光に映えた新緑がキラキラと眩しい季節になりました。
風薫る、とはよく言ったものだと思うくらい、吹き抜ける風の中に若葉の爽やかな香りを感じます。(昔から鼻がよく利きます)
さて、青木のブログにもありましたが、
例年、私もこの時期は春季サーキットで国内を転戦していました。
初めて春季サーキットに出場したのは大学2年生、かれこれ20年以上、毎年そのスケジュールで生活していました。
久々に福島で過ごす新緑の季節。
吾妻山の雪うさぎがどんどんうさぎらしい形になっていく様子や、山が新緑で萌え萌えになっていく様子をゆっくり見ることができました。
福島の風景は春夏秋冬どれをとっても素敵なのですが、この新緑の季節も甲乙つけがたい魅力があることを実感しました。
ところで、Newsでもお知らせしましたが、
先日、智美さんと一緒に「なわとび仙人へチャレンジ!」と称して、縄跳びの動画配信をしました。休校が続く子どもたちの運動不足解消に向け、福島市とのコラボレーションで実現した企画です。名人・達人・仙人の3つのレベルに分けて、少しずつ難易度をアップさせました。
視力低下により、T13からT12へとクラスが変更となった智美さん。
クラス変更と同時に、これまで日本記録保持者として世界の舞台で活躍してきた100mから走幅跳に転向するという決断をしました。
詳しくはNewsでも紹介しましたが、30歳を目前にして、新たな種目にチャレンジするということは、決心も含めて、そう簡単なことではなかったと思います。
ですが、智美さんは初めての動きや運動に対しても、前向きにチャレンジ精神を発揮して取り組んでいました。
縄跳びもそうですが、様々な動作が一つずつできるようになっていく姿は、何歳になっても、どんな状況でも、人は可能性に向かって成長できるんだと教えてくれました。
私はいつもその成長していく智美さんに感動しています。
そして走幅跳の指導をお願いしている福島大学トラッククラブの菊田コーチのコーチングからもたくさん勉強させていただいています。「できる」に至るまでの段階に応じた指導や選手の習熟を待つことの大切さを教えていただいています。
できないことをできるようにすることが努力だとするならば、まさに智美さんの「努力の結晶」が今回の「なわとび仙人へチャレンジ!」に込められています。
実際にやってみるとわかりますが、かなり難しいです。
縄跳びをしたことのなかった智美さんがこの技ができるようになるなんて・・・。
やっぱり感動でしかありません。
動画を見て、私の「ともちゃん、すごい!」の感動をぜひ共有していただきたいです。
緊急事態宣言の延長が発表され、変わらず苦しい状況ですが、
物理的な距離は取っていても、心の距離は離さずに!
みんなで助け合って乗り越えていきたいです。
【おまけ】
先に申し添えておきますが・・・青木画伯よりも先に描いていました。
くちばし、足3本、条件は満たしているのに・・・この差は一体。笑
疫病退散!アマビエ様、なんとかお願いします!