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    吉田 真希子

    2015.07.10

    大切なものはそんなに多くない

    という、カラーボトルの曲にある一節をふいに思い出す時があります。

    だいたいこういう時はいろんなことを考えている時だったりするんですけど、最後の最後にメロディとともにこの一節が浮かんできて、そうだった、本当に大切なことって1つか2つあればいいんだよな、と思えてきます。

    迷った時、物事をシンプルに考えられなくなった時、私はなるべくゼロの地点に立ち返るようにしています。ゼロになって、もう一度物事を見つめ直してみると、世の中そんなに複雑にはできてないなって思えてくるんですよね。

    勝ち続けることは難しいことだとよく言われます。
    なぜ難しいかと言うと、一度勝ってしまうと、ゼロに戻りにくくなってしまうからなんじゃないかなって思うんです。

    でも、一度、すべての事情をリセットして、ゼロになって、本当にこの勝負に勝ちたいのかを見つめなおすと、やっぱり勝ちたい、って気持ちが湧いてくるもんです。
    ・・・生まれながらの勝負好きだからでしょうか(笑)

    じゃあ勝ちたいってなって、次はどう勝ちたい?と問いかけてみると、こんな風に勝ちたい、走りたい、という想いがフツフツと湧いてきます。

    じゃあそのためにはどうしようか、自分の中で作戦会議が始まります。

    もうそうなるとワクワクです。

    経験を重ねることはいい時もあるけど、この純粋でシンプルな気持ちが「経験」という曇りガラスで見えにくくなってしまうこともありました。

    この積み重なりに積み重なった経験が意外に邪魔をすることが多くて、引退間際はそれをどんどんそぎ落としていくことばかりを考えていました。

    どんどんどんどんそぎ落として見ると、自分にとって本当に大切にしていたものがどんどんクリアに見えてきて、その感覚がとても心地よく感じたものでした。

    すべてのレースが私にとって最初で最後の1レースなんだって思うようになってから、より試合が楽しみになりました。

    私にとって幸いだったのは、身近に原点というかゼロの地点があったということだと思います。生まれ育った福島でお世話になった先生や家族もいて、いつでも陸上を始めた頃の原点に返る場がたくさんあったから迷わず駆け抜けることができたのだと思います。
     

    今、とうほう・みんなのスタジアムで福島県選手権が行われています。

    この大会は年に一度、地元のお世話になった皆さんの前で走ることができる、自分にとってゼロの地点を確認できる大会の一つでした。

    今年は初めて違った角度からこの大会を見ることができて、それもまた新鮮な気持ちでいます。ただ、「何だ〜今年は出ないのか〜」と、たくさんの方から声をかけていただいて、県選くらいは60歳くらいまで出続けて欲しい!なんて言っていただいたりしますが(笑)

    やっぱり私にとって福島県選手権は原点回帰の場所ですね。
    故郷の皆さんに応援していただいてきたからこそ今があるんだと改めて感じました。

    中学生から大人まで一堂に会して県内一の座を狙う熱い戦いは日曜まで行われています。

    ぜひ皆さん、週末はとうほう・みんなのスタジアムへ観戦にいらしてください☆


    makiko0710.JPG

    グランドから見える夕焼けや景色も入学した頃からずっと変わらない存在。
    眺めていると自然と落ち着きます。

     


     

    佐藤 真有

    2015.07.06

    こんにちは。
    千葉、渡辺のブログにも感謝の気持ちが綴ってありましたが、日本選手権ではチームへの応援ありがとうございました!
    それぞれが自分たちの今の力を出したのではないでしょうか。
    自分の力を出し切れることができた選手、納得できなかった選手。結果はこれまでの過程から予想できることがほとんどなので、それぞれがその結果に至ったことを一番理解し受け止めていると思います。

    それにしても日本選手権はやっぱり他の大会とは違いますね。
    世界選手権をかけ、どの選手もベストコンディションに仕上げてきます。ここで結果を残さなければ次へのステップはありません。だからこそ、そこにはどの大会にもない緊張感でいっぱいになっています。

