アジア選手権の舞台・インドから日本に帰国し、
いよいよ夏か~と思いきや、
連日の雨でまだまだ梅雨だと思い知らされる今日この頃です。
小雨くらいなら何ともないのですが、
福島県各地が全国ニュースになるほどの大雨が続いてます。
福島市内も、今のところ大きな被害は出ていませんが、
ちょっとここ数年経験していなかった豪雨に驚いています。
とはいえ、そんな中でも練習はあります。
なるべく、雨の合間を見てやるようにはしていますが、
練習メニューでレストの時間が決まっていたりして、
土砂降りの中に突入!なんてことも…
よく色々な方に、「雨の日でも練習ってするの?」と聞かれますが、
たいていどんな天気でもやるのが陸上競技。
球技スポーツなどと違い、ちょっとやそっとの雨では中止にはなりません。
もちろん、台風や雷であれば、安全第一で中断はありますが。
ですので、練習も雨だから止める!という選択肢は基本的にはあまり無いので、
雨の中でも走るのです。
まあ、3000m障害の選手なんかは水濠の中に入るので、常に濡れますし…
走高跳なんかは、着地するマットに水が溜まるので、大変なことになります。
意外と、ワイルド?なスポーツなのです。陸上は。
でも、先日の雷にはびっくりしました。
ちょうどその時には大学に居たのですが、
音と光が同時にやってきて、耳をつんざくような轟音と震動。
なんとその衝撃のせいか、近くに停まっていた車の警報機が作動してしまうほとでした。
さすがにそうなったら退避、です。
また、雨に濡れたら着替えをしっかりするなど、
風をひかないように努めるのも大事なことです。
陸上競技に限ったことではありませんが、身体が大切な資本ですから…
ただ、これからも雨の中走ることもあるでしょうが、
そういったトレーニングも無駄ではないと思っています。
よく学生の頃、「雨が降ったらラッキーだと思え」と監督に教わりました。
他の選手は、試合で雨が降ったら普通、「嫌だなぁ」と思う。
でも、普段から雨の中練習していれば、
本番で雨が降ってもいつも通りだから、逆に他の選手より有利なのだと。
これは雨に限ったことではなく、他の人が嫌だなぁ、と思うことでも、
受け止め方次第で良い方向に転ぶという事なんだな、と思いました。
しばらくは大きな大会もなく、合宿などで練習に専念させて頂けます。
雨や、強風など、色々なシチュエーションで練習することもあると思いますが、
全てが自分の力になるんだ!と思って、秋のシーズンに向け頑張りたいと思います!