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    選手ブログ [佐々木 真菜]

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    みなさん、こんにちは!
    そして、ただいま戻りました!
    日本に、福島に帰ってきました!
    飛行機から降りた時、パリでは感じなかった湿度の高い感じが久しぶりで"帰ってきた!"という感覚があり、やっぱり自国や地元に帰ってくると安心感があります。


    今回、パリ2024パラリンピックで400mに出場させていただきました。
    率直に感じたこととして、T13クラス(視覚障害の中で一番軽いクラス)のレベルがかなり高くなってきているということです。
    今まで以上に予選から55秒台・56秒台を出す選手が多く、簡単には決勝進出はできないと感じました。


    東京パラリンピックは初めてのパラリンピック出場で7位入賞できて嬉しいという気持ちが大きかったですが、パリパラリンピックで同じく7位で入賞することはできましたが、目標であった57秒台を出すこと・7位よりも良い結果を残すことができず、とても悔しいという気持ちが大きかったです。
    ですが、残念ながらコロナ禍で無観客開催となってしまった自国開催の東京パラリンピックと陸上競技(トラック競技)最終日にしてチケットが完売しスタートラインに立った時に地面が揺れるほどの大歓声の中走ることができたことは陸上競技をしてきた中で一番と言っても過言ではないほど、58秒間はとても幸せな時間でした。


    世界記録が更新されるほどにレベルが高くなってきていることを肌で感じ、自分の力不足を感じ悔しいと思えたからこそ"次は絶対に!"の気持ちがあり、"ロサンゼルスパラリンピック"という目標に向かうことをすぐにインタビューでお話しました。


    パラリンピックという舞台に2大会連続で出場できたのも、みなさんに支え・応援していただき、まっすぐに陸上競技に向き合えているからだと感じています。


    "このままじゃ終われない、終わりたくない"
    2018年のアジアパラ競技大会で初めて表彰台の一番に立ち、メダルをもらい国歌が流れたあの時、"この瞬間を、空間を、喜びをたくさんの人と共有したい"と思いました。
    うまくいくときもうまくいかないときもあるから面白い。
    まだまだ自分は強くなれる・速くなれると思っています。


    ロサンゼルスパラリンピックに向けてスタートを切りました。
    このブログだけではパリパラリンピックで見たことや思ったことなどお話ししたいことがたくさんありすぎて、すべてお話するのには時間がかかってしまうので、次回以降も少しずつパリパラリンピックのことについてお話ししていけたらと思っています。


    シーズンも残りわずかです。
    やってきたことを信じ、最後まで諦めず駆け抜けます!


    また次回のブログでお会いしましょう!

    みなさん、こんにちは。

    いかがお過ごしでしょうか?
    気温が高く湿度もあり、蒸し暑く熱中症になりやすい気候なので体調に気を付けて過ごしましょう。


    さて、パリパラリンピックへの出発まであと約2週間となりました。

    前回の東京パラリンピックは、直前まで障害クラスが確定しなかったため、毎日ドキドキしていたなぁと思い出しました。

    それと比べると今回はしっかり練習を積むことができており、順調に調整が行えています。

    東京パラリンピックの時、どんな気持ちだったかなと当時の気持ちが書いてあるノートを見返し、
    "
    初出場となった自国開催でのパラリンピックは、とても幸せな大会だったと感じた。"と書いてありました。


    2013
    年の東京開催が決まった次の年から、800m1500mから400mに転向をしパラリンピック出場を目標にやってきて、

    今日までいつでも"速く走る"にはどうしたらいいのかをタイムと感覚のすり合わせをし、結果を出すことの難しさや自己ベストを更新・目標にしたことが達成できた時の嬉しさなど感じてきました。


    一人では決してたどり着けなかった東京パラリンピック。
    小学・中学・高校・社会人と陸上競技を繋げてくださった方、背中を押してくださり応援してくださったたくさんの方がいたからこそ笑顔でスタートラインに立つことができ、パラリンピックという大舞台を楽しみながら全力で走ることができました。心から感謝申し上げます。


    今では緊張しても"パワーアップしてるからあとはやってきたことをやるだけ!"と、自分のやるべきことだけ考え、臨むことができています。

    今回は有観客開催で、パラリンピックでの有観客開催は私自身初めてでドキドキしていますが、2017年に初めて世界パラ陸上(ロンドン)に出場した時、地面が揺れるほどの歓声の中走り、それをもう一度経験できるのかと思うと楽しみです。

    紫の競技場ということで、視覚に障害のある私にとってどのような見え方になるのか現地に行ってみないと分からないですが、そこも不安ではなく楽しみにしていきたいなと思っています。


    陸上競技ができていることに感謝し「陸上が大好きだ」という気持ちが表情にも結果にも出るようにまた笑顔でスタートラインに立てるように頑張ります。
    引き続き頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願い致します!

    みなさん、こんにちは。
    いかがお過ごしでしょうか?


    梅雨入りし、蒸し暑い日が続いており熱中症のリスクが高くなっています。
    こまめに水分を摂ったり、首や手首などを冷やしたりして対策をしていきましょう。


    さて、7月2日に「パリ2024パラリンピック競技大会」の日本代表選手に内定をし、7月4日に日本パラリンピック委員会(JPC)の発表により正式に決定いたしました。
    2021年に行われた、前回大会の東京2020パラリンピックに続き2度目のパラリンピック出場となり、とても嬉しく思います。


    こうして2度目のパラリンピック出場ができたのも、いつも応援してくださる皆様、優しく声をかけてくださったり支えてくださる皆様のおかげだと感じております。
    決して1人ではここまでくることはできなかったと思います。


    東京パラリンピックを経験し世界との差を痛感したことで3年でスピードや持久力の強化・技術面を磨いてきました。
    私の該当するT13(視覚障害クラス)の400mのレベルも高くなってきており、パリでのパラリンピックはハイレベルな試合になると思うので、身につけたものを最大限発揮し、東京パラリンピックの7位入賞を超える成績を出せるように残り1ヶ月しっかり準備をしていきたいです。


    東京パラリンピックは無観客となってしまいましたが、パリパラリンピックは有観客になると思うので歓声の中パリの地の雰囲気を楽しみながら自己ベストを更新できるような走りができるように頑張ります!


    パリの前にブログを更新できると思うので、次のブログでは元気よく行ってきますと言えるように良い状態を作っていきます!


    また次のブログでお会いしましょう!

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