選手ブログ

更新履歴

    バックナンバー

    選手ブログ一覧

    いよいよ陸上も本格的にシーズンが始まりました。

    先日行われた織田記念では、
    高校生の桐生選手が男子100mで10秒01の驚異的なタイムを叩き出し、
    女子やり投げでは海老原選手がまたもや日本新と、驚きの連続。

    女子100mに出場した我がチームの真弓さんも、
    11秒5台と安定した走りで、4位入賞。
    私も3日に行われる静岡国際に向け、気持ちがわくわくしています。

    静岡国際が行われるエコパスタジアムは、東海地方という事もあり、
    完成当初から何度か走らせて頂いています。

    このエコパスタジアムは、私にとってとても思い出深い競技場です。

    初めてここで走ったのは、確か高校2年の東海大会でした。
    それまでに走った中でもトップクラスの大きさの競技場で、
    しかも静岡国体のリハーサル大会を兼ねており、
    雰囲気に呑まれて非常に緊張したのを覚えています。

    同じ年、静岡国体が行われました。
    私にとって400mHでは初めての全国大会で、
    準決勝では全体で9番目のタイムで決勝進出を逃し、
    悔しい思いで決勝のレースを見ていた事を覚えています。

    そんな苦い思い出もある競技場ですが、
    その時の思いがこうして競技を続けている現在に繋がっている訳です。

    そして、不思議と一周追い風という奇跡のような風が吹く事もあり、
    良い競技場だな〜と思います。

    何より、東海地方ですから、エコパは “ホーム” という感じがしますね。
    そんな競技場で走れる事はやっぱり嬉しいです。


    今年はまだまだ自分の思いと走りが噛み合ず、やきもきしている感じでしたが、
    ここらでしっかり形にしていかなければと思います。

    織田記念での選手たちの活躍に便乗して、
    静岡でしっかり結果を出してきたいと思います!

    *おまけ*
    春の名残……↓
    DSC_1001.jpg
    枯れ草のようにに見える物は、全部つくしです。
    生え過ぎ。

    4月より始まったNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」
    北三陸を舞台に描かれています。
    もともとこの脚本家の方の作品は好きなのでよくチェックしてました。
    今回も絶対おもしろいに違いない!と録画して楽しんでいます。

    そのドラマの主人公アキは東京生まれの東京育ち。
    夏休み、母に連れられ、母の実家である東北の北三陸へ。
    そこで海女をしている祖母に出会い、北三陸の世界にどんどん引きこまれていきます。

    アキを通して見る北三陸は町も人もとても新鮮で魅力的です。
    でも、北三陸にずっと住んでいる親友のユイは東京への憧れが強く、その魅力に気づいていません。
    でもアキも同様で住み慣れた当たり前の世界の魅力には気づいていないのかもしれません。

    私も海外に行くまでは自分の生まれ育った日本の魅力に気づいていなかったような気がします。

    海外でよくする会話としては・・
    「どこから来たの?」
    「日本です。」
    「わぁ素敵!日本っていいよね!こんなところやあんなところがあって・・・」

    と逆に外国の方に日本の良さを教えてもらったこともあります。
    そういうところが日本の魅力だと思われているんだなぁと知ったり、海外の文化に触れる中で日本のオリジナリティに気づいたり。

    私は福島で生まれ育ったので、福島以外の町に住んだことがありません。
    でも遠征や合宿でいろんな土地に出かけて行って、故郷を遠くから眺めることで、改めて福島の良さを感じることが多いです。
    海も山も湖もあって、四季折々の自然に恵まれた福島県は本当に素晴らしいところだと思います。

    光の当て方で、見方次第で、どんな場所でもモノでも輝きを増すんですね。
    当たり前にあるものにも別な切り口でスポットを当ててみると意外な発見が生まれるかもしれません。
     

    これは競技にも当てはまりますね。
    長年、当たり前に思っていたことも実は外から見てみればすごいことだったり、逆に違う世界から見れば、まだまだ改善の余地があることだってあると思います。

    自分のいる場所を、中から見たり、外から見たり、いろんな角度で観察することって大切だなって思います。
    長年続けている陸上競技ですが、いまだに新しい発見があります。
    それは長く続けている中でいろんな経験をして視点が増えているからかもしれません。

    様々な世界の人と交流する中で、いろんな見聞を深めて、視野を広げて、一番夢中になれる陸上競技を深く追求していけたらこんなに楽しいことはないですね。

    もう二十年以上繰り返している競技会シーズンですが、様々な視点や観察眼も磨いて、今年も新たな発見に出会っていけたらと思います!


    CIMG4646.JPG
    アメリカで撮影した植え込みです。
    でもカリフォルニアの光を当てるとこんなに輝いて元気に見えるんですね。
    光の力ってすごいなってアメリカで改めて感じました。


     

    福島の桜は、残念ながら散り始めていますが、私の自宅周辺は今が見頃!
    でも、今日は雪。4月ももう終わりに近づいているのに雪。
    なんだか、体調がおかしくなりそうですね。

     

    そんな中、選手はそれぞれ初戦を迎えた今週末。
    みんなの結果が気になって気になって、お休みの日なのに心は落ち着きません。
    何度も、ネットで結果を見てみたり。

    このひと冬、一歩離れたところからみんなの練習を見てきました。
    それぞれが心身ともに充実させて、アメリカへ旅立だったと思います!
    だからと言って、初戦から結果が出るような、簡単なものでも・・・ないと思います。

    初戦では、 記録には見せないものを得ることがあります。
    試合をしてみなくてはわからないこともあります。

    こればかりは、みんなに直接聞いてみなくてはわからないことですが・・・
    いよいよ、シーズンが始まりましたね!
     

    みんながアメリカで奮闘している中、日本に居残り組の私と田嶋選手。

    田嶋選手は、2週間の研修。
    私は、3月下旬より広報・社会貢献室へ異動となり、業務に励んでおりました。
    といっても、まだまだ研修生のような感じです。
     
    新しい環境に、居残り組も奮闘しておりました。
    新しい環境=新しい発見の連続です。
    これまでとは違った側面で自分を成長させていくチャンスは、
    毎日どこかに潜んでいると思います。
    それを見つけだして、はじめて成長することができるのだと思います。
    そう思うと、毎日宝探しをしているような気持にもなります!

    滅多に降らない雪の中でも、凛と咲く桜のように、
    たくましく頑張ろうと、改めて感じた、春の雪の日でした。



     


     DSC_17690.jpg
    近所の桜並木。
    雪がうっすらと積もる中、きれいに咲き乱れていました。


     

    • 大会日程・結果
    • 活動レポート
    • 選手ブログ