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    武石 この実

    2022.10.29

    今シーズンをもちまして、引退することを決意しました。

    小学校の時に「日の丸をつけて走る選手になりたい」と夢見てから、

    小学校、中学校、高校、大学、社会人と

    全力で駆け抜けてくることができました。

     

    私は、最初から強い選手だったわけではなく、

    小学校の時には

    「市の大会で優勝するには?県大会に行くためには?」

    中学校の時には

    「東北大会に行くには?全国大会に行くには?」

    高校の時には

    「全国大会で決勝に残るには?」

    大学の時には

    「全国大会でメダルをGETして表彰台に登るには?」

    社会人になってからは

    「日本一になって日の丸をつけて走るには?」

    と、当時は達成するのが難しいと感じていた目の前の目標を、

    ひとつひとつクリアしながら、

    ステップアップしていくことができました。

     

    夢を叶えるまでには、思った以上に長い時間がかかりましたが、

    その間に、たくさんの指導者と仲間、

    応援してくださる方々に恵まれ、

    私一人では絶対に叶えることができなかった夢を、

    叶えることもできました。

    福島で生まれ、大好きな福島の方々に育てていただきながら

    ここまで走ることができ、

    本当に大満足の競技人生だったなぁと思います。

     

    特に、東邦銀行に入行してからの9年弱は、

    陸上競技に全力で取り組める環境を準備していただき、

    より深く向き合うことができた時間でした。

    入行してから、このBLOGを随分と書いてきましたが、

    1回目のBLOGを振り返って読んでみると、そこには、

    「これから偉大な先輩方の背中を必死に追って、

    日の丸をつけていける選手になれるよう

    精進していきたいと思います」

    と、決意の言葉が書いてありました。

     

    日の丸をつけている選手が勢ぞろいのチームに、

    日本選手権に出場するのが精一杯の私が入部し、

    当時の練習には、もう笑えるくらい?泣けるくらい?

    全くついていけませんでした。

    「先輩のこんなに後ろを走っている私に

    本当に日の丸を背負える日はくるのか?」

    と、遠くにいる先輩を見て弱気になる日もありました。

    そんな中でも、自分を信じて

    「この差を埋めて先輩についていけるように

    なるにはどうしたらいいのか」

    と、先輩を観察して質問をしたり、自分の強みを探しながら

    泥臭く向き合ってきました。

    そして、自分なりに走り方や考え方、

    物事への取り組み方などを身に着けて

    成長を楽しみながら競技することができました。

     

    引退を決意した今

    「あなたは先輩の背中を必死に追いかけながら、

    日の丸をつけて走れる選手になりましたよ」

    と、過去の自分に言えることが

    本当に嬉しく、誇らしく思います。

     

    もちろん、数えきれないほど大変なこともありましたが、

    調子の良い時も、悪い時も、不器用な私を

    変わらずにサポートしてくださった方々が

    周りにいてくださったからこそ、

    ここまで競技を続けてくることができたと思っています。

    そして、大変なことが多かったからこそ、

    人としても大きく成長することができ

    とても深みのある、競技人生を過ごすことができました。

     

    こんなに好きなことに夢中になって、ワクワクしながら

    自分の夢に向かって挑戦することができ、幸せな時間でした。

    長い間応援していただき、本当にありがとうございました。

     

    セレモニー.jpg

    思い出の福島の競技場にて、引退セレモニー

    練習日誌.jpg

    小学校からの成長の記録

    松本 奈菜子

    2022.10.24

    みなさん、こんにちは!
    いかがお過ごしでしょうか?

