4月より始まったNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」
北三陸を舞台に描かれています。
もともとこの脚本家の方の作品は好きなのでよくチェックしてました。
今回も絶対おもしろいに違いない!と録画して楽しんでいます。
そのドラマの主人公アキは東京生まれの東京育ち。
夏休み、母に連れられ、母の実家である東北の北三陸へ。
そこで海女をしている祖母に出会い、北三陸の世界にどんどん引きこまれていきます。
アキを通して見る北三陸は町も人もとても新鮮で魅力的です。
でも、北三陸にずっと住んでいる親友のユイは東京への憧れが強く、その魅力に気づいていません。
でもアキも同様で住み慣れた当たり前の世界の魅力には気づいていないのかもしれません。
私も海外に行くまでは自分の生まれ育った日本の魅力に気づいていなかったような気がします。
海外でよくする会話としては・・
「どこから来たの?」
「日本です。」
「わぁ素敵!日本っていいよね!こんなところやあんなところがあって・・・」
と逆に外国の方に日本の良さを教えてもらったこともあります。
そういうところが日本の魅力だと思われているんだなぁと知ったり、海外の文化に触れる中で日本のオリジナリティに気づいたり。
私は福島で生まれ育ったので、福島以外の町に住んだことがありません。
でも遠征や合宿でいろんな土地に出かけて行って、故郷を遠くから眺めることで、改めて福島の良さを感じることが多いです。
海も山も湖もあって、四季折々の自然に恵まれた福島県は本当に素晴らしいところだと思います。
光の当て方で、見方次第で、どんな場所でもモノでも輝きを増すんですね。
当たり前にあるものにも別な切り口でスポットを当ててみると意外な発見が生まれるかもしれません。
これは競技にも当てはまりますね。
長年、当たり前に思っていたことも実は外から見てみればすごいことだったり、逆に違う世界から見れば、まだまだ改善の余地があることだってあると思います。
自分のいる場所を、中から見たり、外から見たり、いろんな角度で観察することって大切だなって思います。
長年続けている陸上競技ですが、いまだに新しい発見があります。
それは長く続けている中でいろんな経験をして視点が増えているからかもしれません。
様々な世界の人と交流する中で、いろんな見聞を深めて、視野を広げて、一番夢中になれる陸上競技を深く追求していけたらこんなに楽しいことはないですね。
もう二十年以上繰り返している競技会シーズンですが、様々な視点や観察眼も磨いて、今年も新たな発見に出会っていけたらと思います!
アメリカで撮影した植え込みです。
でもカリフォルニアの光を当てるとこんなに輝いて元気に見えるんですね。
光の力ってすごいなってアメリカで改めて感じました。