某自動車メーカーのCM、またはドラえもんの主題歌にも登場する、この言葉が結構好きです。
ドラえもんの主題歌では、
あたまテカテカ、さえてピカピカ
それがどうした ぼくドラえもん。
というフレーズの中に登場。
某自動車メーカーのCM(一部抜粋)では、
がんばっていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢はかなう。
そんなのは幻想だ。
たいてい、努力は報われない。
たいてい、正義は勝てやしない。
たいてい、夢はかなわない。
そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。
けれど それがどうした。
スタートはそこからだ。
と、前を向く力を後押しするキッカケの言葉として登場します。
それがどうした、ってすごいセリフだと思いませんか。
すべての事情や状況を、有無を言わさず、一気にひっくり返す力を持っている気がします。
これって勝負の世界にも通じると思います。
レース前、足が痛い、体調が悪い、何か不都合があるとします。
でも、スタートラインに立ったら、「それがどうした」です。
圧倒的に力の差がある勝ち目のない選手と走らなければいけないこともあります。
でも「それがどうした」なんです。
私は元々そんなに強い選手じゃなかったので、全国大会でも決勝進出がギリギリで準決勝勝負とか、決勝で下位入賞とか、そういうところから勝ち上がってきました。
強い選手とぶつかる時にはこの気持ちって大事だったな〜って思います。
誰も成し得たことのないことに挑戦する時にも勇気づけられる言葉だと思います。
一見難しいと思われること、大変なこと、事情を話せば諦めてもおかしくないことってたくさんあります。諦める理由もできない理由も探せばいくらでもあるものです。
でも、それがどうした、って言ってしまえば、すべての言い訳を吹き飛ばして、一気に前を向いて走りだせる気がします。
事情を言いたくなるほど弱っている時に人から言われたら突き放されたような気持ちになってしまうかもしれませんが・・・。諸刃の剣ですね。
でも、自分に向かって心の中でつぶやくことができたら、負けん気がグッと引き出されるような言葉だなって思います。
今シーズン、月末の日本選手権リレーを残すのみですが、様々なことを一気にこの言葉で吹き飛ばして、全力で駆け抜けたいと思います!
【秋晴れのグランド】
週末は本当に気持ちのよい秋晴れでした!
高く澄んだ青空を見ていると清々しいですね☆