渡辺真弓です。
これまで長らく応援頂きまして、
また、ブログを読んで頂きましてありがとうございました。
今後も当行で陸上教室など陸上競技の普及等にも携わりますが、
今後は業務に集中させて頂きますため、
本日のこのブログが最後の更新となります。
つたない文章ばかりでしたが、
長らくお付き合い頂きましてありがとうございました!
私は中学校から陸上競技を始め、
今年でちょうど20年の年に現役を引退することになりました。
中学校時代の走幅跳と三種競技Bから陸上競技が始まり、
高校・大学で100mと走幅跳になり、
正直、最後は32歳で100mと200mで終わるとは、
中学生の私は夢にも思いませんでした(笑)。
決して順風満帆という訳ではありませんでしたが、
それでも最後の最後まで、陸上競技を楽しむことができました。
そして、競技スポーツである陸上競技は、
楽しいところも、嬉しいところも、厳しいところも、
そして勝負の世界、時には残酷なところもありますが、
それが陸上競技です。
陸上競技は競技スポーツであるため、常に前に進み続ける必要があります。
時には、それこそしょっちゅう、壁にぶち当たることがあります。
むしろ、目の前に登場し続ける壁を常に乗り越えていく連続でもあります。
ほんの小さなものもあれば、予想外に大きいものもあります。
楽しく乗り越えられることもあるし、必死によじ登って越えられたものもあれば、
少々迂回してしまったものもあるかもしれません。
それでも、手にしてみたいもの、行ってみたい所へ向かって、
時々立ち止まりながらも進み続けることができました。
その道の途中で、本当に色んなことを見ることができて、
色んな人に出会って、色んな経験をし、
自分の知らなかった世界を知り、考え方を学び…
そして自分でも知らなかった自分をたくさん見ることができました。
それは陸上をやっていたから知ることができたのだと思います。
きっと、他の方は他のもので同じようなことを思っているのかもしれません。
でも私はそれが陸上競技でした。
走ることが好きで、速くなっていったり、遠くに跳べるようになったり、
できなかったことができるようになることが、楽しかったんです。
小さい頃から飽きっぽい私が、
夢中になってこれだけ一つのことに向かってこれたおかげで知ることのできたものだと思います。
それでも、一人では、その道の途中で前に進むことを諦めようとした時が多々ありました。
私が時々立ち止まりながらも、ここまで一つのことを進み続けることができたのは、
これまで出会ったみなさんのおかげです。
ご指導頂いた先生方や、これまで出会ったチームメイトや仲間達のおかげです。
そして、これまで応援してくださった皆さんのおかげです。
陸上競技を続ける環境を作って頂いた所属先や、
ここに書ききれないほど、多くの方に支えて頂きました。
皆さんに出会えて本当に良かったです!本当に本当に感謝しています!
皆さん、本当にありがとうございました!!
陸上競技をやっていたことで、こんなにも自分の世界が広がることになるとは、
陸上を始めた当初は全く想像することはできませんでした。
でも、陸上をやっていない自分だったら得られなかったであろうものが、
本当にたくさんあります。
陸上競技には本当に感謝しています。
これからは、陸上競技を通して得たものと、陸上競技が繋いでくれた皆さんとのご縁を大切に、
新たな一歩を踏み出して行きたいと思います。
これまで、本当にありがとうございました!!
2015.10.17
本日、第4回東邦カップ ふくしまリレーズが開催されました!
会場のとうほう・みんなのスタジアムは紅葉の見ごろを迎えた吾妻山の麓にあります。
今日は本当に気持ちの良い秋晴れで、大会日和の天気です!
私たちは招待レースの4×200mRに出場し、
1分35秒36の日本新記録を出すことができました!
声援を送っていただいた皆さん、競技会を運営して頂いた皆さん、
本当にありがとうございました!
30年ぶりの日本記録ということですが、
これまでの日本記録のレベルが高く、私たちにとっても大きな挑戦でした。
4×200mRはしょっちゅう行われる種目ではありませんが、
これまでの日本記録を単純に4で割っても一人23秒9台です。
1走はブロックからのスタートだったり、他の人は加速走だったりと、
色々ありますが、簡単には出すことのできない記録だということはわかります。
加えて、私たちも4×200mRというのは初挑戦で、
やはり心配されるのがバトンパスでした。
4×100mRとは違い、200mを走ってきた時点でのバトンパスは、
おそらく4×100mRの時よりもスピードは遅いはず…
でもどのくらいのスピードなんだろう…
という点が一番難しかったです。
今回に向けて、国体が終わってから1週間ちょっとの中でバトンパスの練習はしてきましたが、
連戦の疲れもあり、
なかなか200mを走ってきてバトンパスの練習をすることは現実的ではなく、
最後は推測です。
それでも、1つのチームに200mを走れる人が4人揃うということは、
なかなかあることではありません。
そういった意味でも、ぜひ今回日本記録を更新したい!
という気持ちがありました。
実際のレースでは、推測の域を抜けなかった部分がやはり想像とは違っていて、
全体的にバトンパスが上手くいった!とは言えませんが、
それでも一人ひとりが懸命に走り、バトンを繋ぎ、日本記録を出すことができました。
本当に良かったです!
今回は小学生から高校生までのリレーがメインの大会で、
その子たちが声援を送ってくれた中で記録を破ることができたことが、
とても嬉しかったです。
今回、4×200mRに挑戦することができて本当に貴重な経験になりました。
とても緊張しましたが、楽しみでもありました。
4×200mRの難しさや面白さもよくわかりました。
また、今回は私たちが日本記録に挑戦するということで、
福島陸協のみなさんをはじめ、
試合にでないチームのみんなや行員の皆さん、福島大学のみんなに、
色々とサポートして頂きました。
本当にありがとうございました。
皆さんのご協力と声援、
そして会場で声援を送って頂いたみなさんのおかげで出せた記録だと思います。
ありがとうございました!
2015.09.11
最近は本当に予想外の天気が起こりすぎて…
今回の雨で福島市も記録的な大雨に見舞われ、
本当に自然の脅威を感じてしまいます…
夏の猛暑から、盆明けの低温など、短い期間で驚くほど様々な気候の中、
気づけば陸上は秋のシーズンが始まろうとしています。
学生は今週末に全日本インカレもあり、
すでに陸上の後半シーズンはスタートしていますね。
チームメイトの紫村は先週から海外遠征に出発し、すでに連戦が始まっていますが、
チーム全体としては9月25日から始まる全日本実業団を始まりに、
本格的な秋のシーズンがスタートです。
今回はパラ競技も同時開催され、チームメイトの佐藤智美選手も同じ大会に出場します。
なかなか同じ試合というのがないので、
今回は智ちゃん(←なんとチーム内に「佐藤」が3人もいるため、「佐藤さん」はみんな下の名前で呼んでいます)も含め、
本当にチーム全員で迎える大会になるので楽しみです!
監督・コーチ・トレーナー・選手と合わせて総勢13名となり、大所帯のチームとなりました。
一時期は短距離選手4人(!?)という時期もありましたが、
今は種目も増え、大勢で和気あいあいと切磋琢磨してトレーニングに取り組んでいます。
チームみんなで良い大会にしてきたいと思います!
私もこの夏に取り組んできた成果を発揮して、
100mも200mもシーズンベストはマークしたい!と思っています!
ここ数日で、技術的な良いポイントを掴みかけていて、
どう出るかはわかりませんが(笑)、でも楽しみです☆
また、全日本実業団はチーム対抗戦なので、
チームを勢い付けられるように走ってきたいと思います!