最近、どこかの塾のCMだと思うのですが、子どもの身体の一部分にあるスイッチをポンと押すと子どもたちが猛烈に走り出す、というやる気スイッチのコマーシャルを見ました。
確かにやる気さえあれば、たいがいのことは何とかなると思います。
そのやる気スイッチをどう入れるか、が問題ですね。
やる気スイッチってどこにあるんでしょうね。
人によってそのポイントは違うと思います。
勝負の世界に身を置き、アスリートとして競技と向き合う日々というのは決して精神的にも肉体的にも楽なものではありません。
でも私は心の底から湧き上がってくるやる気があるからこそ走り続けることができています。
この「走りたい」という気持ちは陸上を始めてからずっと変わらず持ち続けているのですが、その気持ちの源は変化していくものなんじゃないかなと思います。
私の場合、陸上を始めた頃は人とかけっこすることだったり、走っている時の躍動感が気持ちよかったり、とかそんな感じだったと思います。
でも長い競技人生の中には、責任感、使命感のようなものが自分を走らせていた時期もあったと思います。それもまた大きく自分を成長させてくれたと感じています。
やる気スイッチってそれぞれその時々によって違っていいんだと思います。
一番、大切なのは「心の底から湧き上がってるかどうか」ということだと思います。
そう考えてみると、最近の私のやる気スイッチは「探究心とチャレンジ」ですね。
この練習をしたらどんな身体の変化があるか、この技術を意識するとどんな動きになるのか、どうやったら体力がつくのか、どうやったら速く走れるのか、その課題にどう立ち向かっていくか・・・そんなことを考えるだけでどんどんやる気が湧いてきます。
いろんなスイッチを経験してきましたが、このスイッチが一番イキイキと際限なくやる気が湧いてくるような気がしてます。
皆さんのやる気スイッチはどこにありますか?
せっかくの人生、心から湧き上がるやる気とともに生きていきたいと思う今日この頃です!
<本日の一枚>
猪苗代湖の夕暮れです。
驚くほど一気に世界が茜色に染まりました。
ぜひ天気のいい日は夕暮れ時に行ってみてください。
感動します!