2023.12.14
11月23日(木・祝)、とうほう・みんなのスタジアムにて「とうほう・みんなの陸上教室2023」を開催いたしました。
「とうほう・みんなの陸上教室」は、当行陸上競技部の選手・スタッフ全員で講師を務める小、中学生向けの陸上教室です。
9回目の開催を迎えた今回は指導内容や部門を見直し、専門的な陸上競技の技術指導に加え、多くのスポーツに活用できる「速く走るための基礎」や「走る楽しさ」を学べる内容にしました。
募集開始から多数のお申し込みを頂き、当日は県内各地から150名を超える小、中学生が参加しました!
20℃に迫る暖かい気温に恵まれ、絶好の運動日和の中で陸上教室が始まりました。
参加者は小学生初級、小学生上級、中学生短距離、中学生ハードルの4部門に分かれ、各ブロックでの指導を受けました。
小学生初級クラスでは、走るための身体の使い方について楽しく学ぶ内容で、松本と田代が指導を担当しました。
前半は運動ゲームを交え、色々な運動を体験しながら、身体を早く動かすコツを学びます。
後半は、速く走るためのコツも勉強。今年のアジア選手権代表、松本によるお手本をまねしながら、身体を動かします。
最後は学んだことを活かし、ダッシュ!コツを掴んだのか、走るスピードが上がります!最後は選手と競争するシーンも。
選手の走りに負けず、速いスピードで駆け抜けていました。
小学生上級クラスは、より速く走るための基礎について学ぶ内容で、天下谷コーチ、佐々木、広沢、中村が担当しました。今回の陸上教室で最も多い74人が参加し、速く走るためのポイントについて、実際に身体を動かしながら習得に励みました。
後半はダッシュを行いながら、学んだポイントを自分の走りに落とし込んでいきます。本数を重ねるごとに動きがスムーズになり、自然とスピードのある走りになっていました。
中学生短距離クラスは、パフォーマンス向上を志す35人が参加し、吉田監督、馬場が指導を担当しました。
日本代表女子短距離のヘッドコーチも務める吉田監督が、速く走るためのポイントを指導します。専門的な観点からの指導もあり、参加者は理解しようと真剣に取り組んでいました。
走りのスピードに加え、一つ一つの動作に迫力と美しさがでていました。
中学生ハードルクラスは、ハードル種目を専門に取り組む12人の参加者が集まりました。
山内が指導を担当し、ハードルを使ったドリルや、ショートインターバル走での技術指導に取り組みました。
今年の日本選手権男子400mハードルで2位の山内が実際にハードルを跳びながら、スムーズなハードリングに必要なポイントを丁寧に指導しました。
また、陸上教室の間には2023パリパラ世界選手権代表の佐々木真菜による、パラアスリートトの体験教室も行われました。
佐々木が見えている視野・視界を模擬的に体験するため、半透明のクリアファイルを用いたコーナーも行われました。
参加者は普段の見え方との違いを体験しながら、視覚障害やパラスポーツについての理解を深めていました。
閉講式の後には、選手のサイン入りグッズをプレゼントするじゃんけん大会を行い、盛り上がりを見せていました。
最後に全員で記念撮影を行い、無事に陸上教室が終了しました!
県内各地からお申し込み・ご参加された皆さま、ありがとうございました。
またお会いできる日を、部員一同楽しみにしております!