
						
	先日、全国インターハイを観戦しにお隣の山形県天童市へ行ってきました!
	
	インターハイに懸けてきた高校生の想い、先生の想い、それを見守って支えてきた家族の想い。
	それぞれの立場がちょっとずつわかるような気がするから、感動が何倍にもなるんでしょうね。
	高校生の熱い戦いに元気をもらって帰ってきました。
	
	私にとって、インターハイは高校3年間の全てを費やして目指した大会であり、それと同時に、一度も「決勝進出」という目標を達成できなかった大会でもあります。
	うちのチームにはインターハイチャンピオンや決勝の舞台で勝負してきた選手がたくさんいますが、いつも本当にいいなぁって羨望の眼差しで見ています。笑
	
	やはり「欲しいもの」を「欲しい時に」手にできるって最高の幸せなのではないでしょうか。
	
	ただ、今思うと「あの時、インターハイで入賞、優勝していたら」と考えた時に、あくまでも想像でしかありませんが、今の自分はなかったんじゃないかなって思います。
	
	あの時の、
	「勝ちたかった」
	「決勝に行きたかった」
	「もっと速い選手になりたかった」
	
	そういう強く求める気持ちを叶えることができなかったフラストレーションやエネルギーは大学に行ってから、大きなモチベーションに繋がったと思っています。
	
	「人間万事塞翁が馬」
	長く陸上競技に携わってきて、一番実感していることわざです。
	
	良かった結果が次の悪い結果につながってみたり、
	悪い結果だと思っていたけど、振り返ればそのおかげで今の良い結果がある。
	
	そんなことをこのうん十年間、何度となく経験しました。
	それこそ、ふくしま国体で転んでいなかったら、間違いなく400mハードルで日本記録を出すことはなかったと思います。
	
	インターハイでも悔し涙を流している選手たちをたくさん見かけました。
	でもその悔し涙が次の嬉し涙につながることもあるということを知ってほしいなと思います。
	人生はいつどこで花が咲くかわからないですからね!
	
	I know you can do it !!!
	自分に期待して、もっと自分はできる、と自信を持って、頑張ってほしいなと思います。
	
	青木のブログにもありましたが、失ったものをクヨクヨ嘆く時間は身体を動かす時間に。
	その時間は必ず次へのステップになると思います。
	私も彼女の秋シーズンに「こっそり」期待したいと思います。笑
	
	そして、いよいよ、今日から世界選手権が始まります。
	当行からは紫村が国際陸連のinvitationを受けて出場します!
	私も明後日から日本選手団の一員として、ロンドンへ行くことになりました。
	彼女の持つ力を100%発揮できるように、サポートがんばります!
	皆様、応援のほど、宜しくお願い致します!
	
	追記:世界選手権が開幕する本日8月4日は記野の誕生日です。おめでとう!
	
	【インターハイ会場の空模様】
	
	
	
	ちょうどいいお天気の日に行ったので、いろんな表情の空を眺めることができました。
	The sky is the limit.(限界は天高くに) 私の大好きな言葉です。