
						
	新型コロナウィルスに関する情報が日ごと深刻さを増しています。
	
	かくいう私も各メディア媒体を通じて、様々な情報に目を耳を傾ける毎日です。
	目に見えない対象との戦いは東日本大震災の放射能対策の日々をつい思い出してしまいます・・。
	
	当時、目視できない放射能を見えるもののように捉え、事あるごとに、手洗い、うがい、衣類の洗濯、入浴、など様々な対処をしていたことを思い出します。
	
	様々なことに疑心暗鬼になりがちですが、
	当時よく耳にしていた「正しく恐れる」という言葉に尽きるのだと思います。
	そのためには科学的根拠に基づく情報をしっかり取り入れ、自分自身で理解をして、判断をしていくことが必要だと思っています。
	
	そしてこの時期はアスリートにとってはシーズン間近の重要な時期です。
	冬季に入ってからの3ヶ月、来る日も来る日もトレーニングを重ね、しっかり練り上げてきた土を形づくって、窯に入れて、焼き上げる時期に来ています。
	
	窯に入れるタイミング、焼き上げる温度、時間がとても大切です。
	
	2011年東日本大震災が発生した前日のことを時折思い出します。
	その日は穏やかな天気で、シーズンに向けたチェックとして全力走を行っていました。
	例年よりも好タイムでその練習がこなせたこともあり、シーズンインが待ち遠しくワクワクした気持ちで練習を終えたことを今でも覚えています。
	
	その翌日、地震が発生し、その後は約2週間ほど走ることができませんでした。
	ようやく走り出した時には、その良かった感覚はすっかりどこかへ消え去っていて、愕然としたのを思い出します。
	
	そのくらいスポーツ選手にとって、影響の強い時期なのだと思います。
	1日1日の練習がその後のパフォーマンスを左右する時期です。
	
	これまでも十分に体調管理には気を配ってきているほうだとは思いますが、
	感染予防のために、考えられる全ての手を打ち、体調を崩さないように気をつけていかなければと思う日々です。
	
	暖かい春はもうすぐそこまで。
	何とか乗り切っていきましょう。
	
	皆様もどうかお身体を大切になさってくださいね。
	 
	【春の訪れ】
	
	
	毎年、梅の花に「春」を告げてもらっています。
	今年のお告げは少し早かったような・・・