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    選手ブログ [佐々木 真菜]

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    佐々木 真菜

    2024.12.02

    みなさん、こんにちは。

    いかがお過ごしでしょうか?

    12月に入り、あっという間に2024年も残り1ヶ月となりました。

    寒さも厳しくなってきているので、体調には気をつけて過ごしていきましょう。


    さて、みなさんにとって、2024年はどのような年だったでしょうか?

    私にとってこの1年は、陸上競技を始めてから今までの間に経験してきた中で一番悩んだり喜んだりした濃かった年だったなと思います。


    前回のブログでもお話ししましたが、5月の神戸での世界パラ陸上競技選手権大会では"自分がしたい動きのイメージがあるのにタイムとズレがありうまくいかない"、"なんでできないんだろう"と悩みました。

    そこからどうやったら動きとタイムが合うのか、そして私はタイムがだめだった時によかった部分も纏めて"だめだった"としてしまうので細かくその時の自分について振り返るようにしていきました。


    その考え方や振り返り方をするようにして、6月に三重で行われたの日本パラ陸上では58秒台を出すことができ、少しずつではありますが、いい方向に向かっていきました。

    パリパラリンピックでも今までやってきて身につけてきたものを出すだけだと思いながら臨み、その結果シーズンベストでの7位入賞をすることができました。

    そして、パリパラリンピックから帰国して2週間後には健常者の大会である全日本実業団陸上競技選手権大会にオープンで出場をさせていただき、57秒54という記録を出すことができました。


    東京パラリンピック後、1度は自己ベストである57秒50を出しましたが、そこから2年間57秒を出すことすらもできなくなっていました。

    ですが、久しぶりに57秒台を出せたこと、自己ベストに近づけることができたことは自分にとって嬉しいことでしたし、自信にも繋がりました。

    また、今日の自分が明日の自分へ1歩でも前に行けるようにと振り返ることでアスリートとして成長できたのかなと感じました。


    来シーズンも振り返りながら、アスリートとして成長し続けられるように頑張っていきます。


    今年もたくさん応援していただき、ありがとうございました!

    今年のブログは私は最後となります。

    良いお年をお迎えください!

    みなさん、こんにちは。


    11月に入り、日中と夜の寒暖差も激しくなってきて冬が近づいてきていると感じることも多くなってきました。
    寒暖差が激しいと体調も崩しやすくなったりするので、温かい飲み物や上着を着たりするなど身体を暖かくして対策していきましょう!


    さて、私は10月5日・6日に福島市・誠電社WINDYスタジアムにて行われた、2024北海道・東北パラ陸上競技選手権大会にてシーズンオフとなりました。
    パリパラリンピックから帰国し、1週間あいて全日本実業団、ジャパンパラ、北海道・東北パラと3週連続の試合での締めくくりとなりました。
    今シーズン前半は神戸での世界パラ陸上もありましたが、なかなか自分の思うような動きや走りができず今までの陸上競技をしてきた中で一番悩んだ年だったのかなと思います。


    シーズン後半最初の試合がパリパラリンピックということで、とても緊張していましたが日頃から皆様から応援していただき、支えていただいているおかげで陸上競技に向き合えているんだと心の底から感じているからこそ自分にも他の選手にも"負けない"という気持ちで駆け抜けられたのだと思っています。
    また、夏合宿でも試合と同じようなかたちで400mを走ることがありました。その中で"ここの時の感覚が良かった"、"もう少し重心を移動することを意識してみよう"など、自分の中で今の走りはどうだったのか考えた上で監督とすり合わせをして、パラリンピックまで充実した調整期間を過ごせました。


    パリパラリンピックでは、予選からハイペースになることは予想はしていたのでまずは自分の走りに集中することだけを考えて臨み、58秒35のシーズンベストで7位という結果は、7位という順位は悔しいですが今までやってきたものや夏合宿での成果は出せたのかなと思います。


    私はパラリンピック後の全日本実業団では、オープンではありましたが400mに出場させていただきました。
    結果としては、57秒54の自己2番目の記録を出すことができ、57秒台を出せたのが久しぶりだったことやまだまだいけると思えたこと、とても嬉しかったです。


    今シーズンもたくさん悔しがったり喜んだりすることができました。
    こうしていろんなことを思えるのは幸せなことだと感じています。


    明日は、ももりんダッシュNo.1が開催されます。
    皆様に楽しんでいただけるよう、盛り上げていきたいと思います!


    今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。
    来シーズンも世界パラ陸上があるので、そこに向けてしっかり頑張っていきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします!

    みなさん、こんにちは!
    そして、ただいま戻りました!
    日本に、福島に帰ってきました!
    飛行機から降りた時、パリでは感じなかった湿度の高い感じが久しぶりで"帰ってきた!"という感覚があり、やっぱり自国や地元に帰ってくると安心感があります。


    今回、パリ2024パラリンピックで400mに出場させていただきました。
    率直に感じたこととして、T13クラス(視覚障害の中で一番軽いクラス)のレベルがかなり高くなってきているということです。
    今まで以上に予選から55秒台・56秒台を出す選手が多く、簡単には決勝進出はできないと感じました。


    東京パラリンピックは初めてのパラリンピック出場で7位入賞できて嬉しいという気持ちが大きかったですが、パリパラリンピックで同じく7位で入賞することはできましたが、目標であった57秒台を出すこと・7位よりも良い結果を残すことができず、とても悔しいという気持ちが大きかったです。
    ですが、残念ながらコロナ禍で無観客開催となってしまった自国開催の東京パラリンピックと陸上競技(トラック競技)最終日にしてチケットが完売しスタートラインに立った時に地面が揺れるほどの大歓声の中走ることができたことは陸上競技をしてきた中で一番と言っても過言ではないほど、58秒間はとても幸せな時間でした。


    世界記録が更新されるほどにレベルが高くなってきていることを肌で感じ、自分の力不足を感じ悔しいと思えたからこそ"次は絶対に!"の気持ちがあり、"ロサンゼルスパラリンピック"という目標に向かうことをすぐにインタビューでお話しました。


    パラリンピックという舞台に2大会連続で出場できたのも、みなさんに支え・応援していただき、まっすぐに陸上競技に向き合えているからだと感じています。


    "このままじゃ終われない、終わりたくない"
    2018年のアジアパラ競技大会で初めて表彰台の一番に立ち、メダルをもらい国歌が流れたあの時、"この瞬間を、空間を、喜びをたくさんの人と共有したい"と思いました。
    うまくいくときもうまくいかないときもあるから面白い。
    まだまだ自分は強くなれる・速くなれると思っています。


    ロサンゼルスパラリンピックに向けてスタートを切りました。
    このブログだけではパリパラリンピックで見たことや思ったことなどお話ししたいことがたくさんありすぎて、すべてお話するのには時間がかかってしまうので、次回以降も少しずつパリパラリンピックのことについてお話ししていけたらと思っています。


    シーズンも残りわずかです。
    やってきたことを信じ、最後まで諦めず駆け抜けます!


    また次回のブログでお会いしましょう!

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