。
本日の最終種目は、女子100mに出場の渡辺。
今季好調をキープしている渡辺は、スタートから先頭に立ち、そのまま安定感ある走りで11秒63(+0.8)の1着でフィニッシュ。明日の決勝に向け、順調な滑り出しを見せました。
明日は、いよいよ400m決勝と100m決勝が行われます。
また、200m予選には田嶋と渡辺の両選手が出場予定です!
《大会詳細》
日本選手権特設ページ