    しかし、どんな状況でも自分の走り・自分の力を出し切ることが大切です。
    言葉でいうのは簡単ですが、あの会場の雰囲気は…
    スタンドにいても張りつめた空気を感じることができます。
    だからこそ、そこで得られるものはどの大会よりも大きいような気がします。

    そんな中、400mチームは銀行初の3名が決勝に進出しましたね。
    3名ともシーズンベスト、自己ベストとチームに勢いを与えてくれる結果を残し、私も興奮と感動を味わいました。
    必死に走っている選手の姿からいろんなことを感じることが出来ます。
    選手はいろんな人の夢を乗せて走っているんだなと改めて感じた瞬間でもありました。


    さて、今週末は福島県選手権やマイルのトライアルなどそれぞれのステージでの挑戦が始まります!
    各々、日本選手権で感じたことや考えることがあった思います。
    得たものをどう形にしていくか、それぞれの走りが楽しみです!

    週末の関東パラでは、智美さんが念願の日本記録を更新しました!
    彼女の努力が形になったこと、本当にうれしいです!!
    智美さんはいつも「日本記録」を頭に入れてトレーニングを重ねていました。そして、日本選手権でのチームメイトの活躍に「次は自分だ!」と密かに意気込んでいたと思います。
    智美さんは熱い心を持っている選手で、物事を素直に受け止め、それを力に変えることのできる選手です。
    それが今回の日本新記録樹立にもつながったのではないかと感じています。
     

    今度は、智美さんの結果を受け、他のメンバーが刺激されたことと思います!
    チームで切磋琢磨し、チーム全体でいい方向に進んでいきたいですね。
    私もできる限りのサポートをしていこうと強く感じています。

    今週末も応援よろしくお願いします!

     

    先日、新潟で開催された日本選手権が終わりました。

    昨年は活動拠点である福島、そして今年は故郷の新潟と、

    自分にゆかりのある場所で2年連続で日本選手権が開催されるというのは、

    正直すごい縁だなと思いました。

    2014年の福島、2015年の新潟での開催が決まったときは、かなり驚いたものです(笑)。

     

    結果は、自分の目標には遠く及ばず残念な結果でしたが、

    故郷の新潟で、たくさんの声援を頂きながら走れたことは、

    本当に良かったなと思いました。

     

    福島大学への進学を機に福島に来たので、新潟を離れて13年が経ちました。

    新潟で走ったのは、2009年に開催された新潟国体と、

    2010年に新潟で行われた全日本実業団ぶりです。

     

    福島に来てからも新潟の皆さんに励まして頂き、

    2009年に行われた新潟国体でも大きな声援を送って頂きました。

    その時と同じくらい大きな声援を送って頂いて、

    しばらく新潟を離れていた私にとっては、本当に嬉しかったです。

    改めて故郷の温かさを感じた大会でした。

    本当にありがとうございました!

     

    日本選手権が終わり、春のシーズンインからあっという間の日々が過ぎ、

    ふと、すでに7月に入っていたことに驚きました。

    春先は昨年よりは良い状態でシーズンを迎えることができましたが、

    連戦の中で良い状態をしっかり保つということができなかったことは、

    正直悔しく残念なところであります。

    大会スケジュールというのは年間で決まっていることなので、

    わかっていることに対応できなかったことは対応不足というか、

    力不足だなと思いました。

     

    日本選手権もそうでしたが、やはり自分の中の良い走りがしたい。

    それはすごく思います。

    ここ最近、走り終わって合格点の出せる走りがなかなかできていないので、

    腰を据えて走りと体を作り直して、

    今シーズン中には自分で合格点を出せる走りをしたいなと思っています!

     

    今回の日本選手権でのチームメイト達の活躍がとても逞しく感じました。

    みんなで切磋琢磨してがんばりたいと思います!

     

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