選手ブログ一覧
2013.01.08
あけましておめでとうございます!
本年も東邦銀行陸上競技部を宜しくお願いいたします。
昨年は本当に沢山の方々にお世話になりました。
オリンピックに行けなかったという悔しさは忘れることはできませんが、
実業団や日本選手権リレー、国体など、チーム戦で力を出すことができたのは、
やはり色々な方々の支えあってことだと思います。
今年は、次のオリンピックに向けては1年目、しっかりと地盤を固める年。
また、モスクワで世界選手権もあります。
世界選手権への道も決して平坦ではありませんが、
応援して下さる皆様にわくわくして頂けるようなレースをしたいと思います!
さて、私は年末年始、実家にしばし帰省していました。
お正月は久しくお会いしてない方から年賀状が届いたり、
年に一度しか会えない親戚の子の成長が楽しみだったり。
寒がりなもので、練習とお参り以外はあまり外出しませんでしたが、
普段よりもゆったりとした時間を過ごすことができました。
年末年始は自分の家の近所を走ったりするのですが、
これがなかなか面白いんです。
とはいっても、うちの近所はほとんど田んぼしかないのですが…(笑)
何気に毎年、ちょっとした発見があったりします。
今年はジョギングがてら、小学校の近くの神社にひっそりとお参りに行ってきました。
ジャージだったので相当浮いていましたが、
幸いにも(?)ほかに参拝客の姿は無かったので、堂々とお参りしてきました。
この神社、小学校の通学路にあるのですが、実は中まで入るのは今回が初めてで、
こんなところあったんだ!という小さな発見。
そして、その神社の脇にはお寺があるのですが、
そのお寺にはこんな言葉が掲げられてました。
「人生やりなおしはできないが 見なおし出なおしはできる」
う~ん、深い…
私は陸上という道を歩んでこれていることはとっても幸せだと感じています。
もちろん、きついこともありますが…
人生を終えるときに「良い人生だった」と言えるかどうかは、やっぱり本人の努力次第なのでしょうか。
それが分かるのは、きっとずっと先のことになるんでしょうが、
この言葉を見たときに、ともかく悔いだけは残らないよう、
やりたいことはやり尽くしてやる!という気持ちになりました。
年始はその後いったん福島に帰り、5日から再び沖縄に合宿に来ています。
今年は初っ端からなかなか良い感じに追い込んでします。
それにしても、沖縄はやっぱり暖かい…
岐阜から福島に帰った時、かなりの雪と寒さで道はツルツルに凍り、
車のバッテリーもダメになってしまい凹んでいたので、
この暖かさの有難みが身に沁みます…。
合宿はまだまだ始まったばかりなので、
今年はモスクワに向かって一歩一歩しっかり踏みしめていきたいと思います!
<おまけ>
初日の出…
の時間に起きることができなかったので、初日の入りです。笑
とっても綺麗な夕焼けでした。
早いもので今年もあとわずかとなりました。
皆さんにとって2012年はどんな年だったでしょうか。
私にとって2012年は多くの気づきや発見に出会えた一年となりました。
年齢を重ねると一番難しいのがその時々の体力の把握です。
何もしないとまるでザルで水を汲むような感覚で体力が落ちていきます。
今、自分の手持ちのエネルギーがどれくらいあるのかが把握できないために、トレーニング効果が半減してしまったり、レース構成がうまくいかなかったり、そういった問題をここ数年抱えてきました。
どうやったら解決できるのか、それはもうずーっと考えてばかりの日々でした。
やはり考え続けるって大事なことで、考えて考え抜くと、ある時ふっと答えが目の前に現れてくれたりするものですね。
点在していたいろんな情報が一気に線でつながっていくように、少しずつ向き合い方が掴めてきました。
もう一つは感覚的に欲張らなくなったこと、でしょうか。
あれもこれも、ではなくて、肝心要のことにだけ集中できるようになってきました。
大切なものって、そんなに多くないんだなって改めて気づいてみたり。
去年は自分にとって不甲斐ないにも程があるほど情けない結果に終わった一年でした。
このままで終わるわけにはいかない!という一心で一冬を越えてきました。
去年の不振がなければ、今年の気づきや発見はなかったかなとも思います。
人間万事塞翁が馬、ですね。
この冬はさらに一歩ずつ着実に、でも同じことを繰り返すのではなく、新しい自分を作り出せるようにと、試行錯誤を繰り返しています。
春にはどんな自分に仕上がっているか楽しみです。
そのためにも今日という一日を大切にして、積み重ねていきたいと思います。
来年も変わらぬご声援よろしくお願いいたします。
皆さんにとって2013年が充実したものになりますように。
よいお年をお迎えください☆
【本日の一枚】
家の近くの池です。
凍っている水面に夕焼けが映し出されていてとてもきれいでした☆
2012年のシーズンが終わり、
2013年のシーズンへ向けて走り出しました。
12月の始まりと共に福島には雪の訪れです。
12月1日の大学はこんな感じ。
しかもこれが30分ほどでこの光景になってしまうので、
これにはさすがに雪国育ちの私もビックリです。
それも時が経てばこんな感じです。
太陽の力ってすごいですね。
大学のグランドからはこんなキレイな夕焼けも見えたりします。
2012年のシーズンを一言で振り返るのは難しいのですが、
この4年、オリンピックへ向けて走ってきて、
その道が途絶えた時、しばらく立ち止まってしまいました。
でも、もう一度世界で戦いたいと思い、
また、純粋に速く走りたいと思い、
また走り出しました。
とくにシーズンの後半は、
このチームで良かったなと、
チームメイトの絆と心強さを感じる場面がとても多くありました。
みんなと一緒だったからがんばれたことが、
たくさんありました。
色々なことを感じ、考えた一年でした。
この冬は、気持ちも走りもぶれずに一冬を越していけると思っています。
純粋に速く走る楽しさを忘れずに心に置き続け、
春の快走を楽しみにがんばっていこうと思います!