当行陸上競技部の主将である吉田真希子が26年の競技人生に区切りをつけ、現役を引退することになりました。
吉田のラストランとなったのは第98回日本選手権リレー4☓400mR予選。
第3走者となった吉田は前半から積極的にレースを展開、伸びやかな走りでアンカーの千葉へ最後のバトンをつなぎました。
レース後、場内では吉田の引退を知らせるアナウンスが流れ、引退セレモニーが行われました。
チームメイトたちから花束と記念品が手渡されると、スタンドからも大きな拍手が送られました。
現在でも日本歴代2位の記録として残る55秒89の当時の日本記録を樹立した思い出の競技場で長年に渡る競技人生を締めくくりました。
今後は当行コーチとして指導者の道に進みます。
長きに渡る応援ありがとうございました!
【吉田のコメント】
多くの方々に支えられ、生きながらえた競技人生でした。
私の本当の陸上競技は20年前のふくしま国体から始まったと思っています。
今年福島で開催された日本選手権に出場し、今までにない感動がありました。
「福島ではじまり、福島で終わる」のが陸上を始めてからずっと福島で走り続けてきた自分らしい幕引きなのではないかと思い、引退を決意しました。
陸上が好きなだけで右も左もわからない私をここまで育ててくださった川本監督には言葉では言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
また引退に際しまして、東邦銀行の皆さんやチームメイトの皆さんからも温かい心遣いをいただき、最高の引退レースとなりました。
思いの丈は止まらないので、ブログでまたゆっくりお伝えしたいと思います。
長きに渡り、温かい応援ありがとうございました!
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