2025.04.01
2024年11月23日(土・祝)、「とうほう・みんなの陸上教室2024」を開催いたしました!
「とうほう・みんなの陸上教室」は、東邦銀行主催で年に1度、福島県内の小・中学生を対象とした陸上競技のイベントとして2014年から開催しており、今回で記念すべき10回目を迎えました!
この陸上教室は当行陸上競技部の選手・スタッフが講師を務め、速く走るためのコツや楽しさについて子どもたちに指導を行うプログラムです。
また、2024バリパラリンピックT13女子 400mで7位入賞した佐々木が、自身の見えている視野や視覚について解説し、参加者にも擬似的な体験を行うプログラム、「パラアスリート体験教室」も合わせて行われています。
今回は郡山市市制施行100周年記念事業の一環として、2024年7月にリニューアルオープンした「郡山ヒロセ開成山陸上競技場・補助競技場」を会場に行われました!9月の募集開始直後から多くの参加希望を頂き、郡山市内の小中学生を中心に100名を超える参加者にお越しいただきました!
開催当日は直前まで雨が降るなど、天気が心配されましたが、徐々に回復し陸上教室の開始式は晴れ空のもとで始まりました!
開始式の後は、さっそく競技指導の部門に移ります! 参加者は小学生部門と中学生部門の2部門に分かれ、それぞれのカテゴリーに応じた指導を受けます。
小学生部門は、楽しく身体を動かしながら、速く走るための技術を学ぶことをテーマに行われました。講師は天下谷コーチ、松本、佐々木、田代、井戸の5名が務めます。
速く走るためのポイントとして、姿勢作りや、手脚の上手な使い方を中心に説明が行われました。
選手によるお手本や、周囲の参加者の動きを見合いながら、動作の習得を目指して一生懸命に取り組んでいました。
指導の内容は次第にレベルアップしますが、参加者の皆さまもコツを掴み始め、どんどん上達していきました!
最後は講師を務めた選手と競争しながら、学んだ内容を活かして走ります!
開始当初と比べても、よりスムーズに、速く走れるようになりました。また、トップ選手と一緒に走ることでその速さを体感できる貴重な機会にもなりました。
走り終えた時は、みんながとても楽しそうに、笑顔を浮かべていました!
中学生部門では、東邦銀行陸上競技部の走りの礎でもある「ポン・ピュン・ラン」走法の習得をメインに、走りにつなげるためのドリル解説や、スタート技術の練習など、競技力向上を目的とした専門的な内容で行われました。
講師は吉田監督、山内の2名が務めます。
重心の使い方や地面への力の加え方など、具体的なポイントを示しながらの指導がされました。
走りの本質に迫る興味深い指導に、参加者は真剣に耳を傾け、動作を丁寧に確認しながら技術の向上に取り組んでいました。
各カテゴリーにおける競技指導の後は、佐々木による「パラアスリート体験教室」が行われました。
自身の視覚障がいや、陸上競技におけるクラス分けについての説明や、パラリンピックでのエピソードについて話されました。
道具を使いながら、佐々木の視覚を参加者にも体験してもらうコーナーも設けられ、参加者は、その新鮮な内容に興味津々の様子でした。
閉講式後には、パリパラリンピックのグッズやオリジナルTシャツがプレゼントされるじゃんけん大会が行われ、参加者は選手のサイン入りグッズに目を輝かせ、選手とのじゃんけんでは大きな盛り上がりを見せていました!
最後は参加者全員で記念撮影を行い、陸上教室は終了となりました。
撮影の際には再び晴れ間が広がり、皆さまの笑顔と相まって素晴らしい写真になりました!
改めて、県内各地から参加頂いた皆さま、開催に当たりご協力を頂いた皆さま、ありがとうございました!
また次のイベントでお会いできる日を、部員一同楽しみにしています!