10月に入り、気候もすっかり秋らしくなってきましたね。
関東では30℃越えする日もあり、秋じゃない!とお思いかもしれませんが…
こちら福島は、昼間暑いことはあっても、朝晩はとても涼しく、そろそろ温かい寝具が欲しいなぁ…という時期です。
秋と言えば、スポーツの秋!
陸上に関しても、大会やイベントが目白押しの季節です。
私たちは、9月末に全日本実業団に出場してきました。
今回はチームとして、とても悔しい結果になってしまいました。
私自身の走りを振り返っても、詰めの甘い所があったな、と思っています。
でも、悪いことばかりではありませんでした。
コンディション的に、絶好調!という訳では無かったのですが、400mも400mHも、(多分)自己3番目くらいの記録を出せたことは、決して悪いことではないと思います。
今回は、レースの中で感覚を掴み、自分の修正点を修正できたことがシーズンベストに繋がったと思っています。
レースの中で修正するのは、私の場合きちんと練習を積み、自信を持って臨んだときしか、それ程の心の余裕が生まれません。
先日佐藤(若)も言ってましたが、練習は嘘をつかない。
練習を積むことの大切さというのは、年を追うごとに深く実感しています。
それでも400mHの最後で抜かれたことは、その分の練習が足りていなかったのだと思います。
これはもう、練習あるのみです。
そしてもう一つ。10月2日には、福島駅付近の吾妻通りにて、「ももりんダッシュNO.1」が行われました。
このイベント、道路に陸上競技用の走路を敷き、ダッシュ対決をするというものです。
私たちは毎年、運営で関わらせて頂いております。
普段自分たちが走る走路を、普段応援して下さっている方々が駆け抜ける。
皆、笑顔が溢れていました。
下は2歳(!)から、上は御年57歳まで、幅広い年齢層の方が参加して下さいました。
私たちも気づけば、頑張れ!頑張れ!と応援に熱が入ってしまいました。
そうして運営や応援に関わると、自分たちは普段、どれだけ大きな支えの中で走っているのか、実感することができます。
見ている人が思わず「頑張れ!」と応援してしまうような、そんな走りをもっともっとしていきたいと、決意も新たになりました。
さて。私は今日、国体に向けて岩手に出発します。
少々北にはなりますが、福島と同じ東北ですので、気候は似ているはず。
地の利を活かして、勝利と更なる記録更新を目指して参ります!
ずっと暑い日が続きましたが、
最近になって突然肌寒くなってきたように感じます。
この東邦銀行陸上競技部の選手ブログは、
お察しの方もいらっしゃるでしょうが一定の順番で更新しております。
そして今回が私の番なのですが、
偶然ではありますが、平成28年度下半期最初投稿が私となりました。
なんだが少し特別感があって嬉しいような気がします。
先月、大阪・長居で全日本実業団が行われました。
天候もよく、トラックも優れた絶好の条件でしたが、
結果としては、まったく振るわず非情に悔しいものとなってしました。
日々練習を重ね、身体を作り、やれることをしてきたつもりですが、
自己ベストはおろか、10年前の記録にも及びませんでした。
悔しさと焦りでいっぱいでした。
しかし大会後のある日、煮え切らない感じで練習していた時に、
「なにも考えずに適当に全力で走ってみたら?」
と言われ、ものは試しにやってみたら
試合よりも走れてしまったのです。
大学生のころ、「動いて、考えて、また動く」と教えられました。
まずやってみて、感じたことを振り返って、もう一度やる…
そうではなく私の場合、「考えて、動いて、また考える」となっていたように思います。
考える事は大切ですが、そればっかりになっていました。
短距離選手である以上、思い切りのよさといいますか、
瞬間的な力の発揮は非常に重要なものとなります。
そして、それはごちゃごちゃ考えながらするものではないのだと思います。
こんな基本的なことも忘れてしまっていたようです。
10月にも、試合は控えています。
試合では、ただただゴールを全力で目指すこと
その一心で望みたいと思います。
残り少ない今シーズンですが、
引き続き応援よろしくお願いいたします!