6月1日(火)大阪市・ヤンマースタジアム長居で開催された第8回木南道孝記念陸上競技大会に紫村、松本が出場しました!
今回は東京五輪出場16ヶ国枠に入ることを目標として特別に男女混合4×400mRが実施され、日本選抜の2走に松本が起用されました。
日本に在住するケニア国籍選手を中心としたインターナショナルチームとの一騎打ちとなった本レースは日本選抜の独走状態となりました。
1走青山選手(大阪成蹊大学AC)からバトンを受け取った松本は競り合う選手のいない単独走という難しい条件下の中、今季自身最速ラップタイムで3走の佐藤選手(富士通)へバトンをつなぎます。
東京五輪へ出場するために残された残り3枠に入るためには3分16秒85のタイムを超えることが必要となります。従来の日本記録は先日の世界リレーで同じく松本が2走を務めて更新したばかりの3分18秒76です。目標の出場権枠内に入るには約2秒以上の記録更新が求められます。
3人のバトンつないだアンカーの川端選手(三重県教員AC)が駆け抜けたゴールタイマーには日本新記録を示す3分16秒67の記録が表示されると場内には大きな拍手が響きました。
この記録で16位ドイツ、15位カナダを抜き、暫定15位に浮上しました。
6月末時点でこの順位が変わらなければ、東京五輪出場権獲得となります。
またこのレース後には個人種目も行われ、松本が400mで3位、100mHに出場した紫村は残念ながら0.01秒差で予選敗退となりました。
応援ありがとうございました!
【日本新記録を出した松本のコメント】
混合マイルでは、3分15秒台とオリンピック出場枠内に入ることを目標にしていました。タイムは届きませんでしたが、オリンピック出場枠は入ることができました。あとは、枠内に留まることを祈るのみですが、チャレンジする機会を頂けありがたく思います。400mではとても悔しい気持ちです。ラスト100mがうまくハマらないレースばかりです。前半のイメージを良くし、ちゃんと後半も走り抜けることができるようにしたいです。そして、日本選手権では自己ベストを出します。応援ありがとうございました。
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