みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
気温が高く湿度もあり、蒸し暑く熱中症になりやすい気候なので体調に気を付けて過ごしましょう。
さて、パリパラリンピックへの出発まであと約2週間となりました。
前回の東京パラリンピックは、直前まで障害クラスが確定しなかったため、毎日ドキドキしていたなぁと思い出しました。
それと比べると今回はしっかり練習を積むことができており、順調に調整が行えています。
東京パラリンピックの時、どんな気持ちだったかなと当時の気持ちが書いてあるノートを見返し、
"初出場となった自国開催でのパラリンピックは、とても幸せな大会だったと感じた。"と書いてありました。
2013年の東京開催が決まった次の年から、800m・1500mから400mに転向をしパラリンピック出場を目標にやってきて、
今日までいつでも"速く走る"にはどうしたらいいのかをタイムと感覚のすり合わせをし、結果を出すことの難しさや自己ベストを更新・目標にしたことが達成できた時の嬉しさなど感じてきました。
一人では決してたどり着けなかった東京パラリンピック。
小学・中学・高校・社会人と陸上競技を繋げてくださった方、背中を押してくださり応援してくださったたくさんの方がいたからこそ笑顔でスタートラインに立つことができ、パラリンピックという大舞台を楽しみながら全力で走ることができました。心から感謝申し上げます。
今では緊張しても"パワーアップしてるからあとはやってきたことをやるだけ!"と、自分のやるべきことだけ考え、臨むことができています。
今回は有観客開催で、パラリンピックでの有観客開催は私自身初めてでドキドキしていますが、2017年に初めて世界パラ陸上(ロンドン)に出場した時、地面が揺れるほどの歓声の中走り、それをもう一度経験できるのかと思うと楽しみです。
紫の競技場ということで、視覚に障害のある私にとってどのような見え方になるのか現地に行ってみないと分からないですが、そこも不安ではなく楽しみにしていきたいなと思っています。
陸上競技ができていることに感謝し「陸上が大好きだ」という気持ちが表情にも結果にも出るように、また笑顔でスタートラインに立てるように頑張ります。
引き続き頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願い致します!