5月3日(火・祝)、静岡県・エコパスタジアムにて「日本グランプリシリーズ静岡大会 第37回静岡国際陸上競技大会」が行われ、女子400mに松本・青木・佐々木、女子800mに中村が出場しました!
試合は、20℃前後の好コンディションの中で開催されました。
女子400m決勝はタイムレース2組で行われ、1組に佐々木と青木、2組に松本が登場します。
今大会はグランプリシリーズですが、特別にパラアスリート出場枠が設けられ、健常者のトップ選手と同走する機会を頂きました。
普段のレースでは経験できないハイペースな展開の中、55秒台のベスト記録を持つ選手に食らいつき、57秒72の記録をマーク。
この記録は、T13アジア記録58秒05と、T13日本記録57秒80を併せて更新する結果になりました!
また4レーンの青木は、序盤から積極的なレースを展開し、55秒58のシーズンベストをマークします。
持ちタイムの近い選手との競り合いの中、自身の力を発揮し、総合7位入賞になりました。
青木は2年ぶりのグランプリシリーズ入賞を果たし、今後に向けて弾みとなる結果を残しました。
粘りをみせる青木(右から2番目) と健常者のトップ選手に食らい付く佐々木 (2レーン)
続く2組では、7レーンに登場した松本が好スタートを切ると、リラックスした走りでバックストレートを駆け抜けます。残り200m時点では先行されますが、後半から伸びのある動きでスピードに乗ると、残り100mで先頭に立ち、最後は後続を離す圧巻の走りを見せ、組1着でゴールします。
静岡出身の松本は、地元の応援に走りで応え、53秒49のシーズンベストをマークし、8年ぶりとなる総合優勝に輝きました!
後半リードを奪い、先頭でゴールする松本(右から2番目)
女子800m決勝はタイムレース3組で行われ、中村は2組に登場します。
序盤から混戦となる展開の中、安定感のある走りで400mを2番手で通過します。
残り200mでスパートをかけると一時は先頭に立ちましたが、最後は後続に抜かれ、2分11秒07の組8着でフィニッシュします。総合順位は19位でした。
落ち着いた走りで先頭争いをする中村 (一番左)
2週間で3試合を戦うスケジュールの中でしたが、最後まで集中を絶やさずパフォーマンスを発揮し、今後に繋がる良いレースとなりました。
約2週間後の東日本実業団選手権やジャパンパラ陸上、6月に開催される日本選手権や日本パラ陸上に向けて、チーム一丸となって頑張ります。
応援ありがとうございました!
出場選手のコメントはこちらから
【関連サイト】
第37回静岡国際陸上競技大会公式HP/一般財団法人静岡陸上競技協会
大会結果/日本陸上競技連盟公式サイト
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