3月1日(土・現地時間)、カザフスタンのオスケメンにて行われている「オルガ・リパコワ・プライズ」の女子400mに、松本奈菜子が出場しました!
この大会は世界陸連(WA)インドアツアー・シルバー大会に指定されています。
また、松本は今シーズン3度目のショートトラックレースの出場で、先月の「IFAMヘント室内」では53秒41の女子400mショートトラック日本新記録を樹立しています。
女子400mは2組タイムレースで、松本は2組目に登場します。
6レーンからスタートした松本は、スタートから鋭く加速すると、積極的なレース運びで同走する選手との差を広げていきます。
1周目は24秒前半で、先月に日本新記録を樹立したレースよりも速いタイムで通過します。
2周目も、残り100m地点では松本ひとりが抜け出す展開の中、落ち着いてレースを進めます。最後の直線では後続の選手が猛追し、激しい優勝争いの中で力強く粘ります!
積極的なレース展開をチャレンジし、レースを進めた松本は、53秒15をマークします!
この記録は、松本自身が立てた記録を0.26秒更新する、400mのショートトラック日本新記録となります!
順位は惜しくも優勝には届きませんでしたが、組2着、タイムレース総合でも2位でした。
松本は2月に行われたベルギーとフランスでのレースに次ぐ3試合目でしたが、全て53秒台をマークする安定感と、ショートトラック日本新記録を二度更新する好調ぶりを示すなど、充実したパフォーマンスとなりました!
今後は屋外でのレースに挑み、世界大会出場をはじめ、更なる活躍と記録の更新を目指していきます。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします!
(表彰式で笑顔を見せる松本)
【松本 レースコメント】
今回は前半から積極的なレースをすることで記録と順位を狙って行きました。レース内容は自分がやるべきことを全部やりきれたので、悔いはありませんが、0.02秒差で優勝を逃したのは悔しかったです。
この後は屋外シーズンでの日本記録更新と東京世界選手権に向けて、一試合一試合好記録を狙っていきます。応援ありがとうございました。
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