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    選手ブログ [田代 優仁]

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    皆さま、こんにちは!

    あれよあれよの間に、暦は師走となりましたね。
    朝、自宅の窓が結露していたり、練習中に吹く風が刺さるように冷たく感じたり…あぁ、冬が来たんだなと実感する今日この頃です。
    私自身、福島で初めての冬を迎えておりますが、正直、想像していたよりも寒い!…と感じています。(笑)

    よく「岩手出身だから、福島はそんなに寒くはないでしょ?」と聞かれたりすることもありますが…。いやいや、福島もなかなか寒いですよ!(笑)
    これからもっと冷え込む季節になるんですよね、、、日頃の防寒対策をしっかりして、体調管理に気を付けていかなければならないですね!

     
    さて、チームはいよいよ冬季練習に突入し、運動強度の高いトレーニングに毎日取り組んでいます!

    私も、かつて経験したことのない質や量の練習を通し、心身共に自らを追い込むことができています。
    トレーニング中は「辛いなぁ…」と思うこともしばしばありますが、長い目で考えれば、こうして強度の高いトレーニングに集中して取り組めていることは、幸せなのだなと実感しています。

    振り返れば、大学4年生だった昨年度の今頃は、卒業に向けた活動も並行して取り組んでいたため、思うような練習が積めませんでした。何とか卒業に見込みがつき、チームに合流した後も、最初は強度の高い練習について行けず、シーズンを迎えてもなかなかパフォーマンスが上がらず、かなり歯がゆい思いをしてきました。

    卒業に向けた活動を言い訳にはできないですが、冬季の厳しい練習を少し積めないだけで、こんなにもシーズンの出来が左右されるのかと思い知らされた1年となってしまいました。

    そうした経験からも、今年はいつも以上に高いモチベーションを持って冬季練習に挑んでおります。


    ただ、かつてのように目の前の練習をがむしゃらに取り組むだけでなく、今取り組んでいるトレーニングは、短期・長期的に見てどの過程にあるのか、数週間・数ヶ月後に何の能力を上げるためのものなのか、具体的なビジョンやトレーニングの目的を頭に入れながら、取り組むようにしています。

    まだまだ道半ばで、勉強不足なところもありますが、この冬季間で「田代、成長したね!」と言っていただけるように、そして思い描くパフォーマンスを発揮できるように、寒空の下、頭と身体をフル回転させて取り組んで参りますので、ストーブのように(?)暖かく見守っていただければと存じます。


    もう一つ、話題を変えまして…。11月上旬のオフ期間、実に7か月ぶりに、岩手県の実家へ帰省しました!

    ここまで長い期間、岩手を離れたことがなかったので、久しぶりに家族の元気そうな顔を見ただけで、一気に気持ちが癒されました!

    このオフ期間中はコロナ対策に気を付けながら、お墓参りをしたり、地元の温泉に浸かったり、毎年お魚を送ってくれる親戚を訪ねたり…と、充実した日々を過ごし、心も身体もリフレッシュすることができました!

    思えば、ここまでの冬季練習集中して取り組めているのも、このオフ期間を通し、心身両面でしっかり切り替えを図れたことが大きかったのかなと思います。切り替えと集中。これはこの冬季練習のテーマとして大切にしていきたいです。


    …話題は尽きませんが、ここいらで一区切りします。おそらく、次回のブログは2021年になると思うので…お互い、お身体に気を付けて、良いお年を過ごして参りましょう。んだば(それでは)!

    2020.10.16

    皆さまこんにちは!季節もすっかり秋めいて、朝晩はぐっと冷え込むようになってきましたね。
    10月に入り、職場や学校などでは衣替えが行われ、冬服やジャケットを着る機会が増えたことと思われます。私たちのチームでも、トレーニング中に長袖のシャツやジャージを着用することが増えました。
    そういえば…汗っかきな私は、毎年この季節になるとシャツ1枚でトレーニングをするか、ジャージなどを着込むか、究極の(?)選択を毎日迫られています。笑
    スポーツ選手にとってはあるあるネタかもしれません。着込めばたちまち身体が熱くなり、脱ぎたくなるけど、シャツ1枚だけでは身体がすぐに冷えてしまう…。悩ましい限りです。

    さて、前回のブログから今日までの間に、全日本実業団や日本選手権など、毎週のように試合が開催されました。残念ながら私はいずれの大会も出場することが叶わず、福島でトレーニングを続けながら、動画配信で試合の様子を観ていました。東邦チームのレースの時には、スタジアムまで届くくらいの声で…と言いたかったですが、飛沫が広がらないよう静かに、熱い気持ちを届けるつもりで応援していました。
    また、私の専門種目である男子400mHの決勝もテレビで観戦しました。高校・大学時代に競い合ってきたライバルが、画面の向こうで走っているのに、自分は画面でその様子を見るだけ…。そう思うと悔しくてたまりませんでした。「来年こそはあの舞台で…」なんて、毎年のように言いながら、それを達成できない自分が情けなく思えました。

