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    広沢 真愛

    2021.08.30

    みなさんこんにちは!
    本日、8月30日月曜日はチームメイトの馬場の20歳の誕生日です!おめでとうございます!!20歳というのは成人になるということで、いつもとは違う感情で迎え、家族や友達にも盛大にお祝いしてもらったことを覚えています!私にとっては4年前。。時が経つのは早いです。(笑)


    そして、残り2日で9月に突入です!まだ暑い日々ですが、夏も終盤にきていると思うと、少し寂しい気持ちになります。(笑)今年は、夏らしいことは何もできていませんが、必死に塗る日焼け止め、灼熱の中、氷嚢で身体を冷やしながらの練習!まさに夏を味わっていますね(笑)そして、福島の甘い桃をたくさん食べて夏を感じました!

    さてさて!パラリンピックもついに開幕され、明日からはチームメイトの佐々木真菜がまずは100m(T13)に出場です!
    私と同い年でもあり、同じ400mを専門としていることで佐々木の出場は本当に刺激になります。
    出会って一緒に練習を始めて1年半ぐらいになりますが、見えづらかったり、目の調子が良くない時などもありますが、自分のやるべき練習などに黙々と打ち込む姿勢や、追い込む練習も好きだったり、表には出さなくても強い意志を持っていたりと尊敬することばかりです。

    私は大学時代もパラの選手と一緒に練習を行っていましたが、片手に義手をつけながらメディシンボールを投げたり、靴紐も器用に工夫して結んだりと、障害がない人たちとも何も変わらなく練習、生活をしていました。

    生きていく上でとても大変なこともあったと思いますが、想像できない努力などがあると思います。努力すればできるようになったり、できなかったとしても何かは掴めたり変われたりすると思います!私も上手くいかないことなどありますが、今自分にできる最大限の努力をしていこうと思います。

    長くなりましたが、私も福島から佐々木を全力で応援しながら刺激をもらおうと思います!
    皆さまもどうぞ佐々木真菜への温かいご声援の程宜しくお願い致します。

    田代 優仁

    2021.08.27


    桃が美味しい季節から、梨が美味しい季節へ移り変わろうとしています。
    皆さまこんにちは!いかがお過ごしでしょうか。
    オリンピック開会式の7月23日に書いたブログから、あっという間に1ヶ月が経ちました。オリンピックは陸上競技をはじめ、多くの種目で盛り上がりましたね!私も選手の活躍や素晴らしいパフォーマンスにワクワクし、たくさんの刺激を受けました。
     

    そして、一昨日よりパラリンピックが開幕し、今日からはいよいよ陸上競技が行われます!
    私たちのチームからは、佐々木真菜選手がT13クラスの100mと400mに出場します!
    直接応援できないのは寂しいですが、佐々木選手が最高の舞台で活躍できるよう、福島の地から精一杯の力を込めてエールを送ろうと思います。
    皆さまも、応援のほどよろしくお願いいたします!

    さて、本来であれば、明日から山形県で行なわれる東北選手権に出場する予定でしたが、諸般の事情により開催中止となってしまいました。
    1ヶ月ぶりのレースでもあり、福島県の代表として挑む試合でもあっただけに、中止の知らせを受けた時は複雑な気持ちでした。しかし、他の選手や、大会開催に向けて尽力された多くの方々にとっても、同じかそれ以上に残念な気持ちを抱えていると思われます。
    改めて、試合が開催されること、スタートラインに立てることの大変さを強く感じると共に、選手である私たちは、開催されるレース一つ一つに感謝の気持ちを持って、自分の最大限の力を発揮できるようにしなければならないと強く思いました。

    今回は、この東北選手権に絡めてもう一つお話をしようと思います。
    東北選手権は、県の総合得点を競う東北総合体育大会を兼ねて行なわれ、各県の代表選手は、県選手団として試合に挑みます。
    つまり、同じ県の中学生から一般カテゴリーの選手が一つのチームになって行動する、貴重な経験ができる試合でもありました。

