10月11日(金)~15日(火)、佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアムにて「第78回国民スポーツ大会陸上競技」が行われ、福島県代表として松本・山内・井戸、岩手県代表として田代が出場しました。
【11日(金) DAY1 】~松本が日本歴代4位タイ!~
大会初日の11日は、成年女子300mの予選に松本、成年少年女子共通4×100mRの予選に井戸が出場しました。
成年女子300m予選は4組行われ、各組1着とプラス4名が翌日の決勝に進出します。この種目には37秒82の自己ベストを持ち、400mで52秒台を連続マークするなど好調の松本が出場します。
1組6レーンに登場した松本は、スタートから鋭い加速を見せると、100m地点からは先頭でレースを進めます。残り50mから後続の選手が追い上げ、2人が激しい競り合いながらゴールします。
記録は日本歴代4位タイで、大会記録を上回る37秒23をマークしました!
着順は2着でしたが、予選の結果プラスの1番目で決勝進出を決めました。
成年少年女子共通4×100mRの予選は5組行われ、各組3着までとプラス9チームが翌日の準決勝に進出します。福島県代表の3走として井戸が、3組3レーンに登場します。
バトンを受け取った井戸は、内側のレーンながら抜群のコーナーワークとスピードで、先頭との差を縮める走りを見せます。福島県代表は46秒11の3着でゴールし、翌日の準決勝への進出を決めました。
【12日(土) DAY2 】~松本が日本新!2位入賞!~
大会2日目の12日は、成年男子400mHの予選に山内と田代、成年女子300mの決勝に松本、成年少年女子共通4×100mRの準決勝に井戸が出場しました。
成年男子400mHの予選は3組行われ、各組2着までとプラス2名が翌日の決勝に進出します。
福島県代表の山内が1組9レーン、岩手県代表の田代が3組5レーンに登場します。
1組目の山内は、歩数の変わる8台目以降から先頭との差を縮め、10台目を越えた時点で3番目になります。その後は激しい着順争いになり、最後は50秒02の組3着でゴールします。
3組目の田代は、後半200mからのテンポアップで追い上げを図りますが、ホームストレートで伸びを欠き、51秒55の組7着でした。
予選の結果、両者とも決勝進出はなりませんでした。
成年女子300m決勝では、前日の予選で37秒23をマークした松本が4レーンに登場します。
決勝は100m・200mが本職の選手もいる中、抜群のスタートからスピードに乗り、150m時点でリードを奪います。
ホームストレートからは後続の選手の追い上げもあり、優勝争いは接戦になります。
最後まで粘りの走りを見せた松本は、2位でゴールします!
記録は36秒93で、予選を上回る大会記録の更新となりました!
また、1位の選手が外国籍のため、この記録が日本新記録となりました!
本職の400mで日本歴代2位の記録を持つ松本が、300mでも強さを発揮しました!
成年少年女子共通4×100mRの準決勝は3組行われ、その2組目に福島県代表が登場、井戸が3走を走りました。
井戸はバトンを受けると、先行するチームを追い抜くなど、チームの順位を押し上げる走りを見せます。
福島県チームは46秒13の組4着で、決勝進出はなりませんでした。
【13日(日) DAY3 】 ~井戸が自己ベスト!~
大会3日目の13日は、成年女子100mに井戸が登場します。
井戸は、8月の東北総合スポーツ大会で11秒69の自己ベストをマークしており、この種目でも実力を伸ばしています。
予選は5組行われ、各組4着とプラス4名が準決勝に進出します。
4組9レーンに登場した井戸は、50m過ぎから先頭に立つと、その後は余裕を持って走り、1着でゴールします。記録は11秒73 (-1.1) でした。
その後の準決勝は3組行われ、各組2着までとプラス2名が翌日の決勝に進出します。
井戸は 1組6レーンに登場します。前半はスタートを得意とする選手が先行しますが、落ち着いた走りを見せます。ストライドを生かした走りで後半から一気に伸びを見せると、接戦の中80m地点から一歩抜け出し、1着でゴールします!
記録は11秒61 (+0.9) の自己ベストをマークし、決勝への進出を決めました!
【14日(日) DAY4】~井戸が3位!~
大会4日目の14日は、成年女子100m決勝に井戸、成年少年男女混合4×400mRの予選に田代が出場しました。
成年女子100m決勝では、前日の準決勝で11秒61の自己ベストをマークした井戸が、6レーンに登場します。
決勝は鋭い加速でスピードに乗ると、後半から更に伸びを見せます。
60m過ぎで3番目に上がり、そのまま3位でゴールします。
記録は11秒62 (+0.9) で、昨日に次ぐタイムをマークし、勝負強さも見せました!
成年少年男女混合4×400mRの予選は4組行われ、各組1着とプラス4チームが決勝に進出します。
3組3レーンに岩手県代表が登場し、田代が1走を走りました。田代は序盤から遅れをとり、6番目でバトンを渡します。岩手県代表は3分32秒98で組6着でした。
今大会では松本が成年女子300mで日本新記録、井戸が成年女子100mで3位に入賞する活躍を見せてくれました!
皆さまの応援、ありがとうございました!
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