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    2020.10.18

    青木沙弥佳選手引退について

    10月17日(日)に行われた第104回日本陸上競技選手権大会・リレー競技の4☓400mR予選にて、青木沙弥佳選手が現役を引退することとなりました。

     

    予選は広沢・松本・青木・武石のオーダーで臨み、3走を務めた青木選手は最後まで粘り強い走りでアンカーの武石選手にバトンを繋ぎ、決勝進出を決めました。レース後には引退セレモニーが行われ、過去に何度もバトンを繋いだ吉田コーチから花束と記念品が贈られ、スタジアムからもたくさんの拍手が贈られました。

     

    翌日の18日に行われた決勝では、武石・紫村・広沢・松本のオーダーで臨み、予選で引退をした青木選手への想いを胸にバトンを繋ぎ、3年ぶりの優勝を飾りました。表彰では決勝を走ったメンバーから青木選手へメダルを掛けるサプライズも行われ、青木選手のこれまでの功績を称えると共に感謝の思いが伝えられました。

     

    青木選手への今日までのご厚意、ご声援、誠にありがとうございました。

     

     

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               引退セレモニーにて

    (左より、天下谷コーチ、吉田コーチ、武石選手、青木選手、広沢選手、松本選手)

     

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         表彰にて 決勝を走ったメンバーから青木選手へ

     

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    <青木沙弥佳選手 引退コメント>

     

    最後のレースを沢山の方に見守られながら終えられたこと、本当に嬉しく思います。

    チームの皆を始め、応援して下さる沢山の方々から力をもらい、最後まで走り抜くことができました。

    引退に関しては今年の日本選手権が終わった後、もうやり切ったな、と後悔のない気持ちでしたので、決意をしました。後輩たちも頼もしいことに4×100mRと4×400mRの2種目で優勝を飾り、お陰様で心置き無く引退できます。

    元々は引っ込み思案で自分に自信の無かった私は、陸上競技を通して、人として大きく成長し、沢山の人との繋がりを得られました。ここまでやってきて本当に良かったです。

    今まで関わってきてくださった皆様に、言葉にできないほど感謝しております。ありがとうございました。

     

     

    <青木沙弥佳選手>

     

    専門種目・自己ベスト:400m 53秒05(日本歴代5位)/ 400mH 55秒94(日本歴代3位)
     

    4×400mR 日本記録保持者

     

    2007年 大阪世界選手権 4×400mR出場

    2008年 北京オリンピック 4×400mR出場

    2009年 ベルリン世界選手権 400mH、4×400mR出場

    2015年 世界リレー 4×400mR出場

    2015年 北京世界選手権 4×400mR出場

     

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