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    皆様にご報告が遅れてしまいましたが、
    今シーズンを持ちまして、現役から引退することにしました。

    今年は、ロンドンオリンピックがあり、そこを目指して、
    すべてをかける思いで今シーズンを迎えました。
    シーズン初めから記録を狙い、標準記録に挑戦していましたが、
    なかなか記録を出せずにもがいていました。

    最終選考の日本選手権、初めて優勝することができました。
    しかし、標準記録を突破することができませんでした。
    勝てた嬉しさよりも標準突破できなかったことの方が強く、
    何とも言えない気持ちになりました。

    この瞬間に、オリンピックが目の前からなくなりました。
    その時に、このオリンピックという目標が、
    自分を走らせてくれてたんだと、改めて感じました。

    北京オリンピックに出場して、そこで燃え尽きるのかな?とも思いましたが、
    意外と気持ちは前向きで、もっとやれるのではないかという気持ちになりました。
    そのまま、順調に記録が伸びたわけでもなく、むしろ、ベルリン世界陸上以降は、
    日本代表にもなれず、私自身の中でも、混沌とした時期がありました。

    でも、ここで終わるわけにはいかない、
    やらなければならないという気持ちが強く自分の中にあることに気付きました

    そこからは、ロンドンへの挑戦がラストチャンスだと自分を奮い立たせ、
    今年のシーズンまで走ってきました。
    ロンドンへの道が断たれた時、次へ!という気持ちになるのかなとも思いましたが、
    先ほども書きました通り、オリンピックへ、その気持ちが自分の原動力になっていましたし、
    ここで陸上人生の締めくくりを迎えようと思いました。

    シーズン後半は、締め括りにふさわしいレースを目指し、
    そして、これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを込めて走りました。

    全日本実業団の女子総合優勝は、少数精鋭でしたが、
    本当にみんなで手を取り合って勝ち取った、価値のある優勝でした。

    国体は、福島での二度目の出場。福島を胸に結果を残したいという気持ちと、
    400mのラストレースになるこの大会は、絶対に勝ちたいと思っていました。

    そして、日本選手権リレー。
    昨年の雪辱もありますが、これまで一緒に走ってきたチームのみんなとの
    最後のバトンパスになるので、色んな思いを込めて走りました。

    400mリレーの記録は、みんながお互いを信じ、
    チームのためにという力があったからこそ出せた44秒36だと思います。

    1600mリレーは、本当のラストランになりました。
    みんながしっかりと繋いできてくれたバトンを握りしめて最後を走れて、
    本当に楽しかったし、全力で駆け抜けることができました。

    ゴールした時、スタンドには、同級生をはじめ、たくさんの人が応援してくれていました。
    私は、こうしてたくさんの人たちに応援してもらって、ここまで走ってこれたんだなと、
    最後の最後に改めて心から感じましたし、ラストランを素晴らしい形で飾ってもらいました。
    本当に多くの方々に支えてもらっていたなと・・・


    東邦銀行陸上競技部に所属して二年。
    この二年は私にとって、集大成の時期となりました。
    競技人生の締め括りに、
    地元企業である東邦銀行を胸に走れたことは、本当に嬉しいことでした。

    私は、福島に来て、川本監督に出会い、戦友とも言えるチームメイトに出会い、
    そして、福島県のみなさんの応援に支えられて走ることができました。

    福島に来たからこそ、今の私があります。福島は、私の第二のふるさとです。
    ですので、地元の企業に所属できることは、
    身が引き締まる思いでしたし、本当にうれしいことでした。

    入行の時は、震災直後でとても大変な時期でもありました。
    それにも関わらず、行員の方々をはじめ、
    福島のみなさんは、とても暖かく応援してくれました。
    何が何でもやってやる!と競技に対する気持ちも今までよりももっともっと強くなりました。
    この二年は、特に皆さんの応援が身に染みて、本当にありがたいなと心から思いました。

    ロンドンへの出場は叶いませんでしたが、福島に来て12年、ここにきて、世界を目指し、
    全力で競技に取り組むことができました!

    たくさんの方々に出合い、支えられ、駆け抜けた日々でした。
    決して一人で走ってくることはできませんでした。

    今まで陸上に捧げてきた時間は、私にとって本当にかけがえのない時間でした!
    みなさん、これまで応援していただき、本当にありがとうございました!!


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    ≪みんなで勝ち取った全日本実業団にて≫

     

     

     

    2012.10.21

    昨日「東邦カップふくしまリレーズ」が開催され、

    たくさんの子ども達が一生懸命走ってくれました。

     

    そんな中、私達も日本記録目指して走りました!!

    300mは残念ながら日本最高記録が出せませんでしたが、

    60mでは渡辺選手が日本記録の素晴らしい走りを見せてくれました☆

     

    今回はリレーの大会でしたが、

    本当にリレーは不思議な力を持っていると思います。

     

    陸上競技は個人競技ですが、リレーは団体競技と一緒です。

    チームプレーが結果を左右します。

     

    チームのみんなと力を合わせて、心を合わせてバトンを繋ぎます。

     

    私も陸上を始めてからずっとリレーを走っていますが、

    やはり自分の個人種目とはまた違った気持ちがします。

     

    嬉しさも悔しさも個人競技の倍は違うと思います。

    そこがリレーのいいところですね〜。

     

    昨日の大会でも各チームの意気込みが走りに伝わっていました。

    リレーだけの大会はなかなかないので、

    いい経験ができたと思います。

     

    私達も今週末から日本選手権リレーに出場します。

    昨年は出場できずチームに貢献できなかったので、

    今年は走りで貢献できるように頑張りたいと思います。

     

    今シーズン最後の試合となるので、

    納得のいく走りをして終えたいと思います。

    今年一番の走りをしてきます!!

     

     

    2012.10.13

    国体がおわりました。
    福島での出場は、今回で2回目になります。

    昨年は、前半シーズン全く走れなくて、
    秋には絶対に走れるようになってやる!と夏を過ごし、臨んだ山口国体。
    初めて「ふくしま」を胸に走る、ちょっとした高揚感もあり、
    県を代表するという責任感や使命感のようなものもあって。
    どれも国体だからこそ、沸いてくる気持ちです。

    でも、思うように走れずに悔しい思いをしました。

    今回の国体。今年こそは!と意気込みも、去年より強いものだったと思います。
    記録は、納得できるものではありませんでしたが、
    勝てて本当によかったなーとホッとしています。

     去年の悔しさもありますが、それよりも・・・

    今の私があるのは、福島に来たからだと思ってます。
    福島でたくさんの出会いがあり、たくさんの方に応援してもらい、支えてもらいました。
    福島に来なかったら、福島で競技を続けていなかったら、今の自分はありません。

    特に、昨シーズンは本当に走れなくて、もどかしくて。
    でも、そんな時でも励ましの声をかけもらいました。
    走ることで元気を!なんて思っていた自分が一番励まされてたんだなと実感しました。
    だからこそ、頑張らなきゃと心から思えた1年でした。

    今シーズンは、その頑張らなきゃの気持ちで走ってきました。
    国体でもしっかりと結果を残したいと思っていました。
    ようやく自分の目標でもあった結果を出せたので、ホッとしたのかもしれません。
    本当にありがとうございました!
    福島を胸に、自分らしく1周走れた思います。

    次は、ふくしまリレーズと日本選手権リレーになります。
    日本選手権リレーも、昨年は悔しい結果に終わっています。
    シーズンの締めくくりをしっかりしたいと思っているので、
    残りの時間をしっかりと過ごして、
    残りの試合は、今シーズンで一番いい走りをしたいと思います!
     

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