今、ちょうど中国ではアジア選手権が行われています。
我がチームからも3名が出場し、奮闘中です!
私も何度かアジア選手権に出場したことがあります。
世界大会とはまた違ったアジア独特のムードがあって、私はその雰囲気が大好きでした。
勢いっていうか、おおらかというか、パワフル、というか・・生命のエネルギーを感じるんです。
その雰囲気に乗って、ガツガツパワフルになれる感じが楽しかったのだと思います。
雰囲気に乗るって、大事なことだなぁと思います。
でも私は・・とか尻込みせずに、臆せずその気になって、目の前の流れに乗ってみるとまた違った自分に出会えるような気がします。
自分の限界は自分で決めるものではないですからね!
いい雰囲気に乗って、いい流れで競技ができた時はだいたい自分が思っていたよりもいいタイムが出たり、自己ベストが出たりしたものです。
・・・私は比較的環境に適応しやすいというか、すぐその場の雰囲気に馴染んでしまう単純(!?)な性格だったのもあると思いますが。笑
逆に流れに乗りきれない時というのは「〜ねばならない」と妙に頭でっかちになっている時だったり、結果のことばかりを考えてしまった時でした。
こういう心境に陥りやすいのは「勝って当たり前」とか「勝たなくてはいけない」とかそういうプレッシャーがかかる大会が多かったですね。
でも、そのプレッシャーと正面から向き合ってみれば、そんなことより大事なことがあることに気づくんですけど、緊張しすぎていたりするとなかなか見えなかったりして・・
その揺れ動く心の様をグッと制して、自分の必勝パターンの心境に持ち込んでいけるかどうかというところも選手の腕の見せどころなんでしょうね。
それも勝負の醍醐味なんだろうなと思います。
今はもう競技から退いているので、こういう心の葛藤やあの時の流れに乗る心地よさを当事者として味わえないのは少しさびしい気がします。
でもきっとコーチの世界でも同じようなことがあるんでしょうね。
今はまだ修行の途中なので、いつか再びこの心境に出会える日を楽しみに精進していこうと思います!
今月は月末の大勝負に向けて、チームも一気にヒートアップしていく時期になります。
もう1年経つんですね。時の流れの速さに驚いてしまいます。
年に一度の大勝負に向け、心も身体も手で水をすくっても漏れないような準備を心がけていこうと思います。
先日、お休みの日に川沿いをランニングしました。
空の青、水の青がとても澄んでいて心地よかったです!