    あっという間に10月も終わりに近づいてきました。最近では、木々も秋色に変わってきていて天気の良い日は「ザ秋晴れ!」といった日を感じられてとても気持ちがいいです。もう少し木々が赤や黄色と色づいてきたら紅葉しに行けたらいいなと思っています。
    選手みなさんのブログにはシーズンラストと書いてありますが、私は先週行われた田島記念に出場してきて、その大会にて今年の全ての試合を終了しました。秋シーズンの試合では、全日本実業団から始まり4週連続試合に出場し心身共に出し切ったなと感じました。試合も終わり、先日練習でバイクトレーニングを行いました。その時に、天下谷コーチが「今その時その時に出せる力を全て出し切れるように頑張ることが大事!」と励ましてくださいました。その時に、心がパッと晴れやかになりました。秋シーズン思うような走りや結果を出せず落ち込むこともありましたが、試合に出る時には「今出来てることを出し切れるように集中しよう。」と、1試合ずつ丁寧に出場できていたんじゃないかと振り返ることができました。秋シーズン感じていたモヤモヤがスッキリし報われた気持ちになりました。試合が立て続けにあると、気持ちが落ち着かずコントロールするのは難しくなりますが、そういう時こそひとつひとつの試合をひとつずつクリアしていくことが大事なんだなと感じました。これからは、少し身体を休めてから冬季練習へと移行していきます。一番大事なのは来シーズンどうなりたいかを明確にし、怪我をせず練習を継続させることだと思っています。今年のシーズンを落ち着いて振り返り、また来年に向け励んでいければと思います。
    今週末にはふくしまリレーズが行われます!
    私たちチームからも続々出場します!
    チームメイトがシーズン最後に向けて頑張っているので、私も気持ちは一緒にふくしまリレーズに向けていきたいと思いますし、応援をしていきます!
    最後まで東邦銀行陸上競技部の応援を宜しくお願い致します!

    佐々木 真菜

    2022.10.21

    みなさん、こんにちは!


    10月もあと少しで終わってしまいますね。
    家の庭には金木犀の木があり、毎日香りを楽しんでいたのですがもうその香りも消えてしまい、秋ももうそろそろ終わりなんだなと感じました。
    1日の中で気温差が激しい日もあるので、体調には気をつけて過ごしましょう!


    シーズンもあと1試合となりました。
    今シーズンは初めて出場する試合が多く、連戦というものも私はほぼ初めてだった私にとって学ぶことが多かった1年でした。


    5月に行われた静岡国際陸上や7月の福島県選手権、9月の全日本実業団などたくさんの試合に出場させていただきました。
    普段、私はパラの試合に出場するためチームメイトと一緒に遠征ということも初めてでした。


    静岡国際陸上では健常のトップレベルの選手と同じ組で一緒に400mを走るという貴重な機会を設けていただき、パラの試合では感じることのできないスピード感を感じたり健常のトップレベルの選手と同じように走れなければパラの世界のトップレベルの選手と競えないと痛感しました。


    福島県選手権では、初めて個人種目に出場&1日に2本400mを走るという経験をし、予選と決勝の間の過ごし方やアップの仕方など不安はある中でもに自分なりに考えて分からなければ聞き臨んだ400mは表彰台にあがることができました。
    記録としてはまだまだという結果でしたが、健常の選手の中でこうして表彰台にあがれたことは自信にもなりました。


    全日本実業団では、パラはポイントはないためチームに貢献はできないのですがチームとして臨んだ400m。結果は納得いくものではなく、レース展開も良くありませんでしたが自分がどういうレースがしたかったのかこれからどうしたらいいのか考える機会になりました。


    「もう少し」、「今のはよかった」、「まだまだだ」など思いながらやる中で、自分の中でうまくいかなかったと思う時はどこか心に"少しの余裕"というものがなかったのではないかと思いました。
    ですが、今までの自分では気付なかったであろう部分も少しずつではありますがこうして気づけるようになったことは成長にも繋がっていると思います。


    10月29日(土)に2年ぶりに開催されるふくしまリレーズの招待女子400mがシーズンラストの試合となります。
    狙っている結果を出せるように、最後まで諦めず大好きな陸上と向き合い走ってきます!


    応援のほどよろしくお願い致します!!

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