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    選手ブログ [吉田 真希子]

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    吉田 真希子

    2019.09.02

    あっという間に9月です。
    今年はまるで玉手箱を開けてしまったかのようなハイペースで日々進んでいます。。

    昨日「富士北麓ワールドトライアル2019」が山梨県で開催されました。
    ドーハ世界選手権の出場権を獲得すべく、女子マイルチームも全力を尽くしてきました。
    結果は3分31秒66と今季ベストタイムを出したものの、世界の16位に食い込むことはできませんでした。

    このレースを実施するにあたって、そしてこのプロジェクトを進めるにあたって、たくさんの方々のサポートをいただいていたので、結果でご恩を返すことができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
     

    今年の1月に東京五輪へ向けた女子リレープロジェクトがスタートし、幾度の遠征、合宿を経て、一つひとつ階段を登るように力をつけてきた選手たち。
    3分27秒台の記録を持つオーストラリアチームと果敢に勝負するレースを応援しながら、選手たちの確実な成長と思いが伝わってきました。

    振り返れば嬉しいことや悲しいこと、楽しいことや苦しいこと、いろんなことがあって、その度にみんなで力を合わせて乗り越えてきました。
    その時間、空間、経験の共有がチームの絆を深め、バトンを繋ぐ力を高めてくれたように思います。
    今の選手達だけではなくて、女子短距離を支えてきて下さった方々や歴史を作ってきた皆さんの思いもしっかり共有して、来年の五輪に繋いでいきたいです。

    ここからはそれぞれのチームに戻り、個々の力を高める期間となります。
    志を持って、目指す目標と現状の差を知り、具体的に変わっていくことの積み重ねでしか、目標に到達することはないと思います。
    私自身ももっともっと力をつけて、選手たちの夢をアシストできるように精進していきます。

    今月は全日本実業団も控えています。
    実業団に所属する私たちにとって、シーズン後半の大切な試合です。
    1点1点を大切に、チーム一丸となって戦っていきます!
     

    【本日の日本一】
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    今年はなかなかお目にかかれなかった富士山。
    合宿中も大会中もほぼお姿をお見かけしなかったのですが、帰り際のバスからようやく見ることができました。
    やっぱり富士山はいいですねー。毎日見ていたいです。

    2019.07.26

    ここ数日、ようやく夏らしい青空を垣間見れるようになってきました。
    かと思いきや、夕方になると突然のスコールのような雨。
    気候がどんどん南国化しているように感じるのは気のせいでしょうか。

    先日、岐阜で行われたジャパンパラT13/400mにて佐々木真菜選手が58秒08のアジア新記録を出し、世界パラ派遣標準記録を0.03秒突破しました。
    福島県立盲学校を卒業し、東邦銀行へ入行して4年目のシーズン。

    入行してすぐの日本パラでは62秒33。
    もうかれこれ4秒以上縮めていることになります。
    走る度にどんどん記録を塗り替えていく彼女は「すごい」の一言です。

    今までいろんな新しいことにチャレンジしてきましたが、真菜の口から「できない」とか「無理」という言葉を聞いたことがありません。

    先日も福島県選手権で初めてマイルリレーの1走に挑戦しました。
    通常は渡す側が次の走者との距離感を見て「ハイ」と声をかけて、バトンを渡すのですが、真菜はそれが難しいので、もらう側の選手が「ハイ」と声をかけて、バトンを差し出してもらう形でバトンをつなぎました。

    視覚障害を持つ彼女にとってバトンの受け渡しはとても難しいことだったと思います。
    バトンを持って位置につくこと、走り終えた後に人にぶつからずにトラックから出ること、未知のことだらけで不安もあったと思います。

    ですが、健常者の選手たちと堂々と競い合い、いや、むしろダントツでバトンを持ってきて、しっかりバトンを繋ぎ切った姿は頼もしく感じました。

    私たちは自分が経験したことのない未知の世界にチャレンジしています。
    歩いたことのない道を歩き、道を切り拓いて行かなければ、目指す目標は達成できません。

    自分の僅かな経験値に囚われて、自分の可能性に限界を作ってしまうのは本当にもったいないことだなと思います。食わず嫌いみたいなものですね。笑

    地道な努力の積み重ねと何事にも前向きに挑戦する素直な姿勢が、「レコードガール」と称される彼女の快進撃を支えているのだと思いました。

    今季からT12にクラスが変わり、新たに走幅跳にチャレンジしている佐藤智美選手もそうですが、パラの選手たちにはいつもいろんなことを教えてもらっています。

    東京に向かって、パラチーム共々、お互いに刺激し合いながら、みんなで頑張っていこうと思います!

    【久々の青空】
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    時折、夏らしさが見えてきました。
    梅雨明けも間もなく??

    2019.06.10

    福島も例年より早い梅雨入りとなり、やや肌寒い今日このごろです。

    さて、今年の日本一を決める日本選手権まで残すところ約2週間となりました。
    年に一度の大勝負に向けて、準備を重ねていく粛々としたこの時期の緊張感が私は好きです。

    一歩一歩確実に、でもギリギリを攻めて、大胆さと繊細さが入り混じり、なんともいえない空気感があります。

    日本選手権のレースをイメージするだけで、ついつい気持ちが高まってしまったり、でも今からこんなに緊張してどうするんだ、と逸る気持ちを落ち着かせようとしてみたり。

    そんな風に自分の身体と技術と心を研ぎ澄ませていく体験はなかなかできないことだったんだと、現役を退いた私は羨ましくも思います。

    日本選手権に20回出場しましたが、どの日本選手権もレースの内容だけではなく、それまでに過ごした日々や状況が鮮明に思い出せます。
    それくらい日本選手権は特別な大会なのだと思います。

    時には怪我であったり、絶不調であったり、決していい状態ではなかったこともありましたが、その中でなんとか間に合わせようと試行錯誤した時間も、今振り返れば、得難い貴重な経験だったと思います。

    最後の最後まで自分自身が考えられる限りの準備をして、勝ちに向かって、最善を尽くすことが大切だと思います。
    勝利の女神に微笑んでもらえるような日々を過ごしていきたいですね。

    さあ、今年の日本一の称号を手にするのはいったい誰なのでしょうか。
    東京オリンピックを控え、例年以上に熱気を帯びた日本選手権になると思われます。
    私自身もワクワクしています。

    東邦銀行陸上競技部からは6名の選手が出場します。
    梅雨をも吹き飛ばす熱いご声援を宜しくお願いいたします!

    【本日の一枚】
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    練習へ向かう道。
    緑が緊張感を癒やしてくれています。

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