    思い返せば、この一か月間は、自分に足りない能力や弱い部分が沢山あることに気付かされました。陸上競技に関することから普段の生活、あるいは人間としての振る舞いに関わるところまで、コーチや先輩方からたくさんの指摘・アドバイスを頂きました。

    特に、時間の見通しが甘いという指摘を多く受けました。自分の行動を振り返ってみると、いつまでに、何を、どれくらい終わらせるかを明確にしなかったせいで、結果として物事が進まなかったり、無駄な時間を過ごしたことが多々あることに気づきました。これまでは、大まかな計画や見通しで「何とかなっていた」かもしれませんが、社会人になった今、決められた期日までに一定の結果を残すことが求められている中で、そのような取り組みでは全く通用しないことを痛感しました。

    物事をうまく進められる人を見ていると、みんな自分なりに物事の見通しを上手に立て、そこに向けてテキパキと行動していることに気付かされます。皆さんにとっては当然の事なのかもしれませんが、残念ながら自分はその当たり前の事を中途半端にし、そのせいで目標を達成できなかった…という状態を繰り返していたのだと思います。1日、1か月、1年…いろいろなサイクルの中で、自分は何を達成したいか、この期間で具体的に何をすべきかを明確にし、実行していかないと、現状を変えることはできないのだなと感じました。
    見通しを立てて、自分自身の行動を管理していく。今までできていなかったことを「当たり前」にし、同じ過ちを繰り返さないためにも、自分なりに工夫しながら、先を見通す力を身に付けていきたいです。


    気が付けば、シーズン終了もあと少しになりました。来年の戦いを見据えた計画づくり、今シーズンの振り返りと反省、トレーニング…やらなければいけないことは沢山あります。来年は狙ったところで狙った成果が出せるよう、これまでの経験や学んだ知識をフル活用し、緻密な計画を組み立てていきます。
    そして、これからも支えてくださる周囲の方々への感謝の気持ちを決して忘れず、多くの事を学び、成長できるよう、日々全力を尽くします。どうか、温かく見守っていただけたら幸いです。

     

    2020.09.04

    皆さまこんにちは!
    2020年も早いもので9月に入りましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

    最近では、夕方の買い物へと行く時に自転車を漕いでいると、ひんやり涼しい風を肌に感じると共に、コオロギや鈴虫など、秋の虫たちの鳴き声が聞こえてくるようになりました。相変わらず暑い日は続きますが、季節は少しずつ秋へと移り変わっていくんだな…と身体をもって感じます。

    とはいえど、日中は30℃を超える日がまだまだ続きそうです。引き続きの暑さや熱中症への対策、そして寒暖差への対策もそろそろ必要になりそうですね。季節の変わり目に体調を崩すことが無いよう、気を付けていきたいところです。


    前回、初めて書いたブログから1か月半が経ちました。
    その間に、東京選手権や八戸での夏季強化合宿、福島県選手権といった大会や活動があり、入行以来最も忙しく、とても充実した期間を過ごしました。
    思えば、自分が入行してから約3ヶ月もの間、コロナウイルスの影響により大会がキャンセルされたり、活動が制限を受けたりしました。

    こうした異常な状況を経験した今、ユニフォームを着て大会に出場できること、スパイクを履いてハードな練習ができること…当たり前の競技生活を過ごせることが、とても幸せなことなのだと感じています。
    この先どのように状況が変わるかは分かりませんが、この期間で感じた様々な思いは、今後も胸に刻み続けていきたいです。
     

    さて、今回は先々月に行われた東京選手権に参加し、そこで感じた事について語ろうと思います。
    私にとって約半年ぶりのビッグゲームとなった東京選手権では、いい結果を残すことができせませんでした。試合当日は気合十分で挑みましたが、緊張と高揚感を上手にコントロールできず、レース前からすっかり落ち着きを失ってしまいました。

    後日、冷静に当日のことを振り返ってみると、自分の感情をコントロールするための行動ができていなかったことに気づきました。私は普段から冷静な人間ではなく、感情のコントロールも得意な方ではありません。

    それでも、セルフトークをする、練習ノートを見返す、呼吸を整える…など、冷静さを欠いた状況でも行動できたことはあったはずでした。

    自分を見失いそうになった時に、自分なりの対策法を持ち、それを実践して落ち着くことができるか…一見当然のこととは思われますが、これをできるか否かによって、結果や競技パフォーマンスに差が出てくることに改めて気づかされました。

    もう一度自分なりの対策法を確立し、プレッシャーを感じる場面でも、上手に自分を落ち着かせられるようになりたいものです。

    この9月は全日本実業団や日本選手権といった大きな大会が開かれるなど、陸上シーズンも真っ盛りとなります!その中でも決して自分を見失なわず、今できることを集中して励んでいきたいです。
     

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