    私も高校2年生から出場してきましたが、東北の様々なカテゴリーの選手とレースができる貴重な機会で、毎年楽しみにしていた試合でした。
    また大会期間中は、普段は話す機会のない選手やコーチとも会話をし、情報を交換することで、多くの方と関わりを持つことができました。

    改めて振り返ると、結果やタイムだけでなく、人とのつながりを得られるという所も、東北選手権ならではの特別な魅力だと感じます。そして来年以降は、無事にこの大会が行なわれるようになることを願うばかりです。

    来月には全日本実業団対抗選手権が控えています。
    この大会はチーム対抗戦であり、東邦銀行チームの一員として大きな責任を持ちつつ、自分らしく自然体で勝負に挑みたいです。また、昨年は出場できなかった雪辱も晴らすべく、最高の状態で走れるよう、これからの期間も集中して取り組んで参ります!

    【今日の1枚】
    cloud1_tashiro.jpg

    昨日の練習終わりにパチリ。入道雲に夕日が上手い具合に当たり、どこか神々しさ(?)を感じます。
    ジブリ作品が好きな私は、この奥にラピュタがあるのではないかと思ってしまいました。(笑)
    このような入道雲が見られるのもあと少しなのでしょうか。

    吉田 真希子

    2021.08.23

    まもなく東京パラリンピックが始まります。
    東邦銀行陸上競技部からは佐々木真菜が視覚障害T13クラスの100m、400mに出場します。

    ご存知の方も多いと思いますが、パラリンピックは1948年イギリスのストーク・マンデビル病院で行われた車椅子アーチェリー競技会が起源と言われています。第二次世界大戦で脊髄を負傷し、この病院に入院していた兵士たちのリハビリを目的として行われたそうです。
    その競技会を提唱し、後にパラリンピックの創始者と言われるルートヴィヒ・グッドマン博士が兵士たちにかけた言葉が印象的です。

    「失われたものを数えるな、残されたものを最大限活かせ」

    この言葉はパラアスリートだけではなく、私たちにも共通して言えることだと思います。
    私たちは何かを失った時、うまく行かない時、失くしたものやうまく行かない要因に気が取られがちです。
    時には失くしたものを取り返そうと更に無駄足を踏んでしまうことも度々あります。

    長く競技をしていると身体のどこかに痛みがあったり、事前に調整がうまく行かず練習が少し足りなかったり、様々な不安要因を抱えて試合に臨むこともありました。
    そういう時はどうしてもその身体の一部に気を取られたり、できなかった練習を悔やんだりするわけですが、そんな時にハッとします。

    「たった身体の3%が痛いだけで、残りの97%は元気なのに、なぜたった3%に私は気を取られているんだろう」
    「調整の一部がうまく行かなかっただけで、そんなに人間のコンディションがガクッと狂うわけがないのに」

    人間の身体は繊細なようで、そんなに弱くないと思うのです。
    3%痛かったら、残りの97%で勝負をすればいいのだと思えてきます。

    まさに「失われたものを数えるな、残されたものを最大限活かせ」です。

    佐々木は生まれつき目に入る光の量が調節できない無虹彩症という難病を抱えています。
    眩しくてレーンが見えづらいという難しさだけではなく、強い光を浴びすぎると目に痛みが出ることもあります。
    入行して6年が経過しようとしていますが、この6年間の彼女の努力とそれに伴う成長は一人のアスリートとして尊敬に値するものだと感じています。


    今回の東京パラリンピックに出場するアスリートの皆さんは様々な障がいを持っています。
    この舞台にたどり着くまでの努力や葛藤、発想の切り替え方は想像を超えていると思います。

    ソチパラリンピック閉会式の演出で話題を呼びましたが、
    「Impossible(不可能)」もアポストロフィ(')をつけることで「I'm possible(私はできる)」になります。
    一見、不可能なことでも、少し工夫をしたり、発想を変えることで、可能になるのだと思います。

    不可能を可能にして競技に臨むパラアスリートの凄さを東京パラリンピックを通して感じたいと思います。

    そして当行佐々木真菜へのご声援もどうぞよろしくお願いいたします。

    【夏の夕暮れ】
    IMG_6144.jpg

    少しずつ夕暮れの風が気持ちよくなってきました。

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