2020.06.15
皆さんこんにちは!
ジメジメとした暑さが続いています。マスクをつけていると熱気がこもり、屋内でも熱中症になるリスクが高まります。適度に外しながら、この時期は特に気をつけていきましょうね!私も気をつけます。
大学の授業も、オンライン講義になってから約1ヶ月が経ちました。初めはあたふた受けていましたが、慣れというのはすごいもので、今は少しずつですが余裕を持って受けることができています。しかし、余裕を持ちすぎて先日どきりとした出来事がありました。
ある先生の講義を聞いているとき、先生が急に言いました。「今この画面の向こうで、皆さんがどんな風に聞いているのか、こちらはわかりませんが、学んでいる姿勢に人間性が出ます」
このときの私は、ベッドに寝転がりながらパソコンを開いて講義を聞いていました。ドンピシャで自分のことを言われたのかと、思わず変な声が出ました。もし先生が目の前にいらしたら、人間性最低ランクの姿勢と判断されたでしょう。急いで起き上がり机に移動し、その後もなんだか冷や汗をかきながら講義を聞きました。
学ぶ姿勢を相手に見せることは、学ぶ礼儀として当たり前の行動なのにも関わらず、相手が見えないからといって、学ぶ姿勢を崩してしまっていたことは、私の反省です。相手に対する敬意を忘れてしまっていました。
「人に見えないところでどれほど努力できるか」という話は、アスリートに限らずおおよその人が聞いたことはあると思います。努力とは少し異なりますが、今回の出来事は「人に見えないところ」で本質がでるという点で同じでした。
陸上競技に対しても同様で、結局は人に見えないところでどう過ごすかで、自身の人間性も決まっていくのだと思います。見えていないことに心が緩んで、自堕落な人間になってしまっては、いざ人前に立った時に恥ずかしい思いをすることになります。
今回ある先生の言葉がなければ、私はそれに気づかず、どんどん楽な方に流されていったかもしれません。
人に見えないところでの過ごし方、姿勢を、誰にいつ見られても堂々とできることが、自身の人間性を高めるために大切なことなのだと気づかされました。
自粛ムードが徐々に緩和されてはいますが、まだまだ人と会うことが難しい世の中で、人に会わないときこその姿勢を考えていこうと思います。