9月に入り、気候も随分秋らしくなってきました。
グラウンドに響き渡っていたセミの声も徐々に少なくなってきて、今はトンボやバッタが飛び回っています。
近頃は秋雨のせいか、少し肌寒い日が続いていますが、時折訪れる晴れの日は、秋らしく、清々しい空気を感じられます。
さて、私たちは8月の夏合宿、そして東北選手権を終え、
現在は9月末の全日本実業団に備え練習を積んでいます。
先述した通りの爽やかな気候で、随分練習しやすくなりました。
そんな最中、私たちのチームからは武石が、地域別対抗の大会であるデカネーションに出場するため、フランスへ旅立ちました。
武石にとっては初めての日本代表ということで、何だかこちらがドキドキしてしまいます。
そして、時を同じくして福井では、大学生の日本一を決める、日本インカレが行われています。
指折り数えてみれば…随分昔のこととなってしまいましたが(笑)、インカレの事は今でも鮮明に覚えています。
大学4年生の日本インカレは、400mと4×100mRで優勝を逃し、どん底に突き落とされたような気持ちになっていたのですが、仲間の頑張りに気持ちを突き動かされ、400mHと4×400mRでは優勝することができました。
本当に、不思議な力の働く大会だと思います。
今の私たちにとっては、全日本実業団は実業団日本一を決める大事な対抗戦です。
思えば、この全日本実業団でも様々なドラマを経験してきたような気がします。
今年も新たなドラマを生み出せるように、チーム一丸となって頑張ります!
秋のシーズンは試合数は少ないものの、全日本実業団を初め、重要な試合が目白押しです。
一つ一つのレースを大切に、今年の自分の走りを上手くまとめられるよう、今この時を大切に過ごしていきたいと思います。