11月23日(水・祝)、とうほう・みんなのスタジアムにて「とうほう・みんなの陸上教室2022」を開催いたしました!
「とうほう・みんなの陸上教室」は、当行陸上競技部選手・監督・コーチの全員が講師を務める小中学生向け陸上教室です。
2014年から始まり、今回で8回目の開催となりました。県内の新型コロナウィルス感染拡大状況などを鑑みながら慎重に検討を重ね、感染対策を講じた上で、昨年に引き続き無事に開催することができました。
8回目となる今年は、県内各地から100名近くの小中学生が参加しました。
〈開会式の様子〉
参加者は小学4年生、小学5・6年生、中学生短距離、中学生ハードルの4部門に分かれ、指導を受けました。小学4年生と小学5・6年生部門は天下谷コーチ、武石、松本、佐々木、広沢、中村の6人が担当しました。このブロックでは、楽しく様々な動きを使い、速く走る為のポイントを掴みました。
アップでは、当行陸上競技部選手とじゃんけんゲームを行い、身体を楽しく温めました!!
当行陸上競技部選手と競走する場面もありました。
途中から雨が降りましたが、雨天走路にて学んだポイントのまとめとして、テンポ走を行いました。指導前より、スピードも上がり、大きな走りに変化していました!!
中学生短距離部門は吉田監督、青木、田代、 馬場の4人が担当しました!
このブロックでは競技力向上を目的に、速く走るための専門的な指導が行われました。
日本のトップ選手も指導する吉田監督から直接、走りでの正しい身体の使い方について学んでいます。
指導されたポイントを意識しながら動作を行い、技術の習得に取り組みました。
また、スタート局面についての指導も行われました。最後にまとめとして、室内走路でテンポ走を行い、学んだ内容を確認しながら丁寧に走っていました。
記録向上を志す参加者が集まり、終始真剣な雰囲気の中で行われました。
中学生ハードル部門は、昨年の東京オリンピック男子400mハードルに出場した山内が担当しました。
ハードルを使った股関節の柔軟運動について指導しています。
ハードルドリルでは、山内が実際に手本を見せながら、リード脚と抜き脚のそれぞれで意識するポイントを教えていました。
その後はミニハードルを使い、ハードル間での走りのリズムを確認した後、実際にハードルを跳んで、技術の確認を行いました。
参加者一人ひとりに対し、丁寧な指導が行われました!
また、今回は東京パラリンピックに出場した佐々木真菜による、小学生・中学生に向けた講話も行われました。
パラスポーツの種目や視覚障害のクラス分けについての話や、実際に佐々木の見えている世界に近い体験をしてもらうため、半透明のクリアファイルを使うなど、パラスポーツについての理解を深める講話を受けました。
パラスポーツのトップ選手である佐々木の、普段なかなか聞くことのできない興味深い話を、参加者の皆さんは真剣なまなざしで聞いていました。
昨年に続き2回目となり、パラスポーツについての理解を深める貴重な機会となりました。
教室の最後には、じゃんけん大会を行い、選手のサイン入りグッズをプレゼントしました。
参加者全員で元気に、ガッツポーズで記念撮影をして終了となりました!!
また、参加者の皆さんには陸上教室実施後2週間の体調観察を行っていただき、参加者全員が体調に問題がないことを確認し、陸上教室を無事に終了することができました。皆さまのご協力に、改めて感謝を申し上げます。県内各地から参加された皆さま、ありがとうございました!!
またお会いできる日を楽しみにしています!