皆さんこんにちは!
暑い日が続いていますね。陸上部の練習は日中のため、最近は暑さとの戦いになっています。地黒なのですが、そろそろ外国人に間違えられるのではないかと心配するくらいの日焼けです...。日焼け対策も必要です。
吉田コーチのブログにもありましたが、真菜さんが400mでパラ世界選手権の標準を突破しました!!種目が同じで年も近く、普段練習で一緒に走ることも多いのですが、私がいつも真菜さんをみて尊敬するところは、どんなに厳しい練習でも、走り終えた後はけろっとしている(ようにみえる)ところです。私が膝に手をついてぜーぜーしている横を、真菜さんはすっと歩いていきます。つらい、きつい、という感情を外には見せない強さがあり、私も真菜さんのようになりたい!と何度も思っていました。
そんな真菜さんが、先日のジャパンパラでゴールした後タイムを見て涙を流したと聞いて、レースに懸ける思いの強さを知りました。真菜さんは、速くて強い選手なのだと、ますます尊敬の念が強くなりました。結果を聞いた時、自分のことのように嬉しかったです。本当に、おめでとうございます!
そして、東京オリンピックまで残り1年を切りました。
福島駅の構内には、東京オリンピック開会式までのカウントダウンが掲示されています。東邦銀行に入ったときは、東京オリンピックまで3年もあったのに、あっという間に残り1年になってしまいました。前回のリオオリンピックが終わってから3年、記録は立ち止まってしまっていますが、心は成長を続けています。今は怪我もなく練習を積めているので、後半シーズンでしっかり記録を狙っていきたいと思います!
来年の今頃はもっと暑く、熱くなっているのでしょう。ハートもメラメラ燃やしながら、この夏を乗り越えていきます!
ここ数日、ようやく夏らしい青空を垣間見れるようになってきました。
かと思いきや、夕方になると突然のスコールのような雨。
気候がどんどん南国化しているように感じるのは気のせいでしょうか。
先日、岐阜で行われたジャパンパラT13/400mにて佐々木真菜選手が58秒08のアジア新記録を出し、世界パラ派遣標準記録を0.03秒突破しました。
福島県立盲学校を卒業し、東邦銀行へ入行して4年目のシーズン。
入行してすぐの日本パラでは62秒33。
もうかれこれ4秒以上縮めていることになります。
走る度にどんどん記録を塗り替えていく彼女は「すごい」の一言です。
今までいろんな新しいことにチャレンジしてきましたが、真菜の口から「できない」とか「無理」という言葉を聞いたことがありません。
先日も福島県選手権で初めてマイルリレーの1走に挑戦しました。
通常は渡す側が次の走者との距離感を見て「ハイ」と声をかけて、バトンを渡すのですが、真菜はそれが難しいので、もらう側の選手が「ハイ」と声をかけて、バトンを差し出してもらう形でバトンをつなぎました。
視覚障害を持つ彼女にとってバトンの受け渡しはとても難しいことだったと思います。
バトンを持って位置につくこと、走り終えた後に人にぶつからずにトラックから出ること、未知のことだらけで不安もあったと思います。
ですが、健常者の選手たちと堂々と競い合い、いや、むしろダントツでバトンを持ってきて、しっかりバトンを繋ぎ切った姿は頼もしく感じました。
私たちは自分が経験したことのない未知の世界にチャレンジしています。
歩いたことのない道を歩き、道を切り拓いて行かなければ、目指す目標は達成できません。
自分の僅かな経験値に囚われて、自分の可能性に限界を作ってしまうのは本当にもったいないことだなと思います。食わず嫌いみたいなものですね。笑
地道な努力の積み重ねと何事にも前向きに挑戦する素直な姿勢が、「レコードガール」と称される彼女の快進撃を支えているのだと思いました。
今季からT12にクラスが変わり、新たに走幅跳にチャレンジしている佐藤智美選手もそうですが、パラの選手たちにはいつもいろんなことを教えてもらっています。
東京に向かって、パラチーム共々、お互いに刺激し合いながら、みんなで頑張っていこうと思います!
【久々の青空】
時折、夏らしさが見えてきました。
梅雨明けも間もなく??
梅雨でじめじめした日が続いていますね。
思いがけず蒸し暑い日もあるのですが、東北の梅雨はやはり涼しいです。
というのも、先日実家に帰省する機会があったのですが、西の方の蒸し暑さはやっぱり半端ないなぁ…としみじみ思ったのでした。
その帰省の際、自分の部屋や倉庫の片づけをしていたのですが、今まで獲った賞状やメダル、トロフィーが大量に出てきまして…
最近のものもあるのですが、奥から古いものが出るわ出るわで。
市の大会なんかの賞状も出てきました。
そういった大会って、今の自分からしたら取るに足らないもの…と考えてしまいがちですが、大切にファイリングしてあったりして、当時の自分の気持ちが蘇ってくるようでした。
私は昔から「オリンピック選手になりたい!」とビッグな夢を抱くタイプではなく、目の前の事に夢中になって、気づいたらここまで来たなぁというタイプの子だったので、どんな小さな大会で入賞しても嬉しかったなぁと。
今はもちろん目指すところは高みなので、小さいことに一喜一憂すべきではないという気持ちが大きすぎて、自分の小さな進歩を認めてあげることができていなかったのかも、と思います。
日本選手権が終わってから色々思う所もありましたが、今は自分がやるべきことがはっきりして来ているので、そこに向かったアプローチを試行錯誤してきています。
急ぎ足で日本選手権に合わせるために一足飛びにしてきた部分をもう一度見直し、着実にステップアップして行きたいと思っています。
陸上を始めたばかりの頃の気持ちを思い出して、少しずつ、日進月歩で進歩して行きたいと思います。
おまけ
箱に入るのが大好きな実家の猫さん。
A4サイズくらいの箱を見つけて入ろうとして、「絶対無理でしょ!」って笑われてたんですが、無理やり入り込んでドヤ顔をしていました。笑
私も彼女のようにチャレンジ精神旺盛で居たいものです!