2014.11.02
10月31日より第98回日本陸上競技選手権大会リレー競技が横浜市日産スタジアムにて開催されました。
【DAY1 〜4☓100mRで予選トップ通過、決勝進出〜】
14時50分より行われた女子4☓100mR予選には1走から武石、千葉、青木、渡辺が出場しました。
1走の武石からバトンを受け取った千葉は徐々に前との差を縮め、3走青木へ。
青木が一気に先頭に抜け出し、トップでアンカー渡辺へバトンをつなぎます。
アンカーの渡辺は落ち着いた走りを見せ、45秒49で1着通過、決勝進出しました。
(先頭を走る渡辺)
明日は4☓100mR決勝、4☓400mR予選に出場いたします。
応援のほど、よろしくお願い致します!
※レースの様子は日本陸連大会公式HPに動画がアップされています。
【DAY2 〜女子4☓100mRで3連覇!4☓400mRで決勝進出!】
13時15分から行われた4☓100mR決勝。
やや小雨の降る肌寒い天候の中行われました。
予選同様、1走から武石、千葉、青木、渡辺のオーダーで臨みました。
序盤ややリードされたものの、順調にバトンをつなぎ徐々に追い上げた東邦銀行チーム。
トップでバトンを受け取った渡辺はその差を広げてゴール。
今季単独チーム日本最高記録で3連覇を飾りました!
(今季チームベストタイムでの優勝)
16時05分から行われた女子4☓400mR予選は1走から武石、青木、吉田、千葉が出場しました。
1走の武石からバトンを受け取った青木が先頭に浮上すると、このレースがラストランとなった吉田へ先頭でバトンパス。
前半から積極的な走りを見せた吉田はトップで最終直線へ。
最後にやや疲れたものの粘りの走りを見せ、アンカー千葉へ最後のバトンパス。
千葉は先行するチームを追い上げ、1着で決勝進出を果たし、引退を決めた吉田の花道を飾りました。
(先頭でゴールする千葉)
(レース後には場内で吉田の引退セレモニーが行われました)
明日は4☓400mR決勝が行われます。
両リレー日本一を目指し、チームの力を一つに結集してがんばります!
応援のほどよろしくお願いします!
【DAY3 〜4☓400mRで3位に〜】
大会最終日は雨も上がり、暖かい気候となりました。
13時15分から行われた女子4☓400mR決勝には、1走から武石、青木、渡辺、千葉のオーダーで臨みました。
1走の武石から接戦でバトンを受け取った青木はそのまま先頭へ抜け出します。
しかし、青木と3走の渡辺のバトンパスでバトンを落としてしまう痛恨のミス、一気に後方へ下がってしまいます。
バトンを拾ってすぐに走りだした渡辺が前を追うものの7番手でのまま、アンカーの千葉へバトンをつなぎます。
千葉は前半から必死に前を追い、ぐんぐん前を行く選手を抜き、一気に3位まで浮上。
しかし、そこから順位を上げることはできず、3位となりました。
両リレーでの日本一を目指しての出場でしたが、悔しい結果となりました。
暖かい応援、ありがとうございました。
(猛烈な追い上げを見せるも3位でゴールする千葉)
(来年の飛躍の糧にします!)
【吉田真希子 引退セレモニー】
当行陸上競技部の主将である吉田真希子が26年の競技人生に区切りをつけ、現役を引退することになりました。
吉田のラストランとなったのは第98回日本選手権リレー4☓400mR予選。
第3走者となった吉田は前半から積極的にレースを展開、伸びやかな走りでアンカーの千葉へ最後のバトンをつなぎました。
レース後、場内では吉田の引退を知らせるアナウンスが流れ、引退セレモニーが行われました。
チームメイトたちから花束と記念品が手渡されると、スタンドからも大きな拍手が送られました。
現在でも日本歴代2位の記録として残る55秒89の当時の日本記録を樹立した思い出の競技場で長年に渡る競技人生を締めくくりました。
今後は当行コーチとして指導者の道に進みます。
長きに渡る応援ありがとうございました!
【吉田のコメント】
多くの方々に支えられ、生きながらえた競技人生でした。
私の本当の陸上競技は20年前のふくしま国体から始まったと思っています。
今年福島で開催された日本選手権に出場し、今までにない感動がありました。
「福島ではじまり、福島で終わる」のが陸上を始めてからずっと福島で走り続けてきた自分らしい幕引きなのではないかと思い、引退を決意しました。
陸上が好きなだけで右も左もわからない私をここまで育ててくださった川本監督には言葉では言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
また引退に際しまして、東邦銀行の皆さんやチームメイトの皆さんからも温かい心遣いをいただき、最高の引退レースとなりました。
思いの丈は止まらないので、ブログでまたゆっくりお伝えしたいと思います。
長きに渡り、温かい応援ありがとうございました!