2014.10.13
10月10日より山口県維新百年公園陸上競技場で第62回全日本実業団対抗選手権が開催されました。
【10月11日(土)】
大会第2日より当行勢が登場しました。
当行勢最初のトラック種目は女子200m。
渡辺、千葉がそれぞれ組2着で決勝進出、武石は残念ながら決勝に進むことができませんでした。
続いて男子200mに田嶋が登場、序盤からスピードにうまく乗れず組3着で決勝進出はなりませんでした。
女子400mH予選では青木が組トップで予選を突破、吉田も組3着で決勝進出を決めました。
チーム最初の決勝は女子200m。
スタートからほぼ接戦のまま、最終直線へ。
優勝24秒11、2位24秒12、3位24秒13、4位24秒15と0.01秒差の大混戦の中、渡辺が3位、千葉が4位となりました。
(大混戦となった女子200m)
続いて予選9位〜16位の選手たちで行われる男子200mB決勝に田嶋が出場しました。
2レーンを走った田嶋は21秒76で6着でした。
(2レーン田嶋)
続く決勝種目は女子400mH。
青木は4レーン、吉田は8レーンに登場しました。
スタートから積極的な飛び出しを見せたのは青木、日本記録保持者であり大学の先輩でもある久保倉選手と肩を並べてレースを展開します。
(好レースを展開した青木)
中盤以降、やや久保倉選手がリードをしたものの、最後まで粘りの走りを見せ、57秒14のシーズンベストで2位に食い込みました。
また吉田も59秒50のシーズンベストで接戦の中、6位となりました。
(粘る吉田)
当行勢最後の決勝種目は女子4☓100mR。
1走武石、2走千葉、3走青木、4走渡辺のオーダーで4連覇に挑みます。
スタートからスムーズな加速を見せた武石、千葉、青木と順調にバトンが渡ります。
3走青木が一気に先頭に上がり、トップでバトンはアンカー渡辺へ。
(青木から渡辺のバトンパス)
エース渡辺は落ち着いた走りを見せ、45秒40で優勝、大会4連覇を飾りました。
(表彰式にて)
【10月12日(日)】
本日の当行勢は4種目(男・女100m、女子400m、女子ハンマー投げ)に出場いたしました。
まず最初のトラック種目は男子100m予選。
田嶋はスタートから精彩を欠き、11秒09の組5着で予選敗退しました。
続く女子100m予選では渡辺が順当に決勝へ進出、女子400mでも千葉・青木・武石がそれぞれ決勝へ駒を進めました。
その間行われた女子ハンマー投げでは佐藤若菜が登場。
試行錯誤の中、徐々に記録を伸ばし、58m50で4位に入賞しました。
(力強い投擲で4位に入賞した佐藤若菜)
その後、行われた女子400m決勝。
スタートから飛び出したのは5レーンの千葉。
8レーンを走る青木もスムーズにバックストレートを駆け抜けます。
コーナーから徐々に追い上げを見せた青木は直線に入ってもそのスピードが衰えることなく、前を走る千葉を追います。
(熾烈な先頭争い)
ラスト40mあたりで千葉を捉えるとそのままトップでゴール。
実に7年ぶりとなる自己ベスト(53秒34)を記録し優勝を飾りました。
千葉もシーズンベストに迫る走りを見せ、2位でゴールしました。
全日本実業団初出場の武石も最後の最後で粘りを見せ、3位でフィニッシュ。
当行勢が表彰台を独占しました。
(1,2,3位独占し、笑顔が溢れる3人)
当行勢最後の決勝種目は女子100m。
連覇のかかる渡辺は気合い十分な面持ちでスタートに立ちます。
スタートでやや出遅れた渡辺でしたが、中盤から鋭い加速を見せ、追い上げます。
最後まで粘りのレースを見せた渡辺は0.04秒差で見事3連覇を達成しました!
(接戦を制した渡辺)
チーム対抗成績では、女子総合で昨年の点数を上回る66点を獲得し、4連覇を達成、また男女総合でも5位に入賞いたしました。
温かい応援、ありがとうございました!