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    馬場 優純

    2022.05.30

    皆様こんにちは!
    気がつけば5月も残り2日となりました。
    気温も30度まで上がる日もちらほら出てきて、本格的に夏がすぐそこまで来ているなと実感しています。
    体が暑さに慣れていない今が1番熱中症の危険があると思うので、塩分補給やアイシング等の対策をしながら練習をしていきたいと思います!

    先輩方のブログにもあったように先日、川本監督がお亡くなりになりました。
    最初は実感が湧かず、受け止めるのに少し時間もかかりましたが、今は切り替えて練習に励む事が出来ています。
    私は福島に来てすぐに怪我をしてしまったため、川本監督と本格的に練習をすることが出来たのは昨年の夏からでした。
    短い時間でしたが、沢山のことを教えて頂きました。

    私の中で特に印象に残っているエピソードがあります。
    丁度2年前になりますが、川本監督と初めて走幅跳の練習をした時に怪我をしてしまいました。
    病院で診察を受けて、診断結果を電話で報告した時に川本監督は
    「強い気持ちと明日への希望だよ!このくらいの事があった方が陸上人生おもしろいじゃない!」
    と声をかけて下さりました。

    監督がその時に既に病気を患っていたことは、その後で知ったのですが、その言葉を体現しグラウンドに立ち続けた先生の姿に、自分も負けていられないと勇気をもらっていました。
    1年目から大きな試練がありましたが、乗り越えられたのも監督の二つの言葉のおかげだと思います。

    現在は怪我も治り、練習も出来るようになりました。
    しかし、記録、結果を出せていない自分がいます。
    陸上人生でここまで上手くいかないシーズンは初めてです。
    何をどうすればいいのかがグルグル頭の中で回っていて、負のループに入っている気もします。

    一度頭の中を整理して、何をできるようになればいいのかを明確にして、まずはこれをできるようにしようと計画も立てながら練習を行なっています。
    ただ、また上手くいかないのではと、珍しく消極的に考えてしまうこともありました。
    しかし、今は消極的な考えや不安は知らないふりをして、「明日への希望」を持って「強い気持ち」で今やれることを全力でやり抜いて行こうと思います!
    そして、監督と目標にしていた8mを跳んで少しでも恩返しができればなと思います。

    私は標準記録を切る事ができず出場することは出来ませんが、日本選手権まで残りわずかとなりました。
    チームの良い雰囲気や良い流れが出来てきているなと、練習をしていてつくづく実感します。
    先輩方の応援もしつつ、私もそのいい波に乗れるように頑張りたいと思います! 今後とも温かい応援の程、宜しくお願い致します。

    広沢 真愛

    2022.05.27

    みなさんこんにちは。
    本日は週末ということで、今週もお疲れ様でした!
    どのような1週間だったでしょうか?

    ここ数日はとっても天気が良く、半袖短パンで練習ができる真夏のような暑さでした。天気が良いとのびのびとした気持ちになり、今日も頑張ろう!と、より一層やる気が湧いてきます!私はそんな気持ちで今週を過ごしました!
     

    そして先日ですが、当部の監督を務められていた川本和久監督がお亡くなりになりました。そのお話を聞いた時には実感が湧かず、信じられませんでしたが、今は徐々に実感が湧いていて、なんともいえない気持ちでいっぱいです。

    私は、川本監督と過ごした時間は2年1ヶ月という短い期間だったので、なかなか一緒に遠征に行ったり、様々なお話をしたりする機会が少なく、川本監督についてもっと知りたかったなぁと思います。
     

    ですが、短い期間ではありましたが、走りの技術はもちろん、人として大切なことや考え方をたくさん教えて頂きました。その一つ一つを思い出しながら、自分の中で大切にし、しっかりと形にできるようにしていきたいと今、強く思います。

    私は川本監督と出会い、東京からはるばる福島にやってきました。川本監督の作りあげてきた、様々な歴史がつまった福島大学陸上競技場で、東邦銀行陸上競技部の一員として今、陸上競技をやらせて頂いています。この環境、この東邦銀行陸上競技部で、絶対に目標を達成できるようにします!
     


    私もついに、5月14日・15日に山形県で行われた東日本実業団選手権に出場し、シーズンインとなりました。

    1か月前までは出場できるかも分からない状況ではありましたが、無事にスタートラインに立つことができました。
    結果としては、全体として人と比べると、良くはありませんでしたが、私自身としては取り組んできたことは試合で発揮でき、去年より速く走ることができたことが、素直に嬉しくありました。

    また、次週に行われた記録会でもさらに良い感覚で走ることができ、やっと少しずつ自分のやりたいことができ始め、ここから。というところまできた感じがします。試合を行って悔しさを味わったり、改善点を考えたり、動きを褒めて頂いたり。1つ1つがケガで走れない状況からしたら考えられなかったことなので、すごく嬉しく、幸せです。ですが、まだまだここからなので、貪欲にやっていこうと思います!!


    さて、来月には日本選手権・日本パラが開催されチームメイトが出場予定です。大会に向け、選手それぞれがコーチと考えて決めた練習に取り組んでいます。それぞれの良さを生かしながら、取り組む姿勢が本当にかっこよくて尊敬でき、練習の雰囲気がとても良いなと感じています!
     

    私も一緒に現地で戦うことができないことは悔しいですが、良い雰囲気の中で私もみんなと一緒になって今できることを全力で取り組み、チームメイトを全力で応援します!

    さてさて、これから梅雨にも入りますが、身体を大切にして過ごしましょう!

     

    田代 優仁

    2022.05.23

    皆さま、こんにちは!

    山や森の緑は瑞々しさを増し、空気も次第に熱気を帯びはじめているように感じます。

    福島市は山に囲まれている地形なので、
    この時期は美しい新緑の景色が360度に広がっているように見えます。
    これはとても魅力的ですし、外に出てこの景色を見るだけでも、不思議と心が晴れやかになる気がします!


    さて先日、当行陸上競技部の川本和久監督がご逝去されました。
    正直なところ、まだ整理し切れてない部分もあり、
    大学のグラウンドや研究室に行けば、先生がいつも通りいらっしゃるのでは、
    と思うこともあります。

    直接ご指導を頂いたのは2年と1ヶ月という短い時間ではありましたが、
    先生の教え方や物事の考え方はどれも的を得ていて、凄いなと思うものばかりでした。

    ここ最近は厳しいご指導を受けることも多かったですが、
    それだけ一つ一つの教えに重みがあり、
    それを全部受け止められる度量が自分に足りていなかった事が、
    今となっては悔しくて仕方ありません。

    そして、分け隔てない愛情と厳しさを持って私たちに接してくださっていたという事も、今更ながら実感しています。


    大学4年生の夏、福島で開催された東北選手権で「福島に来て、ここから色んな世界の舞台に羽ばたいていこうよ!」とお話しして頂いた事、陸上競技への思いを一緒に語ったあの時間は、今でも鮮明に思い出されます。
    競技をどのように継続するか迷っていた自分が、この東邦銀行陸上競技部に入部し、世界を目指そうと覚悟を決めた最大のきっかけでした。

    先生とのご縁に恵まれた事、先生の下で陸上競技の事や人間としてのあり方を学べた事…
    色々な感謝の気持ちを胸に、一人の人間として、競技者として、
    自分なりにかっこよく生き続けていきます。


    先週末は、山形県で東日本実業団選手権が開催されました。
    前回のブログでも「整理する」という言葉をいっぱい使っていましたが、
    ようやくこの1ヶ月間で、意識する事や、
    タイムを出すために取り組む事を整理する事ができました。

    それに呼応するかのように一つ一つの動きも研ぎ澄まされ、
    自信と手応えを持って大会に臨みました。

    結果は昨年と同じ5位で、決勝でタイムを落とすなど、今後の大会を戦う上での課題も残りましたが、総合的には、大きな手応えと成長を実感できた大会になりました!

    そして昨日は、日本選手権の出場権獲得に向けたラストチャレンジとして、福井県の記録会に出場させて頂きました。
    正直、かなりのプレッシャーがありましたが、これまでの過程と自分のコンディションを信じて、胸を張って挑戦しました。

    残念ながら日本選手権標準に届くことはできず、悔しさでいっぱいです。
    しかし、自分の中でベストな動きができたこと、4年ぶりに50秒台で走ることができたという収穫もありました。
    こちらもまだ整理はついていませんが、今後は更にスピードを高め、来年こそは日本選手権で勝負できるようにしたいです。


    最後に、この2週間のレースでは、スタート前に

    「田代!もっと落ち着ちついていけよ!」

    という先生の声が、どこかから聞こえていた気がしていました。
    それもあり、安心した気持ちでレースに挑むことができたと思っています。

    それではまた次回、元気にお会いしましょう!


     

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