4月5日(火)に福島県庁記者クラブにおいて、4月より正式に東邦銀行陸上競技部の一員となった2名の選手と川本監督による記者会見が行われました。
(左から、川本監督、山内選手、中村選手)
今年度より新たに加わることになったのは、会津若松市出身で早稲田大学を卒業した山内大夢選手と、郡山市出身で福島大学を卒業した中村美宇選手の2人です。
初めに、川本監督から挨拶があり、新加入の2人の選手について、競技に取り組む姿勢が真面目であることについて高く評価しつつ、今後は社会人としての更なる成長も期待していきたいとコメントしました。
続いて、それぞれの選手への期待の言葉として、昨年のオリンピックで準決勝に進出した山内選手には、今後はこのチームで更に成長し、世界の決勝で勝負できる選手になってほしいと、コメントしました。
大学時代から教え子として見守ってきた中村選手については、まずは日本のトップを目指し、やがて世界で勝負してもらいたいと力強く話しました。
会見の最後には、チームの合言葉でもある「福島から世界へ」を実現できるように頑張って欲しいと、熱いエールを送っていました!
そして、その後2名の選手は緊張した面持ちながら、それぞれ堂々と強い意志を感じる意気込みを話していました。
山内大夢選手
コメント:中学、高校時代の合宿や練習会などで見て憧れていた東邦銀行陸上競技部に入部することが出来て嬉しいです。早稲田から世界を目指して4年間取り組んで来ましたが、これからは福島から世界で勝負するために競技を取り組んでいきたいと思います。社会人としての責任感を持ちつつ、自分が小さい頃に東邦銀行陸上競技部の先輩方に憧れた様に、自分も福島の子どもたちの目標となれるような選手を目指して日々精進していきます。今後、世界選手権、パリ五輪と日本代表になり、世界の決勝に残ることを目標に頑張りたいと思います。
中村美宇選手
コメント:東邦銀行陸上競技部の方々は日本や世界で数多くの成績を残されているだけでなく、人間性としても周りから憧れられる選手が集まっているチームだと強く感じています。実業団選手となり、今までとは立場は変わり、不安や緊張はありますが私も東邦銀行陸上競技部の先輩方を見習い、追いつき、追い越せるように日々成長していきたいと思います。また、目標として世界で活躍する選手、パリオリンピック出場があるのですが、まずはその過程として日本選手権、全日本実業団で表彰台に上がることを今の目標としています。
福島県出身の2人を新たに迎え、チーム一丸となって頑張っていきます。今後とも温かい応援の程、宜しくお願い致します。
(川本監督とともに世界を目指します!)
【新加入選手プロフィール】
山内大夢選手・中村美宇